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令和2年度以降入学者 | 社会調査実習1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 社会調査実習1 | ||||
教員名 | 濱本真一 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面 BlackboardコースID:20220969 |
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授業概要 | 【統計的調査実習】 本科目は、統計的実証研究を行うことを目的として、研究テーマの設定から、仮説の設定、調査の計画、質問項目の作成、データ作成、統計分析、結果報告、報告書の執筆に至るまでの一連の社会調査のプロセスを体験し、社会調査の実施に関する全般的スキルを涵養する。 本科目では「若年者の教育と家族」を大テーマとして、履修者の研究関心に沿って具体的な調査テーマを設定する。 |
授業のねらい・到達目標 | 【授業のねらい】 社会調査プロセスのほぼすべてを体験することで、チームで行う調査の基本的スキルを身に着ける 【到達目標】 ・自らのデータについて仮説を設定することができる。 A-3-3 ・自らの仮説に基づいて調査項目を提案することができる。 A-3-3 ・グループ・チームと研究スケジュールを共有・調整しながら進めることができる。 A-3-3 ※この科目は文理学部(学士(社会学))のDP3及びCP3に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【実習】 数人からなる班ごとに調査計画を立てる。本科目の実習部分はすべて班での作業になる。 授業は対面授業のみ。授業時間外での打ち合わせ等をオンラインで行うことは可能である。 授業内で課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行う。 日本に入国できない留学生など対面授業への参加が困難な人は、事前に申請が認められた場合、個別に指示する。 |
履修条件 | 本科目は後期開講「社会調査実習2」(濱本)とセットで履修することが必須である。社会調査法および統計学の基礎科目を履修済みまたは同時履修であることが望ましい。学習意欲の高い履修者を歓迎する。 |
授業計画 | |
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1 |
社会調査の基礎 A-3-3
【事前学習】シラバスを確認し授業の進行を理解する (2h時間) 【事後学習】テキストp10-13を読み内容をまとめる (2h時間) |
2 |
研究テーマ・問いの構成 A-3-3
【事前学習】テキストp14-21を読み内容をまとめる (2h時間) 【事後学習】各自の問いを明確にする (2h時間) |
3 |
マクロデータへのアクセス A-3-3
【事前学習】テキストp38-43を読み内容をまとめる (1h時間) 【事後学習】各自関心のあるデータにアクセスして社会を観察する (3h時間) |
4 |
文献探索 A-3-3
【事前学習】図書館の利用方法を調べておく (1h時間) 【事後学習】各自関心のある文献にアクセスしてテーマを精緻化する (3h時間) |
5 |
先行研究の検討 A-3-3
【事前学習】テキストp24-33を読んで内容をまとめる (1h時間) 【事後学習】各自関心のある文献を検討してテーマを精緻化する (3h時間) |
6 |
仮説の設定 A-3-3
【事前学習】テキストp22-23を読んだうえで自分の関心について仮説を提示する (1h時間) 【事後学習】班員の連絡先と関心を共有する (3h時間) |
7 |
テーマ・仮説報告 A-3-3
【事前学習】報告資料を作成する (2h時間) 【事後学習】質疑の内容を踏まえてテーマ・仮説を精緻化する (2h時間) |
8 |
質問項目作成1 A-3-3
【事前学習】テキストp50-55を読み内容をまとめる (1h時間) 【事後学習】班ごとの質問項目案を作成する (3h時間) |
9 |
質問項目作成2 A-3-3
【事前学習】班ごとに質問項目案を作成する (2h時間) 【事後学習】班ごとに質問項目案を作成し、提出する (2h時間) |
10 |
プリテスト1 A-3-3
【事前学習】自班の質問項目案を再確認する (1h時間) 【事後学習】議論を踏まえて質問内容を修正する (3h時間) |
11 |
プリテスト2 A-3-3
【事前学習】班ごとに質問項目を修正し、提出する (1h時間) 【事後学習】議論を踏まえて質問内容を修正する (3h時間) |
12 |
調査票確定 A-3-3
【事前学習】班ごとに質問項目を修正し、提出する (3h時間) 【事後学習】自班の分析プランを確認する (1h時間) |
13 |
標本抽出の理論と方法 A-3-3
【事前学習】テキストp44-49を読み内容をまとめる (1h時間) 【事後学習】自班の分析プランとデータ特性の関係をまとめる (3h時間) |
14 |
実査とデータ処理 A-3-3
【事前学習】テキストp56-61を読み内容をまとめる (1h時間) 【事後学習】自班のエディティングパターンを予測してまとめる (3h時間) |
15 |
コーディング演習 A-3-3
【事前学習】テキストp62-67を読み内容をまとめる (1h時間) 【事後学習】演習の残りを消化する (3h時間) |
その他 | |
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教科書 | 林雄亮・石田賢示 『基礎から学ぶ社会調査と計量分析』 北樹出版 2019年 第1版 松本渉 『社会調査の方法論』 丸善出版 2021年 第1版 _ --------------------------- 【教科書備考】 林・石田(2019)をメインのテキストに指定する。 松本(2021)については、これまでに履修済みの社会調査法の基礎科目にて同種のテキストを持っている場合にはそちらで代用可とする。 |
参考書 | 原純輔・海野道郎 『社会調査演習』 東京大学出版会 2006年 第2版 盛山和夫 『社会調査入門』 有斐閣ブックス 2008年 轟亮・杉野勇 『入門・社会調査法――2ステップで基礎から学ぶ』 法律文化社 2017年 第3版 伊達平和・高田聖治 『社会調査法 (データサイエンス体系)』 学術図書出版社 2020年 鈴木達三・高橋宏一 『標本調査法 (シリーズ<調査の科学>2)』 朝倉書店 2005年 吉村治正 『社会調査における非標本誤差』 東信堂 2017年 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:議論の貢献度(100%) グループでの作業を主体とする。グループ内の貢献度に関する相互評価も成績の基準とする。周囲の士気を下げるような行為は著しい減点の対象となる。 対面授業に参加できない場合の成績評価については別途授業内で説明する。 |
オフィスアワー | 原則火曜4限:本館研究室(来室の際には事前連絡があると確実) |
備考 | 本科目は、後期開講「社会調査実習2」(濱本)とセットで社会調査協会の定める社会調査士資格要件科目「G」に相当する。社会調査士については社会調査協会のウェブサイト(https://jasr.or.jp/)を参照。 |