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研究ゼミ2

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令和2年度以降入学者 研究ゼミ2
令和元年度以前入学者 研究ゼミ2
教員名 平井和之
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 中国語中国文化学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業。但し対面授業不参加を文理学部が了承・許可している者に限り同時双方向型オンライン授業への出席を認める。なお新型コロナウイルス感染状況によっては変更があり得る。
BlackboardコースID:20223753
授業概要 現代中国語の精読を通じて,テキストを語学的に読む力を養成する。
テキストは口語体で書かれた中国語の小説である。それを中国語で書かれた工具書を用いて語学的に正確に読んでいく。
授業中に精読できる範囲は限られているので,その他の部分は自分で読んでおく。またその部分を範囲とするテストを随時授業内に行う。
授業のねらい・到達目標 ①工具書を用いて中国語を語学的に正確に読むことができる。
②中国語で書かれた語学工具書を使用することができる。
③中国語の口語体文章を精読することができる。
④中国語の長大な口語体文章を工具書を使用せずに読んで理解することができる。
⑤小説の背景知識等,語学工具書のみでは解決できない事柄を他の手段で理解することができる。
⑥長大な中国語文章の中から,指定された内容が書かれた部分を即座に探すことができる。
・学修活動において、積極的に他者と連携して協働し、学びの効果を高めることができる(A-7-2)。
・自分の学修状況の振り返りを継続的に行い、分析することができる(A-8-2)。
この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの7,8に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【講義,必要に応じて受講生の報告も求める】
指定されたテキストを指定された工具書に基づいて語学的に読み進める。
①巴金《家》をテキストとする。本作品は中国現代文学を代表する作家の代表作の一であり,自然で分かりやすい言語で書かれている。
②語学工具書として《现代汉语词典》,《现代汉语八百词》を指定する。
③前もって担当学生を決めることはせず,授業時に随時指名した学生がテキストの指定された箇所を発音し日本語訳する。
④予習時に指定工具書以外の工具書等を使用することを禁止はしないが,授業時にはどのように指定工具書を用いて理解に至ったかを説明できなければならない。
⑤授業で読むことのできない部分を普段から自分で読んでおき,授業内テストに備えておく。
随時授業内に行うテストは添削・採点して返却する。
本授業の事前・事後学習は合わせて4時間の学習を目安とする。
履修条件 自主創造の基礎1・2,中国学入門1~4及び中国語1~14の単位が全て修得済みであること。
授業計画
1 テキスト講読(1)
p.86,l.16-p.87,l.18を精読する。
【事前学習】p.86,l.16-p.87,l.18を指定工具書を用いて予習しておく。 (3.5時間)
【事後学習】予習時には分からなかった箇所や授業時に訂正・指導を受けた箇所を再度指定工具書で調べる。 (0.5時間)
2 テキスト講読(2)
p.87,l.19-p.88,l.3upを精読する。
【事前学習】p.87,l.19-p.88,l.3upを指定工具書を用いて予習しておく。 (3.5時間)
【事後学習】予習時には分からなかった箇所や授業時に訂正・指導を受けた箇所を再度指定工具書で調べる。 (0.5時間)
3 テキスト講読(3)
p.88,l.2up-p.90,l.13を精読する。
【事前学習】p.88,l.2up-p.90,l.13を指定工具書を用いて予習しておく。 (3.5時間)
【事後学習】予習時には分からなかった箇所や授業時に訂正・指導を受けた箇所を再度指定工具書で調べる。 (0.5時間)
4 テキスト講読(4)
p.90,l.14-p.91,l.13を精読する。
【事前学習】p.90,l.14-p.91,l.13を指定工具書を用いて予習しておく。 (3.5時間)
【事後学習】予習時には分からなかった箇所や授業時に訂正・指導を受けた箇所を再度指定工具書で調べる。 (0.5時間)
5 テキスト講読(5)
p.91,l.14-p.92,l.16を精読する。
【事前学習】p.91,l.14-p.92,l.16を指定工具書を用いて予習しておく。 (3.5時間)
