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令和2年度以降入学者 | 野外教育論(含実習)2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 野外教育論(含実習)2 | ||||
教員名 | 桜井義維英・西島大祐 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 授業期間中の対面授業(オンデマンド、ZOOMミーティング等の可能性含む)、及び集中講座(冬季宿泊)の実習とします。 実習中に実技・講義を合わせて行います。 |
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授業概要 | 自然を楽しみ、人と自然の共生について学びます。パッケージプログラムの体験をし指導プログラムの企画指導を実践します。グループでプログラム案を作成し実習において指導体験を行います。NEALリーダーの認定試験を行い成績を判定します。 新型コロナウイルスの影響で実習内容を変更する場合があります。 |
授業のねらい・到達目標 | 自然を利用した体験学習プログラム(自然体験活動)を通して、人間と自然のあり方を理解します。そして自然体験、キャンプ活動を通して野外教育指導者としての基本を学びます。(A-6-4,A-7-4) 全国体験活動認定委員会認定自然体験活動リーダー(NEALリーダー)の資格取得が目標です。希望者は公認資格が取得できます。 この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP3,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP4,CP5,CP7に対応しています。 |
授業の方法 | 授業期間中の7回の対面授業(講義・演習)及び実習(冬季1泊2日を予定、新型コロナウイルスの感染状況によって変更の可能性あり)において集中講座を実施します。実習では全員が指導体験を行い、企画から振り返りまでの流れを体験しますが、万が一実習を行えない場合にも、野外活動で取り入れられているクラフト、ロープワーク、防災体験から各人が家で体験できるものを抜粋し教材として企画から振り返りまでの流れを体験します。また、レポート提出を通して理解度を確認します。 各回の対面授業に参加できない場合は、事前に申請のあった場合に限り、別途課題に取り組んでもらいます。実習の参加は必須となります。 |
履修条件 | 野外教育論(含実習)1とセットで履修してください。2だけを履修しても実習時間が不足するためNEALリーダー資格の取得はできません。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する。【西島(桜井)】(対面)
【事前学習】前期体験を振り返り野外活動の展開をまとめておく (2時間) 【事後学習】シラバスを読み返し後期授業の要点をまとめる (2時間) |
2 |
自然体験活動の技術2(プロジェクトワイルド):実体験による学習を行いリアクションペーパーを提出する。【桜井(西島)】(対面)
【事前学習】どのような自然体験活動のプログラムがあるか調べる (2時間) 【事後学習】実施した活動を振り返り、指導場面でどのように活用できるか考える (2時間) |
3 |
自然体験活動の技術3(プロジェクトウェット):実体験による学習を行いリアクションペーパーを提出する。(A-6-4)【桜井】(対面)
【事前学習】どのような場面で自然体験活動のプログラムが行われているか調べる (2時間) 【事後学習】他者の意見を考え指導への対応をイメージする (2時間) |
4 |
自然体験活動の指導2(プログラム企画):少人数グループを形成し指導案を作成する。内容をグループごとに提出し評価をする。(A-6-4)【西島】(対面)
【事前学習】今まで体験してきた活動を思い返してまとめる (2時間) 【事後学習】目的に応じたプログラムの企画を各自考える (2時間) |
5 |
自然体験活動の技術4(ネイチャーゲーム):実体験による学習を行いリアクションペーパーを提出する。【西島】(対面)
【事前学習】どのような野外活動プログラムが教育現場で具体的に行われているか調べる (2時間) 【事後学習】実施した活動を振り返り、指導場面でどのように活用できるか考える (2時間) |
6 |
