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日本史講究

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令和2年度以降入学者 日本史講究
令和元年度以前入学者 日本史概説2
教員名 関幸彦
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 原則対面授業とする。事情によりzoom授業も。
BlackboardコースID:20223570
授業概要 前期は海を中心にして時間軸に従って日本史と世界史相互の関わりを展望した。後期は、人物軸を中心に古代・中世の代表的な歴史上の英雄たちを俎上に据え、平将門・菅原道真・坂上田村麻呂・源頼光・源為朝・源義経などの人物の奥行を探り、彼らが近世から近代にかけて人々の歴史意識に与えた影響について考える。さらに地域軸についても鎌倉を中心にしながらテーマを展開する。
授業のねらい・到達目標 中世の英雄たちから眺めた人物論を前提に歴史上の英雄たちの伝説・伝承の広がりを通じて日本人の歴史観の形成のされ方について考える。
・学習から得られた豊かな知識と教養、及び、自己の倫理観に基づいて、人文学・歴史学の役割を説明することができる。(A-1-2)
・現代社会における人文学・歴史学の役割を理解し、そのことを踏まえて、国際社会が直面している問題を説明することができる。(A-2-2)
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマシーDP1、2及びカリキュラムポラシーCP1,2に対応しています。
授業の方法 対面を原則とする。
対面授業に参加出来ない要件を満たした場合、Zoomで参加し、指定日時までにBlackboardに配信する課題を提出する。


*受講者は、初回の講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡は対面授業での教室及びBlackboardの「連絡事項」欄に掲示するので随時確認すること。
授業計画
1 テキスト『英雄伝説の日本史』を基本に教科書に従い論を進める。中世の英雄たちの歴史上の役割について、その概要(A-1-2)
【事前学習】第1章を熟読する (2時間)
【事後学習】授業ノートの整理 (2時間)
2 菅原道真関係の史実と伝承(A-1-2)
【事前学習】第2章を熟読するー敗者の復活 (2時間)
【事後学習】授業ノートの整理 (2時間)
3 平将門の史実と伝承(A-1-2)
【事前学習】第2章を熟読するー敗者の復活 (2時間)
【事後学習】授業ノートの整理 (2時間)
4 坂上田村麻呂の史実と伝承(A-1-2)
【事前学習】第3章を熟読するー武威の来歴 (2時間)
【事後学習】授業ノートの整理 (2時間)
5 源頼光の史実と伝承(A-1-2)
【事前学習】第3章を熟読するー武威の来歴 (2時間)
【事後学習】授業ノートの整理 (2時間)
6 源為朝の史実と伝承(A-1-2)
【事前学習】第4章を熟読するー異域の射程 (2時間)
【事後学習】授業ノートの整理 (2時間)
7 源義経の史実と伝承(A-1-2)
【事前学習】第4章を熟読するー異域の射程 (2時間)
【事後学習】授業ノートの整理 (2時間)
8 伝説の記憶ー歴史観の祖型(A-1-2)
【事前学習】第5章を熟読する (2時間)
【事後学習】授業ノートの整理 (2時間)
9 『英通伝説』の総括と整理、人物論から地域論に向けて。『鎌倉とはなにか』に向けて。(A-1-2)
【事前学習】『鎌倉とはなにか』について全体的に通読すること (2時間)
【事後学習】授業ノートの整理 (2時間)
10 近代日本と鎌倉について考える①(A-1-2)
【事前学習】テキスト第1章を熟読 (2時間)
【事後学習】授業ノートの整理 (2時間)
11 近代日本と鎌倉について考える②(A-1-2)
【事前学習】テキスト第1章を熟読 (2時間)
【事後学習】授業ノートの整理 (2時間)
12 近世日本と鎌倉について考える①(A-1-2)
【事前学習】テキスト第2章を熟読 (2時間)
【事後学習】授業ノートの整理 (2時間)
13 近世日本と鎌倉について考える②(A-1-2)
【事前学習】テキスト第2章を熟読 (2時間)
【事後学習】授業ノートの整理 (2時間)
14 中世日本と鎌倉について考える(A-1-2)
【事前学習】テキスト第3章を熟読 (2時間)
【事後学習】授業ノートの整理 (2時間)
15 試験と総括(A-1-2)
【事前学習】予習 (2時間)
【事後学習】授業ノートの整理 (2時間)
その他
教科書 『『英雄伝説の日本史』 (関幸彦)』 講談社学術文庫 2019年 第3版
『『鎌倉とはなにか』 (関幸彦)』 山川出版社 第2003版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、レポート(15%)、授業参画度(15%)
Zoomで授業内試験を受けた場合も、対面での授業内試験を受けた場合の評価と差が出ることはない。
オフィスアワー 授業後に対応する。対面で参加できない学生は、メールにて対応。
備考 要件のある場合は、以下の携帯メールアドレスまで送信のこと。yukihiko-08.may@docomo.ne.jp

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