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ドイツ文学演習2

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令和2年度以降入学者 ドイツ文学演習2
令和元年度以前入学者 ドイツ文学演習2
教員名 及川晃希
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 ドイツ文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 対面授業を行う。
Blackboard コースID: 20223853, コース名:2022ドイツ文学演習2(及川晃希・後・水5)に登録し、授業の注意事項に従って準備をしておくこと。
授業概要 20世紀のドイツ語短編小説を読む。シュテファン・ツヴァイク(1881-1942)、フランツ・カフカ(1883-1924)の作品を取り上げる。
授業のねらい・到達目標 長年読み継がれてきた文学作品は、すぐに古びてしまう「情報」とは対極的なものである。ツヴァイクとカフカの短編小説を読み、そこでは何がどのように描かれているのか、そこから現代に生きる私達が何を学べるのかを探る。また、作品が書かれた時代の状況についても目を向け、ドイツ語圏の社会や歴史についての知識も深める。ドイツ語原文の講読を通して、ドイツ語を読む力を向上させる。
ドイツ語圏、ヨーロッパの価値観や考え方を把握し、それを踏まえた上で事象について論理的に説明することができる。(A-3-3)
20世紀のドイツ語圏、ヨーロッパに関わる資料や事象から見出される問題を発見し、それを現代の問題と結び付けつつ、専門的知識に基づいて解決案を提案できる。(A-4-3)
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP4に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【演習】
作品の読解を中心とし、それに教員の解説も交えて授業を行います。作品の解釈については、グループ学習も取り入れながら進めます。
対⾯授業に参加できない場合,以下の要件を満たす学⽣は Zoom での参加を認める。
Zoom での参加を認める要件︓⽇本に⼊国できない留学⽣,遠⽅に居住している学⽣
履修条件 学科の履修規定による。
授業計画
1 授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する。【対面】
【事前学習】シラバスを確認し、授業の内容と流れについて把握する。 (30分時間)
【事後学習】授業で学習した内容を復習し、自らの問題意識を形成する。(A-4-3) (30分時間)
2 ツヴァイク作品についての概説。ツヴァイク作品とウェス・アンダーソン『グランド・ブダペスト・ホテル』。【対面】
【事前学習】文学史の書籍等のツヴァイクについての記述に目を通しておく。 (30分時間)
【事後学習】授業で学習した内容を復習し、要点をまとめる。(A-3-3) (30分時間)
3 ツヴァイクの『目に見えないコレクション』の前半を読む。【対面】
【事前学習】『目に見えないコレクション』の前半を読み、気になる点について書き留めておく。 (30分時間)
【事後学習】『目に見えないコレクション』の前半を読み直し、要点をまとめる。(A-3-3) (30分時間)
4 ツヴァイクの『目に見えないコレクション』の後半を読む。【対面】
【事前学習】『目に見えないコレクション』の後半を読み、気になる点について書き留めておく。 (30分時間)
【事後学習】『目に見えないコレクション』の後半を読み直し、要点をまとめる。(A-3-3) (30分時間)
5 ツヴァイクの『目に見えないコレクション』について意見交換を行う。【対面】
【事前学習】『目に見えないコレクション』を通読し、気になる点について書き留めておく。 (30分時間)
【事後学習】授業での意見交換を踏まえて、『目に見えないコレクション』を読み直し、要点をまとめる。(A-4-3) (30分時間)
6 ツヴァイクの『書痴メンデル』の序盤を読む。【対面】
【事前学習】『書痴メンデル』の序盤を読み、気になる点について書き留めておく。 (30分時間)
【事後学習】『書痴メンデル』の序盤を読み直し、要点をまとめる。(A-3-3) (30分時間)
7 ツヴァイクの『書痴メンデル』の中盤を読む。【対面】
【事前学習】『書痴メンデル』の中盤を読み、気になる点について書き留めておく。 (30分時間)
【事後学習】『書痴メンデル』の中盤を読み直し、要点をまとめる。(A-3-3) (30分時間)
8 ツヴァイクの『書痴メンデル』の終盤を読む。【対面】
【事前学習】『書痴メンデル』の終盤を読み、気になる点について書き留めておく。 (30分時間)
【事後学習】『書痴メンデル』の終盤を読み直し、要点をまとめる。(A-3-3) (30分時間)
9 ツヴァイクの『書痴メンデル』について意見交換を行う。【対面】
【事前学習】『書痴メンデル』を通読し、気になる点について書き留めておく。 (30分時間)
【事後学習】授業での意見交換を踏まえて、『書痴メンデル』を読み直し、要点をまとめる。(A-4-3) (30分時間)
10 カフカ作品についての概説。【対面】
【事前学習】文学史の書籍等のカフカについての記述に目を通しておく。 (30分時間)
【事後学習】授業で学習した内容を復習し、要点をまとめる。(A-3-3) (30分時間)
11 カフカの『流刑地にて』の序盤を読む。【対面】
【事前学習】『流刑地にて』の序盤を読み、気になる点について書き留めておく。 (30分時間)
【事後学習】『流刑地にて』の序盤を読み直し、要点をまとめる。(A-3-3) (30分時間)
12 カフカの『流刑地にて』の中盤を読む。【対面】
【事前学習】『流刑地にて』の中盤を読み、気になる点について書き留めておく。 (30分時間)
【事後学習】『流刑地にて』の中盤を読み直し、要点をまとめる。(A-3-3) (30分時間)
13 カフカの『流刑地にて』の終盤を読む。【対面】
【事前学習】『流刑地にて』の終盤を読み、気になる点について書き留めておく。 (30分時間)
【事後学習】『流刑地にて』の終盤を読み直し、要点をまとめる。(A-3-3) (30分時間)
14 カフカの『流刑地にて』について意見交換を行う。【対面】
【事前学習】『流刑地にて』を通読し、気になる点について書き留めておく。 (30分時間)
【事後学習】授業での意見交換を踏まえて、『流刑地にて』を読み直し、要点をまとめる。(A-4-3) (30分時間)
15 試験と解説を行う。【対面】
【事前学習】第2~14回の内容を復習する。(A-3-3) (30分時間)
【事後学習】学習した内容の整理をする。(A-4-3) (30分時間)
その他
教科書 プリントを配布する。
参考書 必要に応じて授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(50%)、授業参画度(50%)
授業内テストは、期末試験、小テスト等を合わせて評価する。授業参画度は、毎回の発表等で評価する。
期末試験、小テスト等を通してA-3-3の達成度を評価する。毎回の発表等を通して、A-3-3,A-4-3の達成度を評価する。
対⾯授業に参加できない場合の要件を満たし,Zoom で参加した場合,課題の提出によって評価する。
オフィスアワー メールを用いて質疑応答を行います。

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