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令和2年度以降入学者 | イギリス文学史4 | ||||
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令和元年度以前入学者 | イギリス文学史4 | ||||
教員名 | 閑田朋子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 対面授業(新型コロナウィルス感染症が拡大傾向にある場合等は、一部遠隔授業(同時双方向型授業)の可能性有り)。学科に事前申請し文理学部により対面参加が困難だと認められた場合に限り課題研究(毎回レポート課題を提出)とする。 Blackboard ID【20223797】イギリス文学史4(閑田朋子・後・水5) * 初回授業時までにBlackboardでコース登録をし、こまめに情報を確認すること。 *(Blackboardのコース登録に加え)履修登録期間中にCHIPSで履修登録を行うこと。 |
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授業概要 | 19世紀末から現代にいたるイギリス文学の流れを、その歴史的・社会的背景のなかで概観すると同時に、それぞれの時代を代表する作家・作品について基本的な知識を得る。また、高等学校で英語を教えていた経験をもとに、教職コースを受講している学生が、将来、高等学校で英語を教えるなかで、比較的平易な英語で書かれた文学作品を紹介できるように配慮して、授業を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | ●19世紀末から現代にいたるイギリス文学の流れを、当時のイギリスの歴史的・社会的背景のなかに位置づけて、理解できるようになることをねらいとします(A-1-3)。 ●19世紀末から現代にいたるイギリス文学の代表的な作家・作品について基本的な知識を学び、それらについて説明できるようになる(A-4-2)。 ●19世紀末から現代にいたるイギリス文学の代表的な作品において、一般によく知られている文章に慣れ親しみ、それがどのような場面であり何を意味するのか、自分なりに解釈できるようになる(A-3-3)。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの1、3、4に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 毎回、授業の初めに、その回の講義のテーマを伝えます。次に歴史的・社会的背景に簡単に触れた上で、それぞれの作家の代表作を概観します。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
授業内容・方法・評価基準などについての説明・確認 イギリス文学史3の内容を振り返り、イギリス文学史4との連続性を理解する。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【同時双方向型】 【事前学習】イギリス文学史3の学習内容を復習しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容をノートにまとめ、理解を深めること (2時間) |
2 |
ヴィクトリア朝後期の小説:Thomas Hardy及びその作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【対面授業】
【事前学習】教科書pp.131-34を読み、そこに扱われている作家・作品について考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) |
3 |
世紀転換期の小説(1):間の作家―George GissingとHenry Jamesおよび、それぞれの作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【対面授業】
【事前学習】 教科書pp.135-37を読み、そこに扱われている作家・作品について考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) |
4 |
世紀転換期の小説(2):Rudyard KiplingとJoseph Conrad―帝国主義の影響のもとに書かれた世紀転換期の小説について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【対面授業】
【事前学習】教科書pp.133-34, 137-38を読み、そこに扱われている作家・作品について考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) |
5 |
世紀転換期の小説(3):Samuel ButlerとH.G. Wells進化論の影響のもとにあった世紀転換期の小説について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【対面授業】
【事前学習】教科書pp. 13-14, p.139を読み、そこに扱われている作家・作品について考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) |
6 |
第2次大戦までの小説(1):Virginia WoolfとJames James Joyce―意識の流れを扱った20世紀初頭の小説について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【対面授業】
【事前学習】教科書pp.141-46を読み、そこに扱われている作家・作品について考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) |
7 |
第2次大戦までの小説(2):E.M.ForsterとAldous Huxley―「教養と知性の作家たち」について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【対面授業】
【事前学習】教科書pp.146-48を読み、そこに扱われている作家・作品について考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) |
8 |
第2次大戦までの小説(3):D.H. Lawrence、およびその作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【対面授業】
【事前学習】教科書pp.148-50を読み、そこに扱われている作家・作品について考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) |
9 |
第2次大戦までの詩:William Butler YeatsとT.S. Eliot、およびそれぞれの作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【対面授業】
【事前学習】教科書pp.151-58を読み、そこに扱われている作家・作品について考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) |
10 |
第2次大戦までの詩と劇:George Bernard ShawとAudenグループの詩人、およびそれぞれの作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【対面授業】
【事前学習】教科書pp.161-65を読み、そこに扱われている作家・作品について考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) |
11 |
戦後の文学:カトリック作家Evelyn WaughとGraham Greene、およびそれぞれの作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【対面授業】
【事前学習】教科書pp.169-71を読み、そこに扱われている作家・作品について考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) |
12 |
戦後の文学(1):逆ユートピア小説―Geroge OrwellとWilliam Golding、およびそれぞれの作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【対面授業】
【事前学習】教科書pp.169-73を読み、そこに扱われている作家・作品について考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) |
13 |
戦後の文学(2):「新大学才人」と「怒れる若者」たち:Iris MurdochやJohn Osborne、Muriel Sparkと同時代の作家、およびそれぞれの作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【対面授業】
【事前学習】教科書pp.173-80を読み、そこに扱われている作家・作品について考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間) |
14 |
総括と全体の振り返り 後期に行った全体の授業内容を振り返り、授業内試験を行い、授業の理解を深める。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【対面】 【事前学習】後期に扱った内容について総合的に復習をし、理解を深める。 (2時間) 【事後学習】授業において理解不足が感じられた点について、復習する。 (2時間) |
15 |
到達度の確認 前回行った授業内試験の結果を踏まえ、到達度を確認し、授業の理解を深める。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【対面】 【事前学習】試験を受けて理解不足が感じられた点について、質問できるようにしておく。 (2時間) 【事後学習】後期授業の内容全体をまとめ、興味を持った作家・作品について調べる。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 川崎寿彦 『イギリス文学史』 成美堂 出版年、版を問わない。 |
参考書 | John McRae, The Penguin Guide to Literature in English , Penguin 出版年、版を問わない。他にも随時、授業内で紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:主に期末テストにより評価する。(70%)、授業参画度:毎回の授業の初めに伝えた講義テーマについての問いへの答えや授業態度によって評価する。授業への積極的参加が望まれる。(30%) 対面授業に参加できない場合の要件を満たし、毎回の課題提出を行った場合に限り、オンラインテストによって評価する。 |
オフィスアワー | 授業後に質問等を受け付ける。 |
備考 | 進度や授業の詳細については、実際の授業の進展や受講生の学習度・興味に応じて、多少変更されることがあります。 授業内試験を受けられなかった場合、それぞれの授業冒頭で伝えたテーマに関するレポートと授業ノートの提出によって、評価します。 |