【事後学習】予習時には分からなかった箇所や授業時に訂正・指導を受けた箇所を再度指定工具書で調べる。 (0.5時間)
6 テキスト講読(6)
p.92,l.17-p.94,l.3を精読する。
【事前学習】p.92,l.17-p.94,l.3を指定工具書を用いて予習しておく。 (3.5時間)
【事後学習】予習時には分からなかった箇所や授業時に訂正・指導を受けた箇所を再度指定工具書で調べる。 (0.5時間)
7 《家》第十二章の復習と振り返り
外国語のテキストを精読するという行為において,語学的に読むことの重要性をを振り返る(A-8-2)。
【事前学習】授業内で精読した第十二章を読み返し,理解不十分な箇所を書き出しておく。 (2時間)
【事後学習】《家》第十三章以降の読み進め方の方針を練り直す。 (2時間)
8 テキスト講読(7)
p.95,l.1-p.96,l.6を精読する。
【事前学習】p.95,l.1-p.96,l.6を指定工具書を用いて予習しておく。 (3.5時間)
【事後学習】予習時には分からなかった箇所や授業時に訂正・指導を受けた箇所を再度指定工具書で調べる。 (0.5時間)
9 テキスト講読(8)
p.96,l.7-p.97,l.17を精読する。
【事前学習】p.96,l.7-p.97,l.17を指定工具書を用いて予習しておく。 (3.5時間)
【事後学習】予習時には分からなかった箇所や授業時に訂正・指導を受けた箇所を再度指定工具書で調べる。 (0.5時間)
10 テキスト講読(9)
p.97,l18-p.98,l.16を精読する。
【事前学習】p.97,l18-p.98,l.16を指定工具書を用いて予習しておく。 (3.5時間)
【事後学習】予習時には分からなかった箇所や授業時に訂正・指導を受けた箇所を再度指定工具書で調べる。 (0.5時間)
11 テキスト講読(10)
p.98,l.17-p.99,l.9upを精読する。
【事前学習】p.98,l.17-p.99,l.9upを指定工具書を用いて予習しておく。 (3.5時間)
【事後学習】予習時には分からなかった箇所や授業時に訂正・指導を受けた箇所を再度指定工具書で調べる。 (0.5時間)
12 テキスト講読(11)
p.99,l.8up-p.100,l.3upを精読する。
【事前学習】p.99,l.8up-p.100,l.3upを指定工具書を用いて予習しておく。 (3.5時間)
【事後学習】予習時には分からなかった箇所や授業時に訂正・指導を受けた箇所を再度指定工具書で調べる。 (0.5時間)
13 テキスト講読(12)
p.100,l.2up-p.102,l.10を精読する。
指定テキストを読み進める上において,指定工具書を調べるのみでは分からない語学的な問題を解決するのに必要な方策を知る(A-7-2)。
【事前学習】p.100,l.2up-p.102,l.10を指定工具書を用いて予習しておく。 (3.5時間)
【事後学習】予習時には分からなかった箇所や授業時に訂正・指導を受けた箇所を再度指定工具書で調べる。 (0.5時間)
14 《家》第十三章の復習と振り返り
外国語のテキストを精読するという行為において,テキストが書かれた背景に関する知識を知ることの重要性をを振り返る(A-8-2)。
【事前学習】授業内で精読した第十三章を読み返し,理解不十分な箇所を書き出しておく。 (2時間)
【事後学習】《家》第十四章~第十九章の筋を追いながら読み,内容を理解しておく。 (2時間)
15 家》第十四章~第二十六章の内容確認
外国語の多読において,背景知識を得るための様々な方策を知る(A-7-2)。
【事前学習】《家》第二十章~第二十六章を読み返し,理解不十分な箇所を書き出しておく。 (1時間)
【事後学習】《家》第二十七章以降最後までを読む。 (3時間)
その他
教科書 巴金, 家(增订版):语文新课标必读丛书 高中部分, 人民文学出版社, 2008
参考書 现代汉语词典, 商务印书馆, 2016, 7 edition
吕叔湘 主编, 现代汉语八百词 增订本, 商务印书馆, 1999
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(100%)
随時行う授業内テストの成績により評価する。
対面授業不参加を文理学部が了承・許可している者についても基本的に上記に準ずるが、別途独自のテストや課題等を課することがあり得る。
オフィスアワー 水曜日3時限、但し対面授業不参加を文理学部が了承・許可している者は上記時間内に質問事項を「chubun@hirais.net」宛にEmailで送信すること。

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