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令和2年度以降入学者 | 日本史基礎実習1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 日本史基礎実習1 | ||||
教員名 | 関幸彦 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 原則対面授業。事情に応じzoomも可能. BlackboardコースID:20220653 |
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授業概要 | 中世史料の基礎の養成。漢文力を養い、中世史研究の基礎力をつちかう。鎌倉幕府の基本史料である『吾妻鏡』を材料とする。 |
授業のねらい・到達目標 | 人物・地域・歴史的事項の調査能力を養い、問題提起的な議論の場とする。 ・学修から得られた豊かな知識と教養、及び、自己の倫理観に基づいて、人文学・歴史学の役割を説明することができる。(A-1-2) ・現代社会における人文学・歴史学の役割を理解し、そのことを踏まえて、国際社会が直面している問題を説明することができる。(A-2-2) ・日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる。(A-4-2) ・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる。(A-5-2) ・新しい人びととコミュニケーションを取り、専門的知識について正しく説明することができる。(A-6-2) ・自分の学修経験の振り返りを継続的に行い、分析することができる。(A-8-2) この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP4~8及びカリキュラムポリシーCP4~8に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【実習】 吾妻鏡のポイントとなる記事を解説。基本史料を輪読し、発表能力を身につける。質問力・構想力などゼミ形式に必要な力を養う。 対面授業に参加出来ない要件を満たした場合、Zoomで参加し、指定日時までにBlackboardに配信する課題を提出する。 本授業の事前・事後学習は、合わせて1時間の学習を目安とします。 *履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。 |
授業計画 | |
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1 |
中世と武家の時代―中世とは、武士とは何か―(A-1-2)
【事前学習】鎌倉時代史の概説書を読んでおくこと (2時間半) 【事後学習】授業内容のノート整理 (2時間半) |
2 |
鎌倉幕府と『吾妻鏡』-『吾妻鏡』の編纂方法・構成-(A-1-2)
【事前学習】『吾妻鏡必携』のⅠ『吾妻鏡』訓読法の熟読 (2時間半) 【事後学習】授業内容のノート整理 (2時間半) |
3 |
『吾妻鏡』の訓読方法①以仁王の挙兵―治承の内乱前夜―(A-1-2)
【事前学習】『吾妻鏡必携』のⅠ『吾妻鏡』訓読法の熟読 (2時間半) 【事後学習】授業内容のノート整理 (2時間半) |
4 |
『吾妻鏡』の訓読方法②平家の滅亡―壇ノ浦合戦と諸相―(A-1-2)
【事前学習】『吾妻鏡必携』と『平家物語』を併読 (2時間半) 【事後学習】授業内容のノート整理 (2時間半) |
5 |
『吾妻鏡』の訓読方法③守護地頭の設置―守護と地頭の成立―(A-1-2)
【事前学習】『吾妻鏡必携』と『平家物語』を併読 (2時間半) 【事後学習】授業内容のノート整理 (2時間半) |
6 |
『吾妻鏡』の訓読方法④奥州合戦―奥州藤原氏と平泉―(A-1-2)
【事前学習】『吾妻鏡必携』と『平家物語』を併読 (2時間半) 【事後学習】授業内容のノート整理 (2時間半) |
7 |
『吾妻鏡』の訓読方法⑤畠山重忠の乱―有力御家人の反乱―(A-1-2)
【事前学習】『吾妻鏡』と『愚管抄』を併読 (2時間半) 【事後学習】授業内容のノート整理 (2時間半) |
8 |
『吾妻鏡』の訓読方法⑥実朝暗殺―源家三代の滅亡―(A-1-2)
【事前学習】『吾妻鏡』と『愚管抄』を併読 (2時間半) 【事後学習】授業内容のノート整理 (2時間半) |
9 |
『吾妻鏡』の訓読方法⑦承久の乱―承久の乱の原因―(A-1-2)
【事前学習】『吾妻鏡』と『愚管抄』を併読 (2時間半) 【事後学習】授業内容のノート整理 (2時間半) |
10 |
『吾妻鏡』の訓読方法⑧貞永式目1貞永式目の総合的解説(A-1-2)
【事前学習】『吾妻鏡』と『日本思想大系』を併読 (2時間半) 【事後学習】授業内容のノート整理 (2時間半) |
11 |
『吾妻鏡』の訓読方法⑨貞永式目2検断沙汰の条文(A-1-2)
【事前学習】『吾妻鏡』と『日本思想大系』を併読 (2時間半) 【事後学習】授業内容のノート整理 (2時間半) |
12 |
『吾妻鏡』の訓読方法⑩貞永式目3雑務沙汰の条文(A-1-2)
【事前学習】『吾妻鏡』と『日本思想大系』を併読 (2時間半) 【事後学習】授業内容のノート整理 (2時間半) |
13 |
『吾妻鏡』の訓読方法⑪貞永式目4所務沙汰の条文(A-1-2)
【事前学習】『吾妻鏡』と『日本思想大系』を併読 (2時間半) 【事後学習】授業内容のノート整理 (2時間半) |
14 |
『吾妻鏡』の訓読方法⑫貞永式目5中世の裁判(A-1-2)
【事前学習】『吾妻鏡』と『日本思想大系』を併読 (2時間半) 【事後学習】授業内容のノート整理 (2時間半) |
15 |
小テストと解説(A-1-2)
【事前学習】第1回から第14回の内容を復習しておく。 (2時間半) 【事後学習】学習内容を整理する。 (2時間半) |
その他 | |
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教科書 | 関 幸彦・野口 実 編 『『吾妻鏡必携』』 吉川弘文館 2008年 第3版 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(40%)、授業参画度:輪読と議論で評価する。リアクションペーパーの提出を含む(30%) 授業5回毎に授業内テストあり 授業参画度は、史・資料作成能力とコメント力を重視。Zoomで授業内試験を受けた場合も、対面での授業内試験を受けた場合の評価と差が出ることはない。 |
オフィスアワー | 授業後に対応。対面で参加できない学生は、メールにて対応。 |
備考 | 要件のある場合は、以下の携帯メールアドレスまで送信のこと。 yukihiko-08.may@docomo.ne.jp |