検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 教育の理念と歴史 | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | 外国教育史2 | ||||
教員名 | 間篠剛留 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 対面授業(感染拡大状況等によってはオンライン授業に切り替える場合もある。その際にはBlackboardを通して通知する) |
---|---|
授業概要 | 「教育の歴史と思想を学んで教育観を鍛える」 本授業では、①現代日本の教育を成り立たせている思想や制度について、歴史的な展開も踏まえて学ぶことで、教育について学問的知識に裏打ちされた議論を行う基礎を築くと共に、②学生同士の意見交換や議論を行うことによって、教育に関する各人の考えを鍛えていくことを目指す。教育に関しては、自らの被教育経験や、後輩指導の経験などを通じて、ある一定の考えをすでに持っている人も多いと考えられるが、教育学の知見や他者の意見に学ぶことで、そうした考え方を批判的に問いつつ、教育を論ずる上での土台を構築することが本科目の目的である。授業では毎回のテーマに関わる様々な問い投げかけられる。その問いについて考えながら、教育の理念や歴史・思想についての理解を深めていく。 また、高校教員向けアクティブラーニング研修会の講師を務めた経験から、アクティブラーニングについても授業内で解説する。 |
授業のねらい・到達目標 | 到達目標は以下のとおりである。 (1)剽窃の問題性についての理解など、研究倫理の基礎を身につけたうえで、修得した専門的知識・技能をつなぐことができる(A-1-2) (2)教育に関する多様な出来事について、自分なりに説明することができる(A-2-2) (3)教育についての自らの考えを批判的に振り返り、検証することができる(A-4-2) (4)形式に従ってレポートを書き、課題が指摘された際にはその指示をもとに改善することができる(A-8-2) この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの1,2,4,8に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:講義 講義が中心となるが、一方向的な講義だけで授業が終わるのではなく、学生同士や学生と教員の議論も取り入れる。また、毎回の授業で小レポートを課し、提出された小レポートはクラス全体で共有する。 対面授業に参加できない場合、それが事前にわかっている場合には、学科に届け出を行うことでZoomでの参加を認める。 また、体調不良等により直前になって対面授業参加ができなくなった場合には、担当教員にメールで連絡すること。状況に応じてZoomでの参加を認める。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
ガイダンス―教育観を考える―
【事前学習】自身の受けてきた教育について振り返る (0時間) 【事後学習】第1回小レポートの提出(課題は授業内で発表) (2時間) |
2 |
「教育とは何か」
【事前学習】第2回予習レポート (2時間) 【事後学習】第2回小レポートの提出(課題は授業内で発表) (2時間) |
3 |
教育対象について考える(1)「子ども」とは何か
【事前学習】第3回予習レポート (2時間) 【事後学習】第3回小レポートの提出(課題は授業内で発表) (2時間) |
4 |
教育対象について考える(2)発達と生成
【事前学習】第4回予習レポート (2時間) 【事後学習】第4回小レポートの提出(課題は授業内で発表) (2時間) |
5 |
学校を考える(1)近代公教育制度の成立とその理念
【事前学習】第5回予習レポート (2時間) 【事後学習】第5回小レポートの提出(課題は授業内で発表) (2時間) |
6 |
学校を考える(2)現代の公教育を考える
【事前学習】第6回予習レポート (2時間) 【事後学習】第6回小レポートの提出(課題は授業内で発表) (2時間) |
7 |
子どもの現実と教育(1)生活綴方教育と生活指導
【事前学習】第7回予習レポート (2時間) 【事後学習】第7回小レポートの提出(課題は授業内で発表) (2時間) |
8 |
子どもの現実と教育(2)教育実践から考える
【事前学習】第8回予習レポート (2時間) 【事後学習】第8回小レポートの提出(課題は授業内で発表) (2時間) |
9 |
子どもの現実と教育(3)教育の手段・媒介
【事前学習】第9回予習レポート (2時間) 【事後学習】第9回小レポートの提出(課題は授業内で発表) (2時間) |
10 |
日本の教育の歴史(1) 近代学校制度の成立と展開
【事前学習】第10回予習レポート (2時間) 【事後学習】第10回小レポートの提出(課題は授業内で発表) (2時間) |
11 |
日本の教育の歴史(2) 大正自由教育
【事前学習】第11回予習レポート (2時間) 【事後学習】第11回小レポートの提出(課題は授業内で発表) (2時間) |
12 |
日本の教育の歴史(3) 産業化社会とポスト産業化社会
【事前学習】第12回予習レポート (2時間) 【事後学習】第12回小レポートの提出(課題は授業内で発表) (2時間) |
13 |
学校を考える(3) 学校化社会
【事前学習】第13回予習レポート (2時間) 【事後学習】第13回小レポートの提出(課題は授業内で発表) (2時間) |
14 |
学校を考える(4) 役に立たないことを学ぶ意味?
【事前学習】第14回予習レポート (2時間) 【事後学習】授業内テストの準備 (2時間) |
15 |
まとめ―改めて教育観を考える―
【事前学習】授業内テストの準備 (4時間) 【事後学習】テスト答案の振り返り、科目全体の振り返り、第15回小レポートの提出(課題は授業内で発表) (2時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 古屋恵太 『教育の哲学・歴史 (教師のための教育学シリーズ)』 学文社 2017年 |
参考書 | 北野秋男・関川悦雄 『教育思想のルーツを求めて―近代教育論の展開と課題』 啓明出版 2003年 今井康雄 『教育思想史』 有斐閣 2009年 その他授業中に適宜示す。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(25%)、授業内テスト(25%)、毎回の小レポート(50%) 「レポート」は、科目全体の成績の25%を占めるが、本レポート課題の合格を、本科目合格の最低条件とする。第9回授業時までに提出とし、不合格者には再提出、再々提出を求めることがある。 「授業内テスト」は第15回に実施する。 「毎回の小レポート」については初回授業で詳細を説明する。 「レポート」ないし「授業内テスト」でS評価を得た場合、上記成績評価の基準で計算を行った後で、1段階繰り上げて成績評価を行う。 剽窃が認められた場合の成績評価方法については、授業内で説明を行う。 各成績評価方法の主たる観点は以下のとおり。 ・レポート:到達目標1・2・4 ・授業内テスト:到達目標2・3 ・毎回の小レポート:到達目標2・3 |
オフィスアワー | 火曜日 13:30-14:30 間篠研究室 メールの場合は初回授業で案内するメールアドレス宛に送ること |