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令和2年度以降入学者 | 教理学2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 教理学2 | ||||
教員名 | 合田秀行 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業 Blackboard コースID: 火曜5限→20223564 |
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授業概要 | 日本仏教の13宗派の教え(教理)・宗祖・歴史について説明する。さらに各宗派の名僧列伝、各宗とも関係する仏像や曼荼羅などの仏教美術についても補足する。 |
授業のねらい・到達目標 | ・日本仏教の13宗派について、それぞれの教え(教理)・宗祖・歴史を理解する。 ・各宗派の知っておきたい名僧列伝の知識を身につける。。 ・各宗派の本尊・信仰対象となる仏像・曼荼羅に関する仏教美術の知識を身につける。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,2,4及びカリキュラムポリシーCP1,2,4に対応しています。 ・真・善・美・聖の探究から得られた知識と教養に基づいて、人間と社会の倫理的な課題を理解し、説明することができる(A-1-3)。 ・思想・芸術・宗教の観点から、世界の現状をその歴史的背景とともに理解することができる(A-2-3)。 ・文献や資料の読解・解釈を通じて、あるいは、現代の思想的状況を注意深く考察することによって、哲学的問題を発見することができる(A-4-3)。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】指定教科書を軸として説明する。4回程度の小テストを実施し、随時その解説を行う。講義内容を踏まえて、学期末にレポート(2000字程度)作成を行う。やむを得ない事情(日本に入国できない留学生など)で対面授業に出席できない場合は、対面授業終了後に配信する録音を聴き、Blackboardを通じて、感想・小テスト・レポートを提出する。 |
履修条件 | 前期に引き続き、同一の教科書を使用してすすめるので、教理学1も履修することが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業方法について説明する) 奈良仏教系の教え・宗祖・歴史(1)法相宗 【事前学習】シラバスを読んで、講義の概要を理解しておくこと。教科書のpp.126~131を読み、疑問点を確認しておくこと。 (1時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、法相宗の教理などについてポイントを自分なりに整理してノートにまとめておくこと。 (3時間) |
2 |
奈良仏教系宗派の教え・宗祖・歴史(2)華厳宗・律宗(A-1-3)
【事前学習】教科書のpp.132~142を読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、華厳宗・律宗の教理などについてポイントを自分なりに整理してノートにまとめておくこと。 (2時間) |
3 |
密教系宗派の教え・宗祖・歴史(1)天台宗(A-1-3)
【事前学習】教科書のpp.143~149を読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、天台宗の教理などについてポイントを自分なりに整理してノートにまとめておくこと。 (2時間) |
4 |
密教系宗派の教え・宗祖・歴史(2)真言宗(A-1-3) 小テストの実施 【事前学習】教科書のpp.150~156を読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、真言宗の教理などについてポイントを自分なりに整理してノートにまとめておくこと。 (2時間) |
5 |
浄土教系宗派の教え・宗祖・歴史(1)融通念仏宗・浄土宗(A-1-3)
【事前学習】教科書のpp.157~168を読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、浄土教系宗派の教理などについてポイントを自分なりに整理してノートにまとめておくこと。 (2時間) |
6 |
浄土教系宗派の教え・宗祖・歴史(2)浄土真宗・時宗(A-1-3) 小テスト実施 【事前学習】教科書のpp.169~180を読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、浄土教系宗派の教理などについてポイントを自分なりに整理してノートにまとめておくこと。 (2時間) |
7 |
禅宗系宗派の教え・宗祖・歴史(1) 臨済宗(A-1-3)
【事前学習】教科書のpp.181~187ページを読み、その概要と疑問点を確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、禅宗系宗派の教理などについてポイントを自分なりに整理してノートにまとめておくこと。 (2時間) |
8 |
禅宗系宗派の教え・宗祖・歴史(2)曹洞宗・黄檗宗(A-1-3)
【事前学習】教科書のpp.188~199を読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、禅宗系宗派の教理などについてポイントを自分なりに整理してノートにまとめておくこと。 (2時間) |
9 |
日蓮系宗派の教え・宗祖・歴史 日蓮宗(A-1-3) 小テスト実施 【事前学習】教科書のpp.200~205を読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、日蓮宗の教理などについてポイントを自分なりに整理してノートにまとめておくこと。 (2時間) |
10 |
仏教美術の鑑賞法(1)総説・如来(A-1-3)
【事前学習】配付資料の該当箇所に目を通して、疑問点を確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、如来像についてポイントを自分なりに整理してノートにまとめておくこと。 (2時間) |
11 |
仏教美術の鑑賞法(2)菩薩(A-1-3)
【事前学習】配付資料の該当箇所に目を通して、疑問点を確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、菩薩像の教理などについてポイントを自分なりに整理してノートにまとめておくこと。 (2時間) |
12 |
仏教美術の鑑賞法(3)明王(A-1-3)
【事前学習】配付資料の該当箇所に目を通して、疑問点を確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、明王像についてポイントを自分なりに整理してノートにまとめておくこと。 (2時間) |
13 |
仏教美術の鑑賞法(4)天部ほか(A-1-3))
【事前学習】配付資料の該当箇所に目を通して、疑問点を確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、天部像などについてポイントを自分なりに整理してノートにまとめておくこと。 (2時間) |
14 |
仏教美術の鑑賞法(5)胎蔵曼荼羅(A-1-3))
【事前学習】配付資料の該当箇所に目を通して、疑問点を確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、胎蔵曼陀羅についてポイントを自分なりに整理してノートにまとめておくこと。 (2時間) |
15 |
仏教美術の鑑賞法(6)金剛界曼荼羅(A-1-3) 小テストの実施 【事前学習】配付資料の該当箇所に目を通して、疑問点を確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、金剛界曼荼羅についてポイントを自分なりに整理してノートにまとめておくこと。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 正木晃 『詳説 日本仏教13宗派のわかる本』 講談社 2020年 仏教美術に関して、別途資料を配布する。 |
参考書 | 薬師寺君子 『写真・図解 日本の仏像』 西東社 2021年 小峰彌彦 『図解 曼荼羅入門 (角川ソフィア文庫)』 KADOKAWA 2016年 仏像・曼荼羅に関しては、以上の参考文献をお勧めします。その他、講義中に適時紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:学期末提出(60%)、授業参画度:4回程度の小テスト(40%) レポートは学期末に講義内容を十分に踏まえたテーマで作成してもらいます(2000字程度)。レポートの作成を通して、「問題発見・解決力(A-4-3)」を評価します。授業参画度としては授業内容を踏まえた4回程度の小テストを実施して、「世界の現状を理解し,説明する力(A-2-3)」を確認します。いずれも締め切り日までにBlackboardで提出してもらいます。対面授業のみを想定していますが、どうしても対面授業に出席できない学生には、講義の録音を聞いてもらい、毎回、感想を提出してもらいます。小テスト・レポートは、対面出席者と同様、Blackboardで提出してもらいます。 |
オフィスアワー | 講義終了時あるいは火曜日の5時限終了後に2号館12階の研究室で行います。 |