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令和2年度以降入学者 | 日本史特講5 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 日本史特講5 | ||||
教員名 | 武井紀子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業/オンデマンド配信授業 Blackboard ID: 20220638 |
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授業概要 | 古代における土地制度について、研究史の整理を通じてこれまでの論点を明らかにする。そのうえで、奈良時代を中心に、古代の土地制度の変遷と特徴について、中国との比較をふまえつつ考察する。 |
授業のねらい・到達目標 | 古代における土地制度について理解する。 古代の土地制度について、これまでの研究でどのようなことが問題とされてきたのか、それに対してどのような研究が積み重ねられてきたのかについて説明することができる。 古代史研究の研究史整理や問題設定の方法、論点の見つけ方などを身につけることができる。 世界諸国の歴史、経済、文化、政治などの背景を理解し、国際社会が直面している問題を人文学の視点から説明することができる。(A-2-3) 物事を既存の知識にとらわれることなく、人文学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-3-3) この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCP2、3に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 対面授業により行う。授業時間後にBlackboardを通じて授業内容に対するコメントや質問を課題として提出してもらう(リアクションペーパー)。リアクションペーパーは、適宜フィードバックを行う。リアクションペーパー提出締切は金曜日夜の予定。 *第1回・第2回は対面授業にて行う。第3回以降はオンデマンド型配信授業にて行う。 *履修者は初回講義開始までにblackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はblackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。 *対面授業に参加できない場合、以下の条件を満たす学生はZoomでの参加、あるいは事後課題を認める。 ・参加を認める要件 ①学部が認める者(日本に入国できない留学生、通学が困難な学生:いずれも事前申請すること) ②体調不良者(担当教員に講義日〔月曜日〕のうちに個別に連絡をすること) ・対面授業参加への代替(①②のいずれか) ①Zoomで参加し、Blackboardを通じて課題リアクションペーパーを期日までに提出する。 ②対面終了後、Blackboardに記載している期日までに講義音声動画を視聴し、期日までに課題を提出する。 期日は別途指示する(原則その週の金曜日まで) |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス、授業の受講の仕方、問題の所在(A-2-3、A-3-3)【対面授業】
【事前学習】古代の土地制度について知っていることをまとめてみる。 (1時間) 【事後学習】講義をノートにまとめ、疑問点を書き出し調べてみる。 (2時間) |
2 |
古代日本の土地制度をめぐる研究動向① 公地公民とは何かⅠ(A-2-3、A-3-3)【対面授業】
【事前学習】前回の講義の内容を踏まえて、参考文献を探して読んでみる。 (2時間) 【事後学習】講義をノートにまとめ、疑問点を書き出し調べてみる。 (2時間) |
3 |
古代日本の土地制度をめぐる研究動向② 公地公民とは何かⅡ(A-2-3、A-3-3)【オンデマンド型授業】
【事前学習】前回の講義の内容を踏まえて、参考文献を探して読んでみる。 (2時間) 【事後学習】講義をノートにまとめ、疑問点を書き出し調べてみる。 (2時間) |
4 |
律令に定める田制① 田令の構造(A-2-3、A-3-3)【オンデマンド型授業】
【事前学習】前回の講義の内容を踏まえて、参考文献を探して読んでみる。 (2時間) 【事後学習】講義をノートにまとめ、疑問点を書き出し調べてみる。 (2時間) |
5 |
律令に定める田制② 校班田の仕組み(A-2-3、A-3-3)【オンデマンド型授業】
【事前学習】前回の講義の内容を踏まえて、参考文献を探して読んでみる。 (2時間) 【事後学習】講義をノートにまとめ、疑問点を書き出し調べてみる。 (2時間) |
6 |
東アジア(中国・古代朝鮮)の土地制度との比較(A-2-3、A-3-3)【オンデマンド型授業】
【事前学習】ここまでの講義の内容を整理しておく。 (1時間) 【事後学習】講義で紹介した研究論文や参考文献を読んでみる。 (2時間) |
7 |
これまでのまとめと、中間レポートの作成(Blackboardを通じた遠隔授業)(A-2-3、A-3-3)【オンデマンド型授業】
【事前学習】講義で紹介した研究論文や参考文献を読んでみる。 (3時間) 【事後学習】中間レポートを作成する。 (3時間) |
8 |
古代の大土地所有① ヤケとは何かⅠ(A-2-3、A-3-3)【オンデマンド型授業】
【事前学習】古代におけるヤケとは何か調べてみる。 (1時間) 【事後学習】講義をノートにまとめ、疑問点を書き出し調べてみる。 (2時間) |
9 |
古代の大土地所有② ヤケとは何かⅡ(A-2-3、A-3-3)【オンデマンド型授業】
【事前学習】講義で紹介した研究論文を読んでみる。 (2時間) 【事後学習】講義をノートにまとめ、疑問点を書き出し調べてみる。 (2時間) |
10 |
古代の大土地所有③ 初期荘園の成立(A-2-3、A-3-3)【オンデマンド型授業】
【事前学習】奈良時代の荘園にはどのようなものがあるか調べてみる。 (2時間) 【事後学習】講義をノートにまとめ、疑問点を書き出し調べてみる。 (2時間) |
11 |
荘園経営の諸相①(A-2-3、A-3-3)【オンデマンド型授業】
【事前学習】講義で紹介した参考文献を探して読んでみる。 (2時間) 【事後学習】講義をノートにまとめ、疑問点を書き出し調べてみる。 (2時間) |
12 |
荘園経営の諸相②(A-2-3、A-3-3)【オンデマンド型授業】
【事前学習】講義で紹介した参考文献を探して読んでみる。 (2時間) 【事後学習】講義をノートにまとめ、疑問点を書き出し調べてみる。 (2時間) |
13 |
律令制的土地所有の特質と展開①(A-2-3、A-3-3)【オンデマンド型授業】
【事前学習】奈良時代の土地制度についてこれまでの講義の内容を自分でまとめてみる。 (2時間) 【事後学習】講義をノートにまとめ、疑問点を書き出し調べてみる。 (2時間) |
14 |
律令制的土地所有の特質と展開②(A-2-3、A-3-3)【オンデマンド型授業】
【事前学習】講義で紹介した参考文献を探して読んでみる。 (2時間) 【事後学習】講義をノートにまとめ、疑問点を書き出し調べてみる。 (2時間) |
15 |
講義のまとめと期末レポートの提出(Blackboardを通じた遠隔授業)(A-2-3、A-3-3)【オンデマンド型授業】
【事前学習】講義の内容をまとめる。 (2時間) 【事後学習】これまでの講義の内容を振り返り、学期末レポートを作成する。 (3時間) |
その他 | |
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教科書 | 特に使用しない。 |
参考書 | 渡辺尚志・五味文彦編 『 土地所有史 (新 体系日本史)』 山川出版社 2002年 奈良時代までの通史を適宜読んでおくこと。研究論文については、授業中に適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:中間レポート20%、学期末レポート65%(85%)、授業参画度:授業参画度(15%) 授業参画度は毎回のリアクションペーパーにより評価する。 対面授業に参加できない場合、授業参画度は「授業の方法」欄の「対面授業参加への代替(①②のいずれか)」と中間・期末レポートの提出によって評価する。対面授業での評価と差がでることはない。 |
オフィスアワー | blackboardの掲示板、あるいはメールにて受け付ける。 |