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令和2年度以降入学者 | 流行の社会学 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 流行の社会学 | ||||
教員名 | 仲川秀樹 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2・3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面式にて実施いたします。オンデマンド形式(PowerPoint)に変更もあります。オンデマンド・課題研究の配信資料は、教科書の論点を中心に進めてまいります。 教科書は重要です。必ず準備してください。 Blackboard コースID:20220961 水曜1限 |
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授業概要 | 流行を社会学の視点から体系的に論じます。流行は社会学理論にある集合行動の一つです。基礎理論である集合行動論をベースに授業進めてまいります。なぜ、流行が発生するのか、ミクロ的視点から、流行を選択する個人の動機に注目します。流行が発生するには社会的条件が必要です。それがマクロ的視点になります。さらに流行を考えるには、歴史的連続性としての歴史的過程を時代ごとに追って考えます。流行発生のメカニズムを考える授業となります。社会学に視点からファッションやトレンド、その時代を理解し、「社会学は社会で役に立つのか」を考えます。 |
授業のねらい・到達目標 | <技能><知識> 流行現象発生のメカニズムを理解することで、社会の変化をよみとることができるようになります。 流行発生から消滅のプロセスを理解し、歴史的な社会の流れを予測できることをめざします。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標です。 多様なメディアによって形作られる現代社会におけるわたしたちの日常生活の中の諸課題について、メディア研究における多様な基礎理論を用いて説明することができます。(A-4-2 問題発見・解決力) この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP4及びカリキュラムポリシーCP4に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:講義 教科書に沿った講義を中心に進めてまいります。流行の構造と機能、変動としての歴史的過程、教科書に合わせて説明してまいります。 授業内課題(試験やレポート等)に対するフィードバックをおこないます。 日本に入国できない留学生など対面授業への参加が困難な人は、事前に申請が認められた場合、個別に指示いたします。 |
履修条件 | とくにありません。 |
授業計画 | |
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1 |
「流行の社会学」の授業の進め方(授業内容、授業方法、成績評価などを説明します)(A-4-2)
【事前学習】シラバスと使用教科書を読み、授業全体の流れを理解しておいてください (1時間) 【事後学習】教科書とシラバス内容を確認し、次回の授業に備えてください (1時間) |
2 |
人びとの集まり集合行動、それが流行です。集合行動論の世界から流行を考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第2章の集合行動論を読んでおいてください (2時間) 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間) |
3 |
流行の基礎理論(流行の基本的概念)流行には、ファッションやファッドなど類似した意味を説明します(A-4-2)
【事前学習】教科書第3章Ⅰ―1を読んでおいてください (2時間) 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間) |
4 |
流行の基礎理論(流行の基本的特性)流行に存在する共通の特性を考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第3章Ⅰ―2を読んでおいてください (2時間) 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間) |
5 |
流行の基礎理論(流行の発生領域)流行やファッションは、どのような領域で発生するのかを考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第3章Ⅰ―3を読んでおいてください (2時間) 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間) |
6 |
流行を採用する個人の動機、なぜ人びとは流行を選択するのでしょうか。その選択動機を考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第3章Ⅱ―1を読んでおいてください (2時間) 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間) |
7 |
流行を選択するパターン、流行はどのような過程により広がるのかを考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第3章Ⅱ―2を読んでおいてください (2時間) 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間) |
8 |
流行受容と感情移入は、流行を選択する人びとの内面に存在します(A-4-2)
【事前学習】教科書第3章Ⅱ―3を読んでおいてください (2時間) 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間) |
9 |
流行の発生する社会構造、どんな社会で流行は発生するのかを考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第3章Ⅲ―1を読んでおいてください (3時間) 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (3時間) |
10 |
流行は社会を表出する、その時代の世相や風俗から考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第3章Ⅲ―2を読んでおいてください (2時間) 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間) |
11 |
流行は社会にある方向を示します。時代を振り返ると理解できます。流行と会変動について考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第3章Ⅲ―3を読んでおいてください (2時間) 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間) |
12 |
流行の古典理論としての階級分化論です。ジンメル理論を再考します。流行を選択するあこがれも考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第5章を読んでおいてください (2時間) 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間) |
13 |
流行の現代理論としての集合的選択理論です。ブルーマー理論から考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第5章を読んでおいてください (2時間) 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間) |
14 |
社会現象から流行を理解し、流行研究の体系化をめざします(A-4-2)
【事前学習】教科書の結びを読んでおいてください (2時間) 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間) |
15 |
流行の社会学の総括と振り返りです。流行のメカニズムを把握し、社会に適用します(A-4-2)
【事前学習】これまでの講義ノートを再確認してください (3時間) 【事後学習】講義における要点をからピックアップし、整理してください (3時間) |
その他 | |
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教科書 | 仲川秀樹 『H・ブルーマーの集合行動論―流行理論を軸として―』 学文社 2015年 |
参考書 | 必要に応じて紹介いたします。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:授業内試験または課題レポート(100%) 以上を踏まえ、A-4-2(問題発見・解決力)の修得状況を評価します。 授業内試験等については、授業およびBlackboard上にて、詳細を説明いたします。 対面授業に参加できない場合の成績評価については別途、説明いたします。 |
オフィスアワー | 授業終了後、メールやBlackboardで対応いたします。 |
備考 | 初回講義開始までに、当該授業のBlackBoardのコース登録をおこなってください。 |