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社会学演習

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令和2年度以降入学者 社会学演習
令和元年度以前入学者 社会学演習1
教員名 濱本真一
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 対面
BlackboardコースID:20220944
授業概要 【教育社会学の基礎文献講読】
現代社会において、学校は教育の主要な役割を担っており、その存在が自明のものとして社会が成り立っているといえる。
本演習では、教育社会学の視点から、社会における学校の役割について考察する。
授業のねらい・到達目標 【授業のねらい】
第1に、文献講読を通じて社会への関心を理論的に整理する方法を学ぶ。第2に、学校に関する統計データを入手・分析することを通じて、社会を実証的にとらえる能力を涵養する。
【到達目標】
・文献から主要な論点を整理することができる。 A-5-2
・教育に関する意見を理論的に上げることができる。 A-5-2
・教育に関するデータを適切に分析することができる。 A-5-2

※この科目は文理学部(学士(社会学)のDP5,6,7,8及びCP5,6,7,8に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【演習】
・文献講読の担当を決めて、ローテーションで内容をまとめて報告する。
・担当者は、担当回の2日前までに担当教員に配布資料のデータをアップロードする。
・担当者以外は該当のチャプターに目を通し、疑問点をまとめておく。

授業内で課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行う。
日本に入国できない留学生など対面授業への参加が困難な人は、事前に申請が認められた場合、個別に指示する。
履修条件 事前に選考済み。聴講等を希望する学生は要相談。
授業計画
1 イントロ:教育社会学の基礎 A-5-2
【事前学習】シラバスを確認し、全体の進行を理解する (1h時間)
【事後学習】テキストをそろえ、通読する (3h時間)
2 イントロ:教育社会学における学校 A-5-2
【事前学習】教育社会学について調べてまとめる (2h時間)
【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (2h時間)
3 文献講読1:学校と社会進歩 A-5-2
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、概要をまとめる (2h時間)
【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (2h時間)
4 文献講読2:学校と子供の生活 A-5-2
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、概要をまとめる (3h時間)
【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (1h時間)
5 文献講読3:教育における浪費 A-5-2
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、概要をまとめる (3h時間)
【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (1h時間)
6 文献講読4:初等教育の心理学~フレーベルの教育原理 A-5-2
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、概要をまとめる (3h時間)
【事後学習】教科書の残りの章を読み、概要をまとめる (1h時間)
7 文献講読5:社会変動と学校・家族 A-5-2
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、概要をまとめる (3h時間)
【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (1h時間)
8 文献講読6:学校と格差・不平等~教育政策とエビデンス A-5-2
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、概要をまとめる (3h時間)
【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (1h時間)
9 文献講読7:教育の社会的貢献~教育にできること・できないこと A-5-2
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、概要をまとめる (3h時間)
【事後学習】ここまでの議論をまとめ、自らの意見を明確にする (1h時間)
10 マクロデータの入手と分析 A-5-2
【事前学習】Excelの基礎を復習する (1h時間)
【事後学習】e-statへのアクセス方法を確認する (3h時間)
11 ソフトウェアの分析演習1:基礎統計 A-5-2
【事前学習】ソフトウェアの動作環境を確認する (1h時間)
【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (3h時間)
12 ソフトウェアの分析演習2:データハンドリング A-5-2
【事前学習】データハンドリングについて調べてまとめる (1h時間)
【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (3h時間)
13 ソフトウェアの分析演習3:統計的検定 A-5-2
【事前学習】統計的検定について調べてまとめる (1h時間)
【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (3h時間)
14 最終レポートに向けた報告会1 A-5-2
【事前学習】報告資料を準備する (2h時間)
【事後学習】議論で得られた論点を踏まえてレポートを作成する (2h時間)
15 最終レポートに向けた報告会2 A-5-2
【事前学習】報告資料を準備する (2h時間)
【事後学習】議論で得られた論点を踏まえてレポートを作成する (2h時間)
その他
教科書 ジョン・デューイ(市村尚久 訳) 『学校と社会・子供とカリキュラム』 講談社学術文庫 1998年
中澤渉 『日本の公教育――学力・コスト・民主主義』 中公新書 2018年
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【教科書備考】
『学校と社会』は宮原誠一訳(岩波文庫)版でもかまわない
参考書 増井敏克 『RとPythonで学ぶ統計学入門 』 オーム社 2021年
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【参考書備考】
第11~13回は参考書の内容を基礎にして進める。教科書指定はしないが入手しておくことを推奨する。
成績評価の方法及び基準 レポート:期末レポート(60%)、授業参画度:報告内容および議論の貢献度(40%)
対面授業に参加できない場合の成績評価については別途授業内で説明する。
オフィスアワー 原則火曜4限:本館研究室(来室の際には事前連絡があると確実)

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