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日本史講究

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令和2年度以降入学者 日本史講究
令和元年度以前入学者 日本史概説2
教員名 小川雄
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業
BlackboardコースID:20223571
授業概要 「境界」という観点から、日本の対外関係史を確認する。
授業のねらい・到達目標 日本の政治史を「境界」から捉えつつ、「東アジア」「東ユーラシア」「アジア太平洋」などの地域概念における日本の位置付けを説明できるようにする。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,2及びカリキュラムポリシーCP1,2に対応しています。

・学修から得られた豊かな知識と教養、及び、自己の倫理観に基づいて、人文学・歴史学の役割を説明することができる(A-1-2)。
・現代社会における人文学・歴史学の役割を理解し、そのことを踏まえて、国際社会が直面している問題を説明することができる(A-2-2)。
授業の方法 授業の形式:【講義】
プリントと板書による説明を通じて、各回のテーマについて、自分なりの理解を構築する。各回の最後に、簡易グループワーキングをおこない、理解のアウトプットをおこなう。

対面授業に参加できない場合、BlackBoardで掲示するプリントを精読したうえで、次回授業の開始時間までに課題を提出すれば、出席扱いとする。但し、やむをえない理由(日本への入国不能など)が無い限り、許容範囲は全出席回数の4割までとする。
授業計画
1 ガイダンス(日本史における境界のあり方や、授業の目標・方法について説明する)【対面】
  プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】シラバスを事前に確認する。 (2時間)
【事後学習】第2回以降の授業に備え、自分が持つ対外関係史の基礎知識を確認しておく。 (2時間)
2 東アジアか、東ユーラシアか【対面】
  プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】日本周辺の地域概念に関するイメージをメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、日本をめぐる地域概念を要約する。 (2時間)
3 日本と韓半島(前近代)【対面】
  プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】前近代の韓半島に関するイメージをメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、前近代の日韓関係を要約する。 (2時間)
4 日本と韓半島(近現代)【対面】
  プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】近現代の韓半島に関するイメージをメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、近現代の日韓関係を要約する。 (2時間)
5 日本と「中華」(前近代)【対面】
  プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】前近代の中国に関するイメージをメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、前近代の日中関係を要約する。 (2時間)
6 日本と「中華」(近現代)【対面】
  プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】近現代の中国に関するイメージをメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、近現代の日中関係を要約する。 (2時間)
7 日本にとってのモンゴル・満洲(前近代)【対面】
  プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】前近代のモンゴル・満洲に関するイメージをメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、前近代のモンゴル・満洲との関係を要約する。 (2時間)
8 日本にとってのモンゴル・満洲(近現代)【対面】
  プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】近現代のモンゴル・満洲に関するイメージをメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、近現代のモンゴル・満洲との関係を要約する。 (2時間)
9 境界地域としての九州【対面】
  プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】九州の歴史に関するイメージをメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、九州の境界性を要約する。 (2時間)
10 境界地域としての東北・北海道【対面】
  プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】東北・北海道に関するイメージをメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、東北・北海道の境界性を要約する。 (2時間)
11 沖縄と台湾【対面】
  プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】沖縄・台湾に関するイメージをメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、沖縄・台湾の境界性を要約する。 (2時間)
12 日本とヨーロッパ1(交易の時代)【対面】
  プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】ヨーロッパの拡大に関するイメージをメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、鎖国前後の日欧関係を要約する。 (2時間)
13 日本とヨーロッパ2(ロシア・アメリカによる転換)【対面】
  プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】ロシア・アメリカの極東進出に関するイメージをメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、開国前後の日欧関係を要約する。 (2時間)
14 日本史における境界に関する議論の実習(グループワークによる検証と報告)【対面】
  各グループの報告内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】第13回までの教材で示した参考文献を読み込む。 (2時間)
【事後学習】選択した書籍を通じて、今後の学習のあり方を検討する。 (2時間)
15 試験と解説【対面】
  プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】第2回以降の内容を復習する。 (2時間)
【事後学習】解説を踏まえて、自己の解答を再検討する。 (2時間)
その他
教科書 各回に授業用プリントを配布する。
参考書 授業用プリントに主要参考文献を掲示する。
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、レポート(10%)、授業参画度(20%)
試験は、第15回に提出する。
レポートは、プリントで示した主要参考文献の書評によって評価する。
授業参画度は、講義終盤のディスカッションと、その小レポートで評価する。

Zoomミーティングによって受講する学生には、第15回授業の試験をBlackboardで提出することを認める。対面の授業内試験と比較して、評価に差が出ることはない。
オフィスアワー 授業終了後。Blackboardを通じての質問・相談にも対応する。

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