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令和2年度以降入学者 | 教育学基礎論1 | ||||
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教員名 | 杉森知也 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 対面授業(一部遠隔授業あり) Blackboard ID: 20221048 |
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授業概要 | 教育学を体系的に学んでいくための基礎的な知識と技能を習得する |
授業のねらい・到達目標 | この授業では、初年次導入教育として、教育学を体系的に学んでいくための基礎を習得することをめざす。次の項目について、習得することが期待される。 レジュメの書き方(形式や工夫)/小論文・レポートの書き方/書評の方法/文献の引用ルールや註の付け方/剽窃や盗用の問題性/図書館の図書利用の仕方/図書館の図書の分類/図書館での端末利用の仕方/日大文理のOPACの利用法 本科目の到達目標は、以下のとおりである。 (1)大学で学んでいくための基本的な倫理観が身につく(A-1-1) (2)伝えたいことを正確に伝えることができる(A-6-1) この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの1, 6に対応しています。 |
授業の方法 | (1)授業の形式: 【講義・演習】 発表に関しては、原則、対面でおこなうが、オンマンド教材(音声付きPowerPoint)も組み合わせて実施する。一部、対面で実施する回においてもオンデマンド教材を重ねて公開し、復習できるようにしておく。 (2)具体的な方法 基礎的な知識・技能の修得を対面授業・オンデマンド教材を通して修得し、それらについては必要に応じて課題・確認テストを逐次、実施する。その他、半期を通して指定教科書を読破し、その書評を書くことを最終課題レポートとして課す。その間、教科書を章ごとに読み込む授業をおこなう。1章につき2~3名で教科書の内容整理と補足を分担し、1人10分で発表をおこなう。それに対して、担当者以外の学生は質問をするゼミ形式で授業を進める。 (3)課題の提出方法・フィードバックの方法 課題の提示・回収は、すべてBlackboardでおこなう。フィードバックは原則として個人に対しておこなう(課題の採点コメント欄)が、全体へのフィードバックとする場合もある。全体にフィードバックにする場合は、Blackboardの連絡事項で伝達する。 (4)対面に参加できない学生の代替方法 ・遠隔参加の要件: 学部・学科で認められた学生および新型コロナウイルスへの感染・またはそれが疑われる者のみを原則とする。 ・対面に参加できない場合: 学部・学科で認められた学生も、メールでその旨、連絡をすること。それ以外は、原則として事前にメールにて相談すること(事前にメールできなかった場合は、事後、速やかにメールで相談すること)。 |
履修条件 | 指定された同一教員の教育学基礎論2を履修すること。 |
授業計画 | |
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1 |
課題と授業の進め方について【対面授業】
【事前学習】シラバスを確認し、本講のねらいを把握する。 (1時間) 【事後学習】指定教科書を購入し、読み始める。 (10時間) |
2 |
大学図書館の利用法: 文理学部図書館の使い方と図書・論文の検索方法(A-1-1)【対面授業+オンデマンド】
【事前学習】文理学部図書館のHPとオンデマンド教材をあわせて閲覧する。 (1時間) 【事後学習】指示された論文を検索し、印刷した上で、読み込む。 (1時間) |
3 |
引用のルールと注釈のつけ方①: 「剽窃」と「引用」の違い(A-1-1)【対面授業】
【事前学習】引用と剽窃の違いについて調べる。 (1時間) 【事後学習】配布プリントについて復習し、不明な点は質問する。 (1時間) |
4 |
引用のルールと注釈のつけ方②: 引用のつけ方の説明(A-1-1)【対面授業】
【事前学習】第2回授業で印刷した論文中、「 」などで引用されている部分にマークする。 (1時間) 【事後学習】第2回授業で印刷した論文中、どのようなことをどのように引用されているか把握する。 (1時間) |
5 |
引用のルールと注釈のつけ方③: 引用と注釈(A-1-1)【対面授業】
【事前学習】第2回授業で印刷した論文と似たものを検索、印刷して読み込む。 (1時間) 【事後学習】第2回授業で印刷した論文と新たに検索した論文を組み合わせて、3か所以上を直接引用したレポート(A4×1枚以上)を作成し、Bbに提出する。引用の方法は、本時の授業で扱ったことを必ず活かすこと。 (3時間) |
6 |
レポートと発表用レジュメの書き方(A-1-1)【オンデマンド】
【事前学習】「レジュメ」とは何か、事前に調べる。 (1時間) 【事後学習】本時の内容を、第8回以降の発表用資料作成に活かす。自身の発表担当箇所の調査を進める。 (2時間) |
