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令和2年度以降入学者 | 教育学特殊講義1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 教育学特殊講義1 | ||||
教員名 | 前川喜平 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業 BlackBoardコースID:20221084 |
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授業概要 | 教育制度及び教育政策における現代的課題について、文部科学省及び教育委員会での勤務経験をもとに、政治との関連や社会的な背景とともに解説する。 |
授業のねらい・到達目標 | (1)現代日本の教育制度・教育政策の傾向と問題点を理解し、未来に向けて問題を解決する方策を見出すことができる。 (2)現代の教育制度に内在している過去からの負の遺産に気づき、その問題性を事実と論理に基づいて議論できる。(A-1-3) 未来に向けてより良い教育政策はどうあるべきかについて、現在の社会通念にとらわれずに構想することができる。(A-5-3) この科目は文理学部(学士(教育学)のDP及びCP1,5に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 事前にBlackBoardで配信する教材について、解説し、質問を受け、議論する。毎授業後、400字程度のリアクション(授業の感想)をメール(※)で提出する。 対面授業に出席できない場合は、BlackBoardで配信する教材を読んだ上で、教材の末尾に掲げる複数の課題から1つを選び、1000字程度にまとめて、メール(※)で提出する。 対面授業に出席できない場合とは、下記の要件のいずれかに該当する場合である。 ①日本に入国できない留学生、②遠方に居住している者、③新型コロナウイルス感染症の感染者、④新型コロナウイルス感染症の感染者の濃厚接触者で隔離が必要な者、⑤基礎疾患があるなどの理由で新型コロナウイルス感染症への感染の回避が必要な者 (※)リアクション、課題、レポートの提出先アドレスは、t0001786@stu.chs.nihon-u.ac.jp 。 |
授業計画 | |
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1 |
1947年教育基本法と2006年教育基本法【対面】(A-1-3)
【事前学習】教材を通読し、論点及び疑問点を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、新旧教育基本法の相違点を把握する。 (1時間) |
2 |
道徳の教科化と道徳教科書【対面】(A-1-3)
【事前学習】教材を通読し、論点及び疑問点を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、道徳教科化の問題点を考察する。 (2時間) |
3 |
教育勅語と國體思想【対面】(A-1-3)
【事前学習】教材を通読し、論点及び疑問点を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、教育勅語復活論の問題点を考察する。 (3時間) |
4 |
学校における日の丸・君が代の指導【対面】(A-1-3)
【事前学習】教材を通読し、論点及び疑問点を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、日の丸・君が代指導義務化の問題点を考察する。 (2時間) |
5 |
校則と学習規律【対面】(A-1-3)
【事前学習】教材を通読し、論点及び疑問点を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、校則のあり方について考察する。 (2時間) |
6 |
ブラック部活【対面】(A-1-3)
【事前学習】教材を通読し、論点及び疑問点を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、学校における部活動の意義と限界を考える。 (2時間) |
7 |
教師の多忙化と働き方改革【対面】(A-5-3)
【事前学習】教材を通読し、論点及び疑問点を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、教師の勤務条件について考察する。 (2時間) |
8 |
新型コロナウイルス感染症と学校【対面】(A-1-3)
【事前学習】教材を通読し、論点及び疑問点を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、コロナ禍で学校が直面した問題を考察する。 (1時間) |
9 |
教育委員会とコミュニティスクール【対面】(A-5-3)
【事前学習】教材を通読し、論点及び疑問点を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、学校教育における自治のあり方を考察する。 (2時間) |
10 |
政治教育と政治的中立性【対面】(A-5-3)
【事前学習】教材を通読し、論点及び疑問点を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、主権者教育のあり方を考察する。 (3時間) |
11 |
不登校とフリースクール【対面】(A-5-3)
【事前学習】教材を通読し、論点及び疑問点を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、不登校の解決方策を探る。 (1時間) |
12 |
就学義務と教育義務【対面】(A-1-3)
【事前学習】教材を通読し、論点及び疑問点を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、義務教育制度の問題点を考察する。 (2時間) |
13 |
夜間中学【対面】(A-5-3)
【事前学習】教材を通読し、論点及び疑問点を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、基礎教育の保障のあり方を考える。 (2時間) |
14 |
朝鮮学校【対面】(A-5-3)
【事前学習】教材を通読し、論点及び疑問点を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、多文化・多民族社会への教育を考える。 (3時間) |
15 |
マイノリティと教育【対面】(A-5-3)
【事前学習】教材を通読し、論点及び疑問点を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、マイノリティを尊重する教育について考える。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 前川喜平・寺脇研 『これからの日本、これからの教育』 筑摩書房 2017年 木村草太編 『子どもの人権を守るために』 晶文社 2018年 前川喜平ほか 『前川喜平が語る、考える。』 本の泉社 2018年 前川喜平ほか 『前川喜平 教育のなかのマイノリティを語る』 明石書店 2018年 参考書は、関心を深めた人がより詳しく学ぶために掲げたものなので、必ずしも読まなくて良い。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業で扱ったテーマのなかから1つを選んで、2000字~3000字にまとめ、メールで提出する。自分で考えたことを自分の言葉で書いているかどうかを評価する。(50%)、授業参画度:授業中の質問、意見、議論、授業後のリアクションなどで評価する。(50%) |
オフィスアワー | 毎授業終了後に質問、相談等を受ける。メールやBlackBoardによる質問等も受け付ける。 |