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令和2年度以降入学者 | 西洋史概説 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 西洋史概説1 | ||||
教員名 | 林亮 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業 BlackboardコースID:20220632 |
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授業概要 | 人々がどのように政治に参加したのか、そしてその「くに」や地域の歴史に関与したのかをテーマとし、西洋の歴史を概観し、また古代から近現代にかけての各時代における政治参加の具体的な形を検討する。 |
授業のねらい・到達目標 | ・古代・中世・近世・近代・現代と区分されるヨーロッパの各時代において、どのような出来事がどのような順番、因果関係をもって起きたのかを具体的に述べることができる。 ・それぞれの出来事が、どのような意味を持つのかを説明できる。 ・それぞれの時代において「政治参加」がどのような形で行われていたのかを、具体的な事例に沿って説明できる。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,2及びカリキュラムポリシーCP1,2に対応しています。 ・学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、人文学・歴史学の役割を説明することができる。(A-1-1) ・現代社会における人文学・歴史学の役割を説明することができる。(A-2-1) |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 毎回、授業時に配布するプリントをもとに内容の理解を確認しながら、当該回のテーマに沿ってより深く考察する。原則として板書は行わないので、教員の話す内容を主体的にノートに取る姿勢が必須となる。 授業を受ける前提として、事前学修用プリントをよく読んで授業に臨むことが求められる(事前学修)。また、毎回の授業内容を自分なりに整理しまとめる作業が必要になる(事後学修)。 授業内容および事前・事後学修の取り組みの確認としてBlackBoard上の課題を行う。 課題に対するフィードバックとしては、課題提出後に修正、補足、解説の講評を提示する。また、掲示板で随時質疑応答を行う。 なお、受講者の人数とその理解度に応じて、授業計画を若干変更することがある。 対面授業に参加できない場合、学部の認める者については事前に教員が承認した上で(証明書類が必要)、授業内容の録画によるオンデマンド形式での参加を認める。この場合、対面授業後に授業動画を視聴し、課題を提出する。 *履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。 |
授業計画 | |
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1 |
導入:授業テーマや到達目標について、また授業の進め方や事前学修・事後学修の方法について、評価の方針について説明する【対面】(A-1-1)(A-2-1)
【事前学習】シラバスを一通り読んで授業全体の流れを理解しておくこと (2時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え、西洋史の主な時代区分やヨーロッパの大まかな地理、地名などに慣れるようにする (2時間) |
2 |
西洋古代史概要【対面】(A-1-1)(A-2-1)
【事前学習】事前学修用プリントNo.01を熟読し、西洋古代史の概要を整理しておく (2時間) 【事後学習】西洋古代史の要点を整理し、説明できるようにする (2時間) |
3 |
テーマ1:ローマの内乱と帝政成立【対面】(A-1-1)(A-2-1)
【事前学習】事前学修用プリントNo.01を熟読し、ローマ共和政から帝政への移行の概要を整理しておく (2時間) 【事後学習】帝政成立に関する要点を整理し、説明できるようにする (2時間) |
4 |
テーマ2:「古代末期」の地中海世界【対面】(A-1-1)(A-2-1)
【事前学習】事前学修用プリントNo.01を熟読し、古代末期の概要を整理しておく (2時間) 【事後学習】古代末期に関する要点を整理し、説明できるようにする (2時間) |
5 |
西洋中世史概要【対面】(A-1-1)(A-2-1)
【事前学習】事前学修用プリントNo.02を熟読し、西洋中世史の概要を整理しておく (2時間) 【事後学習】西洋中世史の要点を整理し、説明できるようにする (2時間) |
6 |
テーマ3:封建社会の貴族と騎士【対面】(A-1-1)(A-2-1)
【事前学習】事前学修用プリントNo.02を熟読し、中世西欧社会の概要を整理しておく (2時間) 【事後学習】封建社会の貴族と騎士に関する要点を整理し、説明できるようにする (2時間) |
7 |
西洋近世史概要【対面】(A-1-1)(A-2-1)
【事前学習】事前学修用プリントNo.03を熟読し、西洋近世史の概要を整理しておく (2時間) 【事後学習】西洋近世史の要点を整理し、説明できるようにする (2時間) |
8 |
テーマ4:ユグノー戦争と近世フランス貴族【対面】(A-1-1)(A-2-1)
【事前学習】事前学修用プリントNo.03を熟読し、ユグノー戦争の概要を整理しておく (2時間) 【事後学習】近世フランスの貴族に関する要点を整理し、説明できるようにする (2時間) |
9 |
西洋近代史概要【対面】(A-1-1)(A-2-1)
【事前学習】事前学修用プリントNo.04を熟読し、西洋近代史の概要を整理しておく (2時間) 【事後学習】西洋近代史の要点を整理し、説明できるようにする (2時間) |
10 |
テーマ5:憲法制定とフランス革命【対面】(A-1-1)(A-2-1)
【事前学習】事前学修用プリントNo.04を熟読し、フランス革命の概要を整理しておく (2時間) 【事後学習】フランス革命における憲法制定に関する要点を整理し、説明できるようにする (2時間) |
11 |
テーマ6:女性参政権と近代フランス【対面】(A-1-1)(A-2-1)
【事前学習】事前学修用プリントNo.04を熟読し、近代フランス史の概要を整理しておく (2時間) 【事後学習】近代フランス社会における女性の参政権に関する要点を整理し、説明できるようにする (2時間) |
12 |
西洋現代史概要【対面】(A-1-1)(A-2-1)
【事前学習】事前学修用プリントNo.05を熟読し、西洋現代史の概要を整理しておく (2時間) 【事後学習】西洋現代史の要点を整理し、説明できるようにする (2時間) |
13 |
テーマ7:ナチ党とヒトラー政権の樹立【対面】(A-1-1)(A-2-1)
【事前学習】事前学修用プリントNo.05を熟読し、20世紀前半のヨーロッパ史の概要を整理しておく (2時間) 【事後学習】ナチ党とヒトラー政権の樹立に関する要点を整理し、説明できるようにする (2時間) |
14 |
テーマ8:冷戦構造下での独裁政権【対面】(A-1-1)(A-2-1)
【事前学習】事前学修用プリントNo.05を熟読し、20世紀後半のヨーロッパ史の概要を整理しておく (2時間) 【事後学習】フランコ独裁とその解体に関する要点を整理し、説明できるようにする (2時間) |
15 |
学修内容の整理【対面】(A-1-1)(A-2-1)
【事前学習】第02回から第14回授業内容を確認し、要点を整理しておく (2時間) 【事後学習】ヨーロッパを中心とした西洋の歴史の概要を、政治参加を軸に説明できるようにする (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 授業では市販の教科書は用いない。講義で使用する資料(プリント等)は授業時に配布する。 |
参考書 | 適宜、授業で紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(55%)、授業参画度(45%) 授業内試験は、第15回授業時に行う(55%)。 授業参画度は、各回の授業の内容に対応してBlackboard内で小テスト・課題を行い、それぞれ評価を行う(全体で45%)。 対面授業に参加できない場合の要件を満たして遠隔にて授業に参加した場合、各回授業時の課題(全体で45%)および第15回授業時に課すレポート(55%)の提出によって評価する。 |
オフィスアワー | eメール、あるいはBlackboard内の掲示板などで対応予定。 |
備考 | 後学期に西洋史講究(高草木邦人)を受講することが望ましい。 |