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令和2年度以降入学者 | 日本史研究実習2 | ||||
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教員名 | 千葉篤志 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 遠隔授業(Blackboardを通じたオンデマンド型) BlackboardコースID:20223605 |
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授業概要 | 文献目録の作成・自身の研究に関する先行研究の分析・史料の語句調査と現代語訳または考察・論文の要約など、歴史学の研究および卒業論文作成における実践的な技術について、「受講生の研究テーマ」と「戦国時代~江戸時代初期頃の権力と社会」を事例として講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> 受講生が自身で設定した研究テーマについて、自身で情報(特に卒業論文に関する学術的な文献に関して)を収集する方法・手順を身につけることができる。 <到達目標> 論文要約や史料読解などの授業内容を自身の研究へ応用する能力を身につけることができる。 <日本大学教育憲章との関係> ・新しい問題に取り組むために、必要な情報を収集し、それを分析して用いることができる(A-5-3)。 ・学修状況を自己分析し、その成果を評価することができる(A-8-3)。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士〔文学〕)のDP5,8及びCP5,8対応している。 なお、この科目は旧カリキュラム(令和元年度以前入学者が対象)においては、この科目は文理学部(学士〔文学〕)のディプロマポリシーDP5,8及びカリキュラムポリシーCP5,8対応している。 |
授業の方法 | 授業の形式:【実習】 講師が授業のレジュメと音声をアップロードし、受講者はそれを学修したのち、課題として期限内にレポートをBlackboard上に提出する。 なお、提出された課題に対するフィードバックは、授業の一環として一部をレジュメに記載する。 |
履修条件 | 本授業は2年生から受講可能だが、受講者数が極端に多い場合は「4年生→3年生→2年生」という優先順位を設けて受講を制限する場合もある。 |
授業計画 | |
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1 |
授業概要・授業のねらい・成績評価の説明、研究テーマの設定と研究史整理の意味について(A-5-3,A-8-3)【オンデマンド授業】
【事前学習】シラバスの概要を読み、自分の研究テーマについて考える。 (2時間) 【事後学習】自分の研究テーマに関する文献を探し、文献目録を作成する。 (2時間) |
2 |
研究に関する文献・史料の収集の仕方について①(図書・逐次刊行物など)(A-5-3)【オンデマンド授業】
【事前学習】自分の研究テーマに関する文献を追加的に探す。 (2時間) 【事後学習】自分の研究テーマに関する文献目録を更新する。 (2時間) |
3 |
研究に関する文献・史料の収集の仕方について②(検索について)(A-5-3)【オンデマンド授業】
【事前学習】自分の研究テーマに関する文献を追加的に探す。 (2時間) 【事後学習】自分の研究テーマに関する文献目録を更新する。 (2時間) |
4 |
研究に関する文献・史料の収集の仕方について③(史料集など)(A-5-3)【オンデマンド授業】
【事前学習】自分の研究テーマに関する文献を追加的に探す。 (2時間) 【事後学習】自分の研究テーマに関する文献目録を更新する 。 (2時間) |
5 |
研究に関する文献・史料の収集の仕方についての補足、辞典・事典について、和漢混交体の史料の基礎的な読み方(A-5-3,A-8-3)【オンデマンド授業】
【事前学習】自分の研究テーマに関する文献を追加的に探す。 (2時間) 【事後学習】第2回から第5回までの授業内容を参考に自分の研究テーマに関する研究動向をまとめる。 (2時間) |
6 |
論文の講読と分析①(A-5-3)【オンデマンド授業】
【事前学習】事前に配布した論文を読む。 (2時間) 【事後学習】事前に配布した論文の要約を作成し、提出する。 (2時間) |
