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古文書・古記録学3

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令和2年度以降入学者 古文書・古記録学3
令和元年度以前入学者 古文書・古記録学3
教員名 小川雄
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業
BlackboardコースID:20220688
授業概要 活字と画像から古文書を学ぶ。
授業のねらい・到達目標 歴史学研究の基礎は、古文書(書状など)の読解の積み重ねにある。また、活字化された古文書だけではなく、古文書の画像からも、様々な情報を引き出すことができる。本講義では、中世から近代のサンプルを適宜選択して、古文書の読解や翻刻(活字化)の方法を習得してくことを目標とする。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,4,6及びカリキュラムポリシーCP3,4,6に対応しています。

・既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる。(A-3-2)
・日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる。(A-4-2)
・新しい人びととコミュニケーションを取り、専門的知識について正しく説明することができる。(A-6-2)
授業の方法 授業の形式:【実習】
選定した古文書(現物含む)をサンプルとして、古文書読解の方法を学習する。

やむをえない理由(日本への入国不能など)があり、Blackboardで申請した学生には、Zoomミーティングによる授業参加を認める。
授業計画
1 ガイダンス(古文書の定義や、授業の目標・方法について説明する)【対面】
  配布した手引きを読み、疑問点は質問する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】漢文読解についての知識を再確認する。 (2時間)
【事後学習】古文書に関する自分の理解を整理する。 (2時間)
2 古文書の構造【対面】
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書読解を実習する。 (2時間)
3 古文書の読み下し1(簡易な文書を読む)【対面】
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書読解を実習する。 (2時間)
4 古文書の読み下し2(長文の文書を読む)【対面】
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書読解を実習する。 (2時間)
5 古文書の読み下し3(難解な文書を読む)【対面】
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書読解を実習する。 (2時間)
6 古文書からの情報析出1(簡易な文書から読み取れること)【対面】
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書読解を実習する。 (2時間)
7 古文書からの情報析出2(長文の文書から読み取れること)【対面】
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書読解を実習する。 (2時間)
8 古文書からの情報析出3(難解な文書から読み取れること)【対面】
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書読解を実習する。 (2時間)
9 古文書の翻刻1(簡易なくずし字を読む)【対面】
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】崩し字の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書翻刻を実習する。 (2時間)
10 古文書の翻刻2(難解なくずし字を読む)【対面】
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】崩し字の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書翻刻を実習する。 (2時間)
11 原本にふれる1(原本の形態を学ぶ)【対面】
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】崩し字の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書翻刻を実習する。 (2時間)
12 原本にふれる2(原本から読み取れること)【対面】
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】崩し字の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書翻刻を実習する。 (2時間)
13 注釈の実践1(活字史料の扱い)【対面】
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】崩し字の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書翻刻を実習する。 (2時間)
14 注釈の実践2(画像史料の扱い)【対面】
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】崩し字の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書翻刻を実習する。 (2時間)
15 試験と解説【対面】
  用意された出題について、解答を提出する(課題研究)。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】講義を振り返り、自分なりの古文書読解の方法論をまとめてみる。 (2時間)
【事後学習】卒業論文の執筆に向け、古文書読解を実践する。 (2時間)
その他
教科書 各回に授業用テキストを配布する。
参考書 『くずし字用例辞典』(東京堂出版)の用意が望ましい。
成績評価の方法及び基準 試験(80%)、授業参画度(20%)
試験は、第15回授業で実施する。
授業参画度は、講義中に指名した際の史料読解で評価する。

Zoomミーティングによって受講する学生には、第15回授業の試験をBlackboardで提出することを認める。対面の授業内試験と比較して、評価に差が出ることはない。
オフィスアワー 授業終了後。Blackboardを通じての質問・相談にも対応する。

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