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令和2年度以降入学者 | 知識社会学 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 現代社会学理論2 | ||||
教員名 | 犬飼裕一 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面で行います。 BlackboardコースID:20220958 |
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授業概要 | 21世紀に理論とは?AI(人工知能)時代の社会学に向かって |
授業のねらい・到達目標 | <知識・技能>と<能力> 日常生活から国際社会に至る現代社会の多層性と多様性を理解し,グローバル化する現代社会が抱える矛盾について,社会学における専門領域の観点から説明することができる。(A-2-3: 世界の現状を理解し、説明する力) 21世紀初頭の視点から見ると、20世紀の理論は互いに別個に発展した二つの流れを架橋することによって成り立っていました。一つは19世紀以来の実証主義(科学主義)の延長としての立場で、経済学や政治学、法律学といった今日でも社会科学の主流をなしている立場です。そして、もう一つは、20世紀初頭の哲学界や科学界で起こった「革命」や「転回」以降に成立した立場です。「科学革命」「ニューサイエンス」「サイエンスウオーズ(科学戦争)」「言語論的転回」「自己組織性」「複雑性」といった言葉で表現される現象が同時多発的に生じ、それまでの科学観や学問観、そして社会観との間で亀裂が生じました。社会学理論は、20世紀に生じた亀裂にまたがって両者の立場を観察しながら議論を展開してきたといえます。本講義では現代社会学理論がおかれている上記の状況をふまえて今後の理論の展開を考えていきます。 この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 講義の方法としては、現代の理論の課題に対して過去の理論家の議論がどのように呼応しているのかを明らかにしていく形で進めていきます。過去の理論家の取り組みを現代の問題に生かすことは、同時に目先の課題や奇抜な表現に必要以上に目を奪われることを回避することになると考えるからです。 授業内で課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行う。 日本に入国できない留学生など対面授業への参加が困難な人は、事前に申請が認められた場合、個別に指示します。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
理論の課題、「社会」を理解すること(A-2-3)
【事前学習】参考書を読み、授業全体の流れを理解してください。 (2時間) 【事後学習】参考書と授業ノートの復習をしてください。 (2時間) |
2 |
「理解」とは?(A-2-3)
【事前学習】参考書を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】参考書と授業ノートの復習をしてください。 (2時間) |
3 |
理解の理論(A-2-3)
【事前学習】参考書を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】参考書と授業ノートの復習をしてください。 (2時間) |
4 |
科学、学問、Science、Wissenschaft(A-2-3)
【事前学習】参考書を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】参考書と授業ノートの復習をしてください。 (2時間) |
5 |
「社会」について語ること(A-2-3)
【事前学習】参考書を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】参考書と授業ノートの復習をしてください。 (2時間) |
6 |
語りの形(A-2-3)
【事前学習】参考書を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】参考書と授業ノートの復習をしてください。 (2時間) |
7 |
機械と生物、メカニズムとオルガニズム(A-2-3)
【事前学習】参考書を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】参考書と授業ノートの復習をしてください。 (2時間) |
8 |
直線と螺旋、客観性と自己言及性(A-2-3)
【事前学習】参考書を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】参考書と授業ノートの復習をしてください。 (2時間) |
9 |
課題を発見するという課題(A-2-3)
【事前学習】参考書を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】参考書と授業ノートの復習をしてください。 (2時間) |
10 |
発見を課題とするという発見(A-2-3)
【事前学習】参考書を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】参考書と授業ノートの復習をしてください。 (2時間) |
11 |
「世界」という課題(A-2-3)
【事前学習】参考書を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】参考書と授業ノートの復習をしてください。 (2時間) |
12 |
「現代」という課題(A-2-3)
【事前学習】参考書を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】参考書と授業ノートの復習をしてください。 (2時間) |
13 |
解釈学と理解社会学、現象学と社会(A-2-3)
【事前学習】参考書を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】参考書と授業ノートの復習をしてください。 (2時間) |
14 |
再論、「社会」について語ること(A-2-3)
【事前学習】参考書を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】参考書と授業ノートの復習をしてください。 (2時間) |
15 |
社会修辞学(A-2-3)
【事前学習】参考書を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】15回の授業内容を振り返り、授業ノートにまとめてください。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 適宜紹介する。 |
参考書 | 犬飼裕一 『歴史にこだわる社会学』 八千代出版 2018年 第1版 犬飼裕一 『方法論的個人主義の行方』 勁草書房 2011年 第1版 逸木裕 『虹を待つ彼女 (角川文庫)』 角川書店 2019年 第1版 授業の理解のためにあらかじめ読んでおいてください。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、レポート(50%) 授業時間内に毎回出席をかねて小レポートを書いてもらいます。これと試験の合計で成績評価をいたします。 以上を踏まえ、A-2-3(世界の現状を理解し、説明する力)の修得状況を評価します。 対面授業に参加できない場合の成績評価については別途授業内で説明します。 |
オフィスアワー | 授業終了後。所要を除いてほぼ毎日研究室に在室していますのでアポイントを取って訪ねてきてください。質問はメールでも対応します。 |