7 |
「書評」の書き方: クリティカルシンキングのススメ【オンデマンド】
【事前学習】教科書の書評を作成する課題について説明するので、この回までに教科書を読み終え、不明な点や深めて書くべき点を整理する。 (2時間) 【事後学習】講義資料をもとに、最終課題の「書評」を書く準備を進める。 (1時間) |
8 |
発表準備【課題研究】
【事前学習】教科書を読む。自分が担当する箇所の調査・研究を進めて、レジュメを仮作成する。 (4時間) 【事後学習】レジュメを作成する。 (2時間) |
9 |
質問受付【Zoomによる同時双方向型授業】
【事前学習】発表・後学期発表テーマに関する質問を考える。 (2時間) 【事後学習】レジュメを完成させ、Blackboardに提出する。 (1時間) |
10 |
教科書第1・2章の読み合わせ(A-6-1)【対面授業】
【事前学習】教科書第1・2章を読み、わからない用語を調べる。発表者は、プレゼンテーション資料を用意する。 (2時間) 【事後学習】授業を踏まえて、さらに自分で気になった部分をインターネット等で深める。 (1時間) |
11 |
教科書3・4・5章の読み合わせ(A-6-1)【対面授業】
【事前学習】教科書第3・4・5章を読み、知らない用語を調べる。発表者は、プレゼンテーション資料を用意する。今回のみZoomでのプレゼンを試行するので、発表者は画面の共有機能について事前に調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業を踏まえて、さらに自分で気になった部分をインターネット等で深める。 (1時間) |
12 |
後学期の研究発表テーマを考える【オンデマンド】
【事前学習】後学期の基礎論2で自身が発表するテーマ(興味のある教育学の分野等)を考える。 (2時間) 【事後学習】教材を踏まえて、発表テーマを探し、発表テーマ案を狭める。また、「書評」作成作業も継続する。 (1時間) |
13 |
教科書第6・7章の読み合わせ(A-6-1)【Zoomによる双方向型授業】
【事前学習】教科書第6・7章を読み、知らない用語を調べる。発表者は、プレゼンテーション資料を用意する。 (2時間) 【事後学習】授業を踏まえて、さらに自分で気になった部分をインターネット等で深める。 (1時間) |
14 |
教科書第8・9章の読み合わせ(A-6-1)【Zoomによる同時双方向型授業】
【事前学習】教科書第8・9章を読み、知らない用語を調べる。発表者は、プレゼンテーション資料を用意する。 (2時間) 【事後学習】授業を踏まえて、さらに自分で気になった部分をインターネット等で深める。 (1時間) |
15 |
教科書第10章の読み合わせと授業のまとめ(A-6-1)【対面授業】
【事前学習】教科書第10章を読み、知らない用語を調べる。発表者は、プレゼンテーション資料を用意する。 (2時間) 【事後学習】授業を踏まえて、さらに自分で気になった部分をインターネット等で深める。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 鈴木大裕 『崩壊するアメリカの公教育―日本への警告』 岩波書店 2016年 |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題レポート(ブックレビュー+教科書読み合わせのレジュメ)、後期の研究テーマ案の質(倫理的な手続きを踏んだアウトプットが作成できたか A-1-1、伝えたいことを正確に伝えることができたか A-6-1)(70%)、授業内テスト:確認テスト・小レポートの質(研究倫理についての基礎的な理解ができたか、伝えたいことを正確に伝えることができたか A-6-1)(20%)、授業参画度:ディスカッション等の場面での積極的な姿勢、課題をコンスタントに進めているか。(10%) 課題レポート(ブックレビュー)は、指定教科書を各自で読み込み、授業で解説する書評の書き方/引用・参考文献の示し方等の理解を駆使して作成する(Wordにて作成、A4×3枚以上、40字×36行指定)。 なお、遠隔で参加した場合でも、評価には影響しない。 |
オフィスアワー | 随時、Blackboard経由でメールにて質問を受け付ける。 |
備考 | 1. 最終課題(ブックレビュー)レポートはA4版(40字×36行×3枚以上)、かならずWordを使用して作成すること。わからない用語等は自身で調べること。 2. 事前・事後学習の時間はおおよその目安であり、読み込み・調査等は各自、かかる時間は大きく異なる。最低時間として考えて欲しい。また、教科書の読み込みとレジュメ作成の作業は必ずコンスタントに進めること。 3. 状況によって、授業の形態を変更することがある。変更がある場合は、原則としてBlackboardの連絡事項等で事前に告知する。こまめにチェックをすること。 4. 授業でZoomを利用する場合は、カメラをONにして参加することを求める(活動状況を把握できるようにするため)。どうしてもカメラONにできない場合は、事前に教員に相談すること。 |