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英語音声学2

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令和2年度以降入学者 英語音声学2
令和元年度以前入学者 英語音声学2
教員名 森晴代
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 英文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 対面授業(10回)とzoom授業(5回)で実施します。初回ガイダンスはzoom、第14回授業の発音テストと第15回授業の理解度確認は対面で行います。
Blackboard ID【20223780】英語音声学2(森晴代・後・金3)
授業概要 発声器官の復習から始めて、子音については細かい音声現象の説明、日本語と英語の違い、英米の違いの理解の徹底及び発音練習を行います。プロソディでは音声変化(脱落現象、連結現象、同化現象)、イントネーションについて説明し、総合的な発音練習を行います。授業プリントには専門用語が多数出てくるので、前もって読んでおいてください。
授業のねらい・到達目標 1. 日本語との違いを意識し、英語の発音の特徴及び発音記号を理解することができる。
2. 英語のプロソディの学びを通して、英語らしい発音を実現することができる。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3、DP4、DP5、及び、カリキュラムポリシーCP3、CP4、CP5、に対応しています。
A-3-2既存の知識にとらわれることなく, 言語現象や歴史的事象を論理的・批判的に説明することができる。
A-4-2英語学・英語圏文学に潜む問題を発見し, 専門的知識に基づいて説明することができる。
A-5-2新しい問題に取り組む意識を持ち, そのために必要な情報を収集することができる。
授業の方法 対面授業となります。子音、音声変化、イントネーションの詳細な説明を行います。内容の前半は理論的説明を行い、後半は発音練習、リスニング演習を行います。理論内容のまとめとして、練習問題を配布します。授業中、指名された学生は発表することになりますので、必ず自分で問題を解いておいてください。小テストを2~3回実施します。第14回授業では発音テストを実施します。プリントの配布、連絡事項の掲示はBlackboardを使用します。
授業計画
1 ガイダンス 発声器官名称の復習【zoom授業】A-3-1 A-4-1 A-5-1
【事前学習】音声学の学問領域について各自調べておくこと。 母音、発声器官の名称、発音記号が一通り書けるか確認しておくこと (1時間)
【事後学習】英語の子音の分類基準を覚え、子音の発音記号を書けるようにしておくこと (1時間)
2 子音の分類説明、閉鎖音の説明及び発音練習【対面授業】A-3-1 A-4-1 A-5-1
【事前学習】閉鎖音について、テキストと配布されたプリントを読んでおくこと (1時間)
【事後学習】閉鎖音の理論、日本語との違いの理解及び発音練習をしておくこと (1時間)
3 摩擦音の説明と発音練習【対面授業】A-3-1 A-4-1 A-5-1
【事前学習】摩擦音について、テキストと配布されたプリントを読んでおくこと (1時間)
【事後学習】摩擦音の理論、日本語との違いの理解及び発音練習をしておくこと (1時間)
4 破擦音の説明と発音練習【対面授業】A-3-1 A-4-1 A-5-1
【事前学習】破擦音について、テキストと配布されたプリントを読んでおくこと (1時間)
【事後学習】破擦音の理論、日本語との違いの理解及び発音練習をしておくこと (1時間)
5 鼻音の説明と発音練習【対面授業】A-3-1 A-4-1 A-5-1
【事前学習】鼻音について、テキストと配布されたプリントを読んでおくこと (1時間)
【事後学習】鼻音の理論、日本語との違いの理解及び発音練習をしておくこと (1時間)
6 流音・半母音の説明と発音練習【対面授業】A-3-1 A-4-1 A-5-1
【事前学習】流音・半母音について、テキストと配布されたプリントを読んでおくこと (1時間)
【事後学習】流音・半母音の理論、日本語との違いの理解及び発音練習をしておくこと (1時間)
7 子音連続の説明と発音練習【zoom授業】練習問題配布 A-3-1 A-4-1 A-5-1
【事前学習】子音連続について、テキストと配布されたプリントを読んでおくこと (1時間)
【事後学習】英語の子音連続の発音練習をしておくこと、母語干渉を理解しておくこと (1時間)
8 音声変化:脱落現象の説明及びリスニング演習【zoom授業】練習問題配布
A-3-1 A-4-1 A-5-1
【事前学習】脱落について、テキストと配布されたプリントを読んでおくこと (1時間)
【事後学習】脱落現象を理解できたか、リスニング練習と発音練習をしておくこと (1時間)
9 音声変化:連結現象の説明及びリスニング演習【zoom授業】練習問題配布
A-3-1 A-4-1 A-5-1
【事前学習】連結について、テキストと配布されたプリントを読んでおくこと (1時間)
【事後学習】連結現象を理解できたか、リスニング練習と発音練習をしておくこと (1時間)
10 音声変化:同化現象の説明及びリスニング演習【対面授業】練習問題配布
A-3-1 A-4-1 A-5-1
【事前学習】同化について、テキストと配布されたプリントを読んでおくこと (1時間)
【事後学習】同化現象を理解できたか、リスニング練習と発音練習をしておくこと (1時間)
11 イントネーションとは?【対面授業】A-3-1 A-4-1 A-5-1
【事前学習】イントネーションについて、テキストと配布されたプリントを読んでおくこと (1時間)
【事後学習】英語のイントネーションを理解し、発音練習しておくこと (1時間)
12 イントネーションの機能について【対面授業】A-3-1 A-4-1 A-5-1
【事前学習】イントネーションの句切りやフォーカスについてテキストを読んでおくこと (1時間)
【事後学習】句切りやフォーカスを意識して発音練習しておくこと (1時間)
13 イントネーションと意味について【zoom授業】A-3-1 A-4-1 A-5-1
【事前学習】イントネーションと意味についてテキストと配布されたプリントを読んでおくこと (1時間)
【事後学習】イントネーションの機能をよく理解して発音練習しておくこと (1時間)
14 発音テスト、授業のまとめ【対面授業】
【事前学習】発音テストの練習をしておくこと (1時間)
【事後学習】発音テストの結果を自己分析し、復習しておくこと (1時間)
15 理解度確認、授業のまとめ【対面授業】
【事前学習】最終テストに備え、これまでの復習をしておくこと (1時間)
【事後学習】英語音声学における諸事象を理解できたか復習すること (1時間)
その他
教科書 講師作成のプリントを使用します
参考書 川越いつえ 『英語の音声を科学する』 大修館書店 2007年 第初版
加藤重広・安藤智子 『基礎から学ぶ音声学講義』 研究社 2016年 第初版
ポール・カーリー他2名 三浦弘訳 『イギリス英語音声学』 大修館書店 2021年 第初版
この3冊を参考に、授業プリントをまとめています。読みやすい本ですので、余裕があったら購入してください。教員志望の人は、これらのすべて、もしくは1冊でも常にお手元にあるとよいと思います。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:最終テスト(30%)、授業参画度:授業態度、発表態度、小テスト(50%)、発音テスト(20%)
授業参画度は授業態度、発表態度、小テストで評価します。小テストは理論の復習やリスニング問題となります。最終テストの内容は復習問題になります。発音テストは事前に発表原稿を配布します。学生番号順に行います。発音テスト順番表を作成、掲示しますので、Blackboardを必ず確認してください。
対面授業に出席できない学生は、授業参画度=リアクションペーパーの提出(毎授業分)、発音テスト(zoom)、最終レポート2種類を
Blackboardに提出してもらいます。
オフィスアワー 連絡事項の掲示はBlackboardで行います。質問等はメールで対応します。
文理学部用アドレス:t0001549@stu.chs.nihon-u.ac.jp

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