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令和元年度以前入学者 | ゼミナール4 | ||||
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教員名 | 菅野剛 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業 (オンデマンド型、同時双方向型を含む)
Blackboard のコースID: 20223951 |
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授業概要 | ・第四次産業社会を迎え、社会は大きく変わりつつあります。次から次に新しいことが生じています。そこで、その時々に応じて、取り上げるべき内容を変更し、柔軟に対応します。 ・また、現代社会の理解に欠かせないIT、プログラミング、社会調査、データ分析、機械学習などを幅広く取り上げつつ、現実と相互浸透し、ますます身近となる仮想世界、仮想現実(VR)、メタバースについて調べ、実際に様々な試行錯誤を試みつつ、調査・探索を行います。 ・これらの変化を踏まえ、新しいことを学び続ける姿勢を身につけます。 |
授業のねらい・到達目標 | ・教わったことをなぞるだけではなく、自分で試してみることが大切です。 constructionism: "learning-by-making". 「作ることで学ぶ」 【学生の視点から、具体的・現実的・測定可能な表現で記述】 ・反証可能な形で論旨を展開する方法に触れる。 ・具体的な現象を抽象化し、数値で表現し、モデルに基づいて理解する論理展開に触れる。 【日本大学教育憲章ルーブリック】 上記の<知識><技能>の習得を経て,以下の<能力>を育むことが目標である。 ・どのような研究課題や社会問題に対しても,その解決のために必要な情報や知識,資源を集め,分析を通じて解決策を提示することができる。(A-5-4: 挑戦力) ・多様な社会事象や社会問題に対し,社会学の枠組みや方法に即して議論を深めることで理解を深めるのみならず,それを不特定多数の他者にわかりやすく提示することができる。(A-6-4: コミュニケーション力) ・積極的にリーダーシップを発揮し,適切な形で他者をサポートしながら調査研究活動を進めることで,研究成果を最大化することができる。(A-7-4: リーダーシップ・協働力) ・自身のみならず他者の学修状況を比較分析しながら,相互にフィードバックすることができる。(A-8-4: 省察力) この科目は文理学部(学士(社会学))のDP及びCP5,6,7,8に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義,演習】 対面参加が出来ない場合は、オンラインやオンデマンドで学習します。 > 「授業内で課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。」 > 「日本に入国できない留学生など対面授業への参加が困難な人は、事前に申請が認められた場合、個別に指示します。」 ・現代社会では STEAM教育が重要です。抽象的で論理的な思考は難易度が高く、踏み込めない場合があります。そこで、対策として、目で見ることが出来、手で触ることも出来、試行錯誤の過程で体感的に論理的な理解を深められるような環境構築を目指します。 ・また、教育環境の構築・維持にかかるコスト、持続可能性、利用者の利便性についての現状判断から、クラウド環境を利用します。 ・現代の情報社会を理解する上で必要不可欠なプログラミング、データ分析、社会調査に触れます。 ・対面型授業が可能な場合、各種教材を用いた作業やプログラミング等により、手を動かしながら考えます。利用可能な教材やリソースには限りがあるため、ローテーションを組み、授業期間を通して交代で柔軟な運用を検討します。社会を取り巻く状況や教材の準備状況によって、実施時期は前後する可能性があります。また、状況により、PCや機材・教材類の共用は、行えない場合があります。 本授業の事前・事後学習は,各1時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
Society 5.0、 AI戦略2019、 AI戦略2021、 STEAM教育、LEGO Mindstorms、 LEGO Spike Prime、 Scratch、 Minecraft: Education Edition、 メタバース、 VR (仮想現実)、 SNS Cluster、 META Quest2 / Web調査の実例(1) オープンキャンパス模擬授業でのWeb調査とリアルタイム分析演習 (PHPとApache) 好きなタレント(2003,2004年実施) (A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】Google Classroom で予習を行う。 (1時間) 【事後学習】Google Classroom で復習し、課題を行う。 (1時間) |
2 |
作ることの意味 / Web調査の実例(2) 学生意識調査: 好きな趣味、音楽、ゲーム、アニメ・コミック (2014,2015,2016,2017,2018,2019,2020年実施) (A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】Google Classroom で予習を行う。 (1時間) 【事後学習】Google Classroom で復習し、課題を行う。 (1時間) |
3 |
メタバース、作ることの意味 / Web調査の実例(3) 学生意識調査:PC環境、ITリテラシー、社会学科PC実習室の利用頻度(2017,2018,2019年実施) (A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】Google Classroom で予習を行う。 (1時間) 【事後学習】Google Classroom で復習し、課題を行う。 (1時間) |
4 |
繋がることの価値 / Web調査の実例(4) 学生意識調査:ボランティア(2017年実施) (A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】Google Classroom で予習を行う。 (1時間) 【事後学習】Google Classroom で復習し、課題を行う。 (1時間) |
5 |
メタバース、繋がることの価値 / Web調査の実例(5) 学生意識調査:海外旅行(2017年実施) (A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】Google Classroom で予習を行う。 (1時間) 【事後学習】Google Classroom で復習し、課題を行う。 (1時間) |
6 |
変えるためのツール / Web調査の実例(6) 学生意識調査:通学と交通(2017年実施) (A-5-3)(A-8-3)