7 |
論文の講読と分析➁(A-5-3,A-8-3)【オンデマンド授業】
【事前学習】事前に配布した論文を読む。自分の研究テーマに関する論文を探して、読む。 (2時間) 【事後学習】自分の研究テーマに関する論文の要約作成し、提出する。 (2時間) |
8 |
史料A講読(A-5-3)【オンデマンド授業】
【事前学習】第5回授業の内容を参考にして、事前に配布した史料Aの読解および史料Aに記載された語句を辞書などで調べ、レポートを提出する。 (2時間) 【事後学習】史料Aで読めなかった所を中心に読み返す。 (2時間) |
9 |
史料B講読(A-5-3)【オンデマンド授業】
【事前学習】事前に配布した史料Bの読解および史料Bに記載された語句を辞書などで調べ、レポートを提出する。 (2時間) 【事後学習】史料Bで読めなかった所を中心に読み返す。 (2時間) |
10 |
史料C講読(A-5-3)【オンデマンド授業】
【事前学習】事前に配布した史料Cの読解および史料Cに記載された語句を辞書などで調べ、レポートを提出する。 (2時間) 【事後学習】史料Cで読めなかった所を中心に読み返す。 (2時間) |
11 |
史料D講読(A-5-3)【オンデマンド授業】
【事前学習】事前に配布した史料Dの読解および史料Dに記載された語句を辞書などで調べ、レポートを提出する。 (2時間) 【事後学習】史料Dで読めなかった所を中心に読み返す。 (2時間) |
12 |
史料A~Dの講読のまとめ(A-8-3)【オンデマンド授業】
【事前学習】自分の研究テーマに関する史料を探して、入手する。 (2時間) 【事後学習】自分の研究テーマに関する史料の現代語訳・語句調査・内容についての考察を行う。 (2時間) |
13 |
研究テーマと文献の関係について(A-5-3,A-8-3)【オンデマンド授業】
【事前学習】自分の研究テーマに関する論文を探して、読む。 (2時間) 【事後学習】自分の研究テーマに関する論文の要約を作成し、提出する。 (2時間) |
14 |
研究テーマと史料の関係について(A-5-3,A-8-3)【オンデマンド授業】
【事前学習】自分の研究テーマに関する史料を探して、入手する。 (2時間) 【事後学習】自分の研究テーマに関する史料の現代語訳・語句調査・内容についての考察を行う。 (2時間) |
15 |
これまで授業内容についての振り返りと補足(A-5-3,A-8-3)【オンデマンド授業】
【事前学習】第1回から第14回までの授業内容を復習し、卒業論文の構成やこれからの研究課題を検討する。 (3時間) 【事後学習】これまでの授業内容と自分の研究テーマの共通点と相違点を考え、今後の卒論作成や研究に活用する。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 秋山哲雄・田中大喜・野口華世 編 『増補改訂新版 日本中世史入門』 勉誠出版 2021年 苅米一志 『日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法』 吉川弘文館 2015年 レポート課題の中に、史料(戦国時代~江戸時代初期頃のものを予定)の語句調査・現代語訳があるので、漢和辞典や古語辞典など、和漢混交体の文章を読むための文献を用意すること(電子辞書でも可) |
成績評価の方法及び基準 | レポート:レポート(100%) レポートの提出期限は課題内容によって違うので、課題内容をよく読んで注意すること。提出期限に遅れた場合、遅れた時間数に連れて成績が下がり、レポート不提出の場合は、成績が著しく下がる。 やむを得ない事情で受講に困難が生じる場合は、速やかに可能な限りの手段を用いて必ず講師に連絡すること(連絡がない場合は、意図的に連絡を怠っているものとみなし、相応の成績評価を行う)。 |
オフィスアワー | 授業期間中の質問等は、Blackboardを通じて随時受け付け、追って回答する。 |
備考 | この授業は実習形式を取るため、基本的には受講者が自身の研究テーマに対して「自主的に調査する姿勢」で成立しているが、受講者の人数や研究テーマによって授業内容を変更する場合もある。 レポートは、文献目録の作成・自身の研究に関する先行研究の分析・史料の語句調査と現代語訳・論文の要約を提出してもらうので、受講前に受講者自身の卒業論文で使用する文献(特に論文)と史料を準備しておくこと。 |