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令和2年度以降入学者 | 遺跡解題2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 遺跡解題2 | ||||
教員名 | 小池聡 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業です。(感染症の状況により学部からの指示でオンデマンド型授業を行う場合があります。その場合はBlackboardで授業配信・資料配布・課題回答を行いますので、受講生は登録期間中にBlackboardに必ず登録してください。) また、対面授業への参加が困難な学生(学部が認めた者、体調不良者、担当教員が認めた者)を対象に、オンデマンド型授業(毎回授業実施時に視聴し出題課題を回答する)を配信します。対面授業に参加困難な場合は、メールで相談してください。登録期間中にBlackboardに必ず登録してください。 この講義のBlackboardIDは「20223635」です。 |
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授業概要 | テーマで学ぶ日本の遺跡 考古学研究にとって基礎資料である遺跡について、「集落・村落」・「都市」・「城郭・城館」など様々なテーマごとに遺跡の詳細内容を検討し、時代を超えて遺跡(遺構・遺物)を論じます。必要に応じて外国遺跡も紹介します。 |
授業のねらい・到達目標 | 遺跡に認められるヒトの活動痕跡を、テーマ別に時代を超え学ぶことがでできます。様々な遺跡様相を時代・地域を超えてテーマごとに比較することで、広い視野でヒトとその活動ついて学び理解することができます。過去の人類諸活動を遺跡から学ぶことで、私たちの現在(いま)と未来を考えることができます。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2・3及びカリキュラムポリシーCP2・3に対応しています。 ・世界諸国の歴史、経済、文化、政治などの背景を理解し、国際社会が直面している問題を人文学の視点から説明することができる。 (A-2-3) ・物事を既存の知識にとらわれることなく、人文学的根拠にもとづいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-3-3) |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 対面授業:パワーポインを用いた講義形式です。実際の考古資料を用いて授業内で観察・研究・解説します。各回リアクション課題(コメント・アンケートなど取り組み易いもの)を授業内で実施します。第14回は授業達成度確認(課題試験)を行い、解説・総評を行います。学習資料を毎回配布し、受講参考、受講後学習資料とします。 オンデマンド型動画配信(対面受講困難者用):パワーポイント動画を配信(YouTube、OfficeOneDrive)します。各回リアクション課題(コメント・アンケートなど取り組み易いもの)を実施します。授業理解度確認・授業の質問受付を行い、すべてフィードバックを実施して授業理解を更に深めるようにします。各回授業は、授業実施日までにBlackboardを用いてオンデマンド教材(パワーポイント音声付き動画3本)リンクを配信します。各回授業実施時に配信授業を受講してリアクション課題をBlackboardで回答してください。受講時・受講後参考資料(プリント)を配信し、学習資料とします。第14回は授業達成度確認(課題試験)を実施します。併せて、第15回は講義のまとめとともに、達成度確認課題の総評、解説を行います。 受講者への連絡はBlackboardの連絡事項欄に掲示し、メールでも通知します。受講生は登録期間中に必ずBlackboardに登録してください。連絡事項・メールは随時確認してください。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 遺跡から学ぶための研究視点・遺跡調査の方法。(対面授業)(A-2-3)、(A-3-3)
【事前学習】遺跡とはどのようなところか調べておく。 (2時間) 【事後学習】遺跡の研究視点・調査方法をまとめる。 (2時間) |
2 |
「集落・村落」遺跡 ムラと住まいの成り立ち。(対面授業)(A-3-3)
【事前学習】自分の住んでいる場所や家・部屋の特徴をまとめてみる。 (2時間) 【事後学習】ヒトはどのように住んできたかをまとめる。 (2時間) |
3 |
「都市」遺跡 集団居住の成り立ち。(対面授業)(A-3-3)