自然体験活動の企画運営2(地域での繋がり):体験活動を企画する上で、実施場所となる地域とのかかわりを考える。グループごとに発表する。(A-6-4)【西島】(対面)
【事前学習】自然体験の学習に欠くことのできない地域との協調を考える (2時間) 【事後学習】自然体験の運営をスムーズにするために地域とのコミュニケーションをどのように考えるかまとめる (2時間) |
7 |
自然体験活動の企画運営3(企画した遊びの実践):遊びと学びのかかわりをグループごとにデイスカッションし、その内容をまとめて提出する。(A-6-4)【桜井】(対面)
【事前学習】遊びとは何かについて考える (2時間) 【事後学習】学習と遊びのかかわり、あそびの効果についてまとめる (2時間) |
8 |
自然体験活動の特質3(日本の自然の特徴について):学内外での実習(もしくはオンデマンド、Zoom等による学習)を行い、リアクションペーパーを提出する。【桜井、西島】(対面)
【事前学習】わが国の自然の特徴について調べる (2時間) 【事後学習】体験したことの感想を共有する (2時間) |
9 |
自然体験活動の特質4(生態系およびSDGsについて):環境教育についての事前学習を発表する。【桜井、西島】(対面)
【事前学習】環境教育についての発表準備を整える (2時間) 【事後学習】発表して感じたことをレポートにまとめる (2時間) |
10 |
自然体験活動の安全管理2:学内外の活動で潜在的な危険をまとめて発表する。【桜井、西島】(対面)
【事前学習】指導者において必要な安全管理とはどのようなことか再考する (2時間) 【事後学習】指導の場における安全管理の留意点を考えまとめる (2時間) |
11 |
野外活動技術1(ロープワーク):教材として渡されたロープで課題を行い、作成過程を撮影し発表できる準備を行う。【桜井、西島】(対面)
【事前学習】野外で使えるロープワークを対象者に指導するには何が必要かを考える (2時間) 【事後学習】各自で学習したロープワークを復習し撮影する (2時間) |
12 |
野外活動技術2(野外炊事と防災教育):教材として配布する防災食を実際に作り食べて感想をまとめる。【桜井、西島】(対面)
【事前学習】野外調理とはどんなものかを調べ必要な技術について考える (2時間) 【事後学習】作って食べるまでの過程を撮影し感想をまとめて提出する (2時間) |
13 |
自然体験活動の指導3(プログラム企画・指導):自分が現場に立った時を想定し何をどのように組み合わせるかをレポートする。(A-7-4)【桜井、西島】(対面)
【事前学習】プログラム構成を調べる (2時間) 【事後学習】課題レポートを提出する (2時間) |
14 |
自然体験活動の指導4(プログラム指導):学外での実習により、実際に指導することを体験する。後期のまとめと筆記テストについての質疑応答を行う。(A-7-4)【桜井、西島】(対面)
【事前学習】実際に対象者の前で指導するとしたら何を注意すべきかを考える (2時間) 【事後学習】実際に指導をして難しかったポイント、失敗したこと、よくできた点をまとめて提出する (2時間) |
15 |
これまでの復習と解説・NEALリーダー資格取得のため試験:筆記テストによって後期授業の理解度を図る。スピーチとレポート提出の得点を加算し評価する。【桜井、西島】(対面)
【事前学習】前期課題や後期の学習を見直す (2時間) 【事後学習】合格者はNEAL資格申請を行う (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 桜井義維英 『小さな組織の「番頭」論』 みくに出版 2018年 第初版 組織に於けるリーダーのあり方を実体験をもとに綴った著書 |
参考書 | その都度提示します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(10%)、授業参画度(60%)、指導体験実習(30%) 授業参画度はリアクションペーパー、スピーチ等で評価します。 スピーチの回数や内容を評価に加算します。 1回のスピーチで1から5点を与えます。 レポートは4回(実習を含める)各1点~5点を与えます。 実習は出席することが必須です。 |
オフィスアワー | 授業内でE-mailアドレスを伝えるので、そちらに連絡のこと。授業日に学内にて面談します。時間、場所等は事前に相談に応じます。 |
備考 | 授業には、ガイダンスにて説明される社会人としてのマナーに基き臨んでいただきます。 なお、前期科目「野外教育論1」を受講(単位取得)していない者は履修できません。 |