【事前学習】Google Classroom で予習を行う。 (1時間) 【事後学習】Google Classroom で復習し、課題を行う。 (1時間) |
7 |
メタバース、変えるためのツール / Web調査の実例(7) 学生意識調査:パーソナリティ(2017,2018,2019,2020年実施) (A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】Google Classroom で予習を行う。 (1時間) 【事後学習】Google Classroom で復習し、課題を行う。 (1時間) |
8 |
繋がることと創造的過程 / Web調査の実例(8) 学生意識調査:交友関係(2017,2018,2019,2020年実施) (A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】Google Classroom で予習を行う。 (1時間) 【事後学習】Google Classroom で復習し、課題を行う。 (1時間) |
9 |
メタバース、繋がることと創造的過程 / Web調査の実例(9) 学生意識調査:経済状況(2020年実施) (A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】Google Classroom で予習を行う。 (1時間) 【事後学習】Google Classroom で復習し、課題を行う。 (1時間) |
10 |
自分で行う / デジタルデータ利用による調査実例(1) コンテンツ登場人物のネットワーク (A-5-3)(A-8-3)
【事前学習】Google Classroom で予習を行う。 (1時間) 【事後学習】Google Classroom で復習し、課題を行う。 (1時間) |
11 |
メタバース、自分で行う / デジタルデータ利用による調査実例(2) Webスクレイピングと社会学のトピックの変遷(A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】Google Classroom で予習を行う。 (1時間) 【事後学習】Google Classroom で復習し、課題を行う。 (1時間) |
12 |
創造性の基盤 / デジタルデータ利用による調査実例(3) ビッグデータと標本調査から見る食のグローバル化 (A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】Google Classroom で予習を行う。 (1時間) 【事後学習】Google Classroom で復習し、課題を行う。 (1時間) |
13 |
メタバース、創造性の基盤 / デジタルデータ利用による調査実例(4) コンテンツ視聴についてのWebサイエンス (A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】Google Classroom で予習を行う。 (1時間) 【事後学習】Google Classroom で復習し、課題を行う。 (1時間) |
14 |
まとめと議論 / 画像認識、機械学習 (A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】Google Classroom で予習を行う。 (1時間) 【事後学習】Google Classroom で復習し、課題を行う。 (1時間) |
15 |
議論とフィードバック / ビッグデータ、クラウド、機械学習 (A-5-4)(A-6-4)(A-7-4)(A-8-4)
【事前学習】Google Classroom で予習を行う。 (1時間) 【事後学習】Google Classroom で復習し、課題を行う。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | ミッチェル・レズニック (著), 村井裕実子 (著), 阿部和広 (著), 酒匂 寛 (翻訳), 伊藤 穰一 (その他), ケン・ロビンソン (その他) 『ライフロング・キンダーガーテン 創造的思考力を育む4つの原則』 日経BP 2018年 Sylvia Libow Martinez (著), Gary Stager (著), 阿部 和広 (監修), 酒匂 寛 (翻訳) 『作ることで学ぶ ―Makerを育てる新しい教育のメソッド』 オライリージャパン 2015年 シーモア・パパート (著), 奥村貴世子 (訳) 『マインドストーム 子供、コンピューター、そして強力なアイデア』 未来社 1995年 石黒浩 『こころをよむ 人とは何か アンドロイド研究から解き明かす』 NHK出版 2019年 長野宏宣, 中川晋一, 蒲池孝一, 櫻田武嗣, 坂口正芳, 八尾武憲, 衣笠愛子, 穴山朝子 『IT技術者の長寿と健康のために』 近代科学社 2016年 盛山和夫 『社会調査法入門』 有斐閣 2004年 原純輔, 海野道郎 『社会調査演習』 東京大学出版会 2004年 第2版 David Gauntlett, Creative Explorations: New Approaches to Identities and Audiences, Routledge, 2007 David Gauntlett, Making is Connecting: The social power of creativity, from craft and knitting to digital everything, Poli, 2018, 2 edition 長谷川寿一, 長谷川眞理子, 大槻久 『進化と人間行動 第2版』 東京大学出版会 2022年 ユヴァル・ノア・ハラリ(著), 柴田裕之(訳) 『サピエンス全史 (上):文明の構造と人類の幸福』 河出書房新社 2016年 ユヴァル・ノア・ハラリ(著), 柴田裕之(訳) 『サピエンス全史 (下):文明の構造と人類の幸福』 河出書房新社 2016年 インフォビジュアル研究所 『図解でわかる ホモ・サピエンスの秘密』 太田出版 2017年 ケヴィン・シムラー, ロビン・ハンソン 『人が自分をだます理由:自己欺瞞の進化心理学』 原書房 2019年 |
成績評価の方法及び基準 | 各自の課題の総合的な評価(100%) ・初回授業に、NU-AppsG アカウントを用いて Google Classroom のクラスへ参加(登録)する必要があります。 ・以上を踏まえ、(A-5-4: 挑戦力)、(A-6-4: コミュニケーション力)、(A-7-4: リーダーシップ・協働力)、(A-8-4: 省察力)の修得状況を評価します。 ・対面参加が出来ない場合は、オンラインやオンデマンドで学習できます。仮に対面授業であっても遠隔授業であっても、課題と成績評価の基準は同じです。 |
オフィスアワー | 授業時間帯の前後を中心に Google Classroom で随時対応。 対面授業の場合は授業終了時。 |
備考 | シラバスの内容は学生の皆さんの学修の状況を考慮して、変更することもあります。 また、事前学習・事後学習の時間は目安です。 |