【事前学習】都市生活の利点・欠点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】遺跡の認められた都市の痕跡をまとめる。 (2時間) |
4 |
「城郭・城館」遺跡 守りの構え。(対面授業)(A-3-3)
【事前学習】「城」とはどのようなものか調べておく。 (2時間) 【事後学習】遺跡に認められた防御の特徴をまとめる。 (2時間) |
5 |
「原産地」遺跡 資源を巡るヒトの活動。(対面授業)(A-3-3)
【事前学習】資源にはどのようなものがあるか調べておく。 (2時間) 【事後学習】資源とヒトの活動をまとめる。 (2時間) |
6 |
「生産地」遺跡 生産と消費 モノ造りの痕跡。(対面授業)(A-3-3)
【事前学習】身の回りの道具類がどこで作られたかを調べておく。 (2時間) 【事後学習】遺跡に認められた「生産と消費の関係」をまとめる。 (2時間) |
7 |
「貝塚」遺跡 貝と再生システム。(対面授業)(A-3-3)
【事前学習】貝に関するイメージをまとめてみる。 (2時間) 【事後学習】貝とヒトのかかわりをまとめる。 (2時間) |
8 |
「街道・宿駅」遺跡 ヒトとモノの「みち」。(対面授業)(A-3-3)
【事前学習】通学・帰省・旅行などの体験と移動手段・方法をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】遺跡に認められたヒト・モノの動きをまとめる。 (2時間) |
9 |
「墳墓」遺跡 弔いのかたち。(対面授業)(A-3-3)
【事前学習】現代の葬儀や葬送行為について調べておく。 (2時間) 【事後学習】葬送行為の変遷をまとめる。 (2時間) |
10 |
「信仰・祭祀」遺跡 祈りと祀りの法則。(対面授業)(A-3-3)
【事前学習】占い・初詣・神社仏閣参拝などの習慣を調べておく。 (2時間) 【事後学習】祈り・祀り・祭りの場所と活動をまとめる。 (2時間) |
11 |
水中文化遺産 水の中の遺跡調査。(対面授業)(A-3-3)
【事前学習】遺跡はどのようなところにあるか調べておく。 (2時間) 【事後学習】日本における水中文化遺産の現状と課題をまとめる。 (2時間) |
12 |
「近代産業」遺跡 遺跡と近代化。(対面授業)(A-3-3)
【事前学習】近代とはどのような時代か調べておく。 (2時間) 【事後学習】遺跡に認められた近代化をまとめる。 (2時間) |
13 |
「戦争」遺跡 戦(いくさ)の痕跡を考える。(対面授業)(A-2-3)、(A-3-3)
【事前学習】「戦争」とは何か調べておく。 (2時間) 【事後学習】戦争遺跡をどのように研究・保存していくのかまとめる。 (2時間) |
14 |
ヒトの活動と遺跡 講義理解と達成度確認試験課題。その解説。(対面授業)(A-2-3)、(A-3-3)
【事前学習】第2~13回の講義を復習しておく。印象に残った遺跡とテーマについてまとめておく。 (3時間) 【事後学習】遺跡研究から何を読み取ることができるかまとめる。 (1時間) |
15 |
遺跡から何を学ぶか 遺跡と私たちの現在・未来。達成度試験総評。(対面授業)(A-2-3)、(A-3-3)
【事前学習】講義で学んだ遺跡にみられる様々な人類活動痕跡と現代社会諸活動の在り方を比較してみる。 (1時間) 【事後学習】遺跡見学を行い博物館・資料館展示も見学する。講義で学んだ視点・知識から遺跡の特徴をまとめてみる。 (3時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 第1回ガイダンスで授業資料として提示します。また、各回授業で必要に応じて参考文献を示します。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業参画度:アンケート・コメントなど毎回出題したリアクション課題を参照します。(50%) 各回リアクション課題と第14回実施達成度確認(課題試験)で評価します。対面授業に参加できない場合の授業参画度は各回リアクション課題の提出とその内容で評価します。また第14回実施の達成度確認(課題試験)に参加できない場合は、別途出題する課題提出で評価します。その際、対面授業と評価の差が出ることはありません。 |
オフィスアワー | 実施します。授業時に申し出てください。またはBlackboard、メールで事前に連絡ください。 オンデマンド型授業の場合は、リアクション課題に記載してBlackboardで連絡ください。すべてフィードバックします。また、メールでも対応します。 |
備考 | 対面授業受講困難な学生は事前に申し出てください。 Blackboardが利用できない学生は事前に申し出てください。 |