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令和元年度以前入学者 | 卒業論文 | ||||
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教員名 | 伊藤雅之 | ||||
単位数 | 8 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 対面授業 BlackboardコースID:20223646 |
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授業概要 | 卒業論文(西洋前近代史)完成のための具体的な研究指導を行なう。 |
授業のねらい・到達目標 | ・論文提出締切日までに相応の水準の卒業論文を完成させる。またその過程で専門領域の論文の書き方に則った執筆技術を身につけ、歴史史料や先行研究への理解と、それらに対する独自の考察を深め、さらに、そこで培った歴史学的知見を社会に出てからも活用できるようにする。 ・この科目は文理学部(学士(文学))のDPおよびびCPの1, 2, 3, 4, 6, 8に対応している。 ・学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、自己の高い倫理観を人文学・歴史学が直面する倫理的課題に適切に適用することができるようになる。(A-1-4) ・世界諸国の歴史、経済、文化、政治などの背景を理解し、国際社会が直面している問題を人文学的に解決する方法を提案することができるようになる。(A-2-4) ・物事を既存の知識にとらわれることなく、人文学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し、その本質を捉えた上で他者に説明することができるようになる。(A-3-4) ・日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に加えて独自性を持って、解決することができるようになる。(A-4-4) ・本学部のスケールメリットを活かし、どのような状況においても多種多様な背景を持つ人々の説明の趣旨を理解し、自分の専門的知識を正しく分かりやすく提供することができるようになる。(A-6-4) ・学修活動に関する自己分析の他、他者からの評価を謙虚に受け止め、今後の学修活動に活かすことができるようになる。(A-8-4) |
授業の方法 | ・授業の形式:【卒業論文・研究】 ・受講生が自身の卒業論文の構想に関するレジュメや草稿を例えば1-2節分程度作成して教員に提出し、教員側が内容を確認した上で受講生とディスカッションしつつその議論の質を向上させるための案を提示する、という作業を繰り返していく形を予定している。 ・事前・事後の学習については下記の各作業に2時間以上をひとまず想定しているが、これらに並行して教員が必要と判断した文献や史料の読み込みが加わるので、各回の事前・事後学習の合計時間は通常の講義やゼミナールのそれを大きく上回るものとなることを覚悟しておくこと。 ・日本に入国できない留学生や、遠方に居住しているため対面授業に参加することが不可能である学生には、Zoomを使用して授業を行なう。 |
履修条件 | 担当教員のゼミ1~3を履修し、かつ同じ教員のゼミ4を履修すること |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業の進行についての説明と論文の方向性について相談する)【対面授業】
【事前学習】簡単なレジュメと文献目録を用意して現時点の論文の構成についての構想とその進捗状況について説明できるようにしておく。 (8時間) 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、議論の微修正を視野に入れつつ研究をさらに進める。 (8時間) |
2 |
論文の導入部・先行研究への自身の姿勢を論じる部分の仮草稿作成の準備(なお、ここから第4回までは、特にA-1-4およびA-2-4に対応している)【対面授業】
【事前学習】現時点までに調査した先行研究やそこで問題となっている史料の内容を可能な限り整理し、レジュメにまとめる。 (8時間) 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、議論の微修正を視野に入れつつ研究をさらに進める。 (8時間) |
3 |
論文の導入部・先行研究への自身の姿勢を論じる部分の仮草稿前半部の作成【対面授業】
【事前学習】必要に応じて史料および先行研究へのさらなる調査・考察を行ないつつ、論文の起点となる部分(自分は何を論じるつもりなのか、先行研究の状況にどういった問題があると考えてそのテーマについての議論を深めようとしているのか、それを問題とすることで当該領域の歴史学研究にどのような貢献ができるのか、自分はどのようなアプローチによりその問題の解明を進めていく予定であるのか、など)の仮草稿の作成を進める。 (8時間) 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、議論の微修正を視野に入れつつ研究をさらに進める。 (8時間) |
4 |
論文の導入部・先行研究への自身の姿勢を論じる部分の仮草稿後半部の作成【対面授業】
【事前学習】必要に応じて史料および先行研究へのさらなる調査・考察を行ないつつ、論文の起点となる部分の仮草稿の完成を目指す。 (8時間) 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、議論の微修正を視野に入れつつ研究をさらに進める。 (8時間) |
5 |
論文の第1章作成の準備(なお、ここから第13回までは、特にA-3-4、A-4-4、およびA-4-6に対応している)【対面授業】
【事前学習】導入部などで提示した方向性や進行の手順の第1段階(全体で3段階程度となるように調節することを目指す)に対応する部分を、具体的・論理的に読者に提示するための流れを考えレジュメなどにまとめる。 (8時間) 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、議論の微修正を視野に入れつつ研究をさらに進める。 (8時間) |
6 |
論文の第1章前半部の作成【対面授業】
【事前学習】第1章前半部の仮草稿の作成。 (8時間) 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、議論の微修正を視野に入れつつ研究をさらに進める。 (8時間) |
7 |
論文の第1章後半部の作成【対面授業】
【事前学習】第1章後半部の仮草稿を作成。 (8時間) 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、議論の微修正を視野に入れつつ研究をさらに進める。 (8時間) |
8 |
論文の第2章作成の準備【対面授業】
【事前学習】導入部などで提示した方向性や進行の手順の第2段階に対応する部分を、具体的・論理的に読者に提示するための流れを考えレジュメなどにまとめる。 (8時間) 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、議論の微修正を視野に入れつつ研究をさらに進める。 (8時間) |
9 |
論文の第2章前半部の作成【対面授業】
【事前学習】第2章前半部の仮草稿を作成。 (8時間) 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、議論の微修正を視野に入れつつ研究をさらに進める。 (8時間) |
10 |
論文の第2章後半部の作成【対面授業】
【事前学習】第2章後半部の仮草稿を作成。 (8時間) 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、議論の微修正を視野に入れつつ研究をさらに進める。 (8時間) |
11 |
論文の第3章作成の準備【対面授業】
【事前学習】導入部などで提示した方向性や進行の手順の第3段階に対応する部分を、具体的・論理的に読者に提示するための流れを考えレジュメなどにまとめる。 (8時間) 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、議論の微修正を視野に入れつつ研究をさらに進める。 (8時間) |
12 |
論文の第3章前半部の作成【対面授業】
【事前学習】第3章前半部の仮草稿を作成。 (8時間) 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、議論の微修正を視野に入れつつ研究をさらに進める。 (8時間) |
13 |
論文の第3章後半部の作成【対面授業】
【事前学習】第3章後半部の仮草稿を作成。 (8時間) 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、議論の微修正を視野に入れつつ研究をさらに進める。 (8時間) |
14 |
作成した各章の内容を踏まえながら導入部の見直しを行い、かつ結論部を作成(なお、この回と次の第15回は特にA-8-4に対応している)【対面授業】
【事前学習】作成された各章で実際に自分が行なうことができた議論と導入部で述べたことが対応しているかを確認する。 (8時間) 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、議論の微修正を視野に入れつつ研究をさらに進める。 (8時間) |
15 |
論文の最終チェックと提出【対面授業】
【事前学習】全体の見直しと誤字・脱字のチェック。 (8時間) 【事後学習】口述試問に備え、論文と合わせてこれまでに作成したレジュメなどを見直しておく。 (8時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | 卒業論文とそれに関する口述試問(100%) |
オフィスアワー | 質問や相談は随時、Blackboardを通して受け付ける。 |