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平成30年度以降入学者 | 社会・集団・家族心理学B(家族心理学) | ||||
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平成29年度以前入学者 | 家族心理学 | ||||
教員名 | 早川けい子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業を基本とする(第1回、第15回のBlackboardによるオンデマンド型動画配信を含む) BlackboardコースID:20221205 |
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授業概要 | 家族心理学の基本概念、家族の機能・構造の基礎知識、家族にまつわる現代的課題や現象、家族の心理支援の方法、家族・集団および文化が個人に及ぼす影響について講義する。また教員の臨床心理士・公認心理師として、学校、医療機関、地域の相談室等で家族や個人への心理支援に携わってきた経験をもとに、様々な家族への心理支援について講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | 【公認心理師受験資格取得に必要な科目】 家族について多角的な視点を持ち家族を一つのシステム・集団としてとらえ説明することができる。家族にまつわる課題や問題について関心を持ち、様々な支援の形を理解できる。また家族の心理支援の方法について検討および説明できる。 ・既存の知識にとらわれることなく、物事を科学的根拠に基づいて、論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-3-3) ・資料や事象を注意深く観察し、問題点を発見し、解決策を検討することができる。(A-4-3) この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP4に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 授業方法は教員による講義を中心に進める。 また各講義では、理解促進のために小テストまたはリアクションペーパーの提出を求める。小テストの解説及びリアクションペーパーへのコメントは次の講義内で行う。授業の方法や進め方については初回の授業内でも説明する。第1回(オンデマンド授業)のリアクションペーパーはBlackboardから提出する。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とする。 対面授業に参加困難な学生がいた場合は教員の許可により以下の方法で対応する。 ・Blackboardで配信する教材を用いて学習し、指定した期日までに小テストまたはリアクションペーパーを提出する。 ・状況によって他の方法を検討する場合もある。 |
授業計画 | |
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1 |
家族心理学ガイダンス(A-3)(オンデマンド授業) 授業のテーマや到達目標および授業の方法について説明する。また、担当教員の臨床心理士・公認心理師としての業務内容および、家族への心理支援の実践について紹介、説明する。 【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを把握しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、わからないことは調べること。 (2時間) |
2 |
家族の心理構造と心理過程-家族とは何か―(A-3) (対面授業)
【事前学習】前回の授業内で提示したテーマについて調べ、疑問点を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】家族の心理構造と心理過程について要点をまとめ直し、わからないことは調べること。 (2時間) |
3 |
家族の心理-独身~夫婦関係―(A-3)(A-4) (対面授業)
【事前学習】前回の授業内で提示したテーマについて調べ、疑問点を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】独身~夫婦関係の心理について要点をまとめ直し、わからないことは調べること。 (2時間) |
4 |
家族の心理-親子関係(乳幼児期~学齢前)-(A-3)(A-4) (対面授業)
【事前学習】前回の授業内で提示したテーマについて調べ、疑問点を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】乳児期から学齢前の親子関係の心理について要点をまとめ直し、わからないことは調べること。 (2時間) |
5 |
家族の心理-親子関係(学童期~思春期・青年期)-(A-3)(A-4) (対面授業)
【事前学習】前回の授業内で提示したテーマについて調べ、疑問点を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学齢期から思春期・青年期の親子関係について要点をまとめ直し、わからないことは調べること。 (2時間) |
6 |
家族の心理-高齢期・多世代-(A-3)(A-4) (対面授業)
【事前学習】前回の授業内で提示したテーマについて調べ、疑問点を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】高齢期、多世代の家族の心理について要点をまとめ直し、わからないことは調べること。 (2時間) |
7 |
家族理解に役立つ理論と概念(A-3) (対面授業)
【事前学習】前回の授業内で提示したテーマについて調べ、疑問点を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】家族理解に役立つ理論と概念についてまとめ直し、わからないことは調べること。 (2時間) |
8 |
家族の心理支援に役立つ介入方法と技法(A-3) (対面授業)
【事前学習】前回の授業内で提示したテーマについて調べ、疑問点を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】家族の心理支援に役立つ介入方法、技法についてまとめ直し、わからないことは調べること。 (2時間) |
9 |
家族、集団および文化が個人に及ぼす影響(A-3)(A-4) (対面授業)
【事前学習】前回の授業内で提示したテーマについて調べ、疑問点を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】家族、集団、文化が個人に及ぼす影響について要点をまとめ直し、わからないことは調べること。 (2時間) |
10 |
家族の機能不全と心理支援―夫婦の危機、喪失、虐待―(A-3)(A-4) (対面授業)
【事前学習】前回の授業内で提示したテーマについて調べ、疑問点を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】家族の機能不全と心理支援について要点をまとめ直し、わからないことは調べること。 (2時間) |
11 |
家族の心理支援-不登校・発達障がいを持つ子どもの家族への心理支援―(A-3)(A-4) (対面授業)
【事前学習】前回の授業内で提示したテーマについて調べ、疑問点を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】不登校、発達障がいを持つ子どもの家族の心理支援について要点をまとめ直し、わからないことは調べること。 (2時間) |
12 |
家族の心理支援-精神疾患を持つ人の家族への心理支援―(A-3)(A-4) (対面授業)
【事前学習】前回の授業内で提示したテーマについて調べ、疑問点を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】精神疾患を持つ人の家族への心理支援について要点をまとめ直し、わからないことは調べること。 (2時間) |
13 |
家族の心理支援-様々な問題を抱えた家族への心理支援と多職種連携―(A-3)(A-4) (対面授業)
【事前学習】前回の授業内で提示したテーマについて調べ、疑問点を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】様々な問題を抱えた家族への心理支援について要点をまとめ直し、わからないことは調べること。 (2時間) |
14 |
まとめ:これまでの授業の復習・解説を行い、家族の心理と心理支援について理解を深める。(A-3)(A-4)(対面授業)
【事前学習】これまで学習した内容をまとめ、疑問点を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】これまでの授業内容を振り返り、自分の理解を深めること。 (2時間) |
15 |
授業内テストと解説(A-3)(A-4)(オンデマンド授業)
【事前学習】第14回までの授業内容を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内テストの解説をもとに、自分の理解を確認すること。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 岡堂哲雄 編 『家族心理学入門 補訂版』 培風館 1999年 平木典子・中釜洋子 共著 『家族の心理 家族への理解を深めるために』 サイエンス社 2006年 竹村和久 編 『公認心理師の基礎と実践 社会・集団・家族心理学』 遠見書房 2018年 中釜洋子・野末武義・布柴靖枝・無藤清子著 『家族心理学 家族システムの発達と臨床的援助』 有斐閣ブックス 2008年 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:授業内テストを第15回で行う。(60%)、授業参画度:授業参画度は第1回~第14回で提出された小テスト及びリアクションペーパー等で評価する。(40%) A-3、A-4の到達度は、小テストやリアクションペーパーと、15回に行う授業内テストで確認する。 小テストおよびリアクションペーパーへのコメントは次の回の授業内で行う。また授業内テストは終了後に解説を行う。 対面授業に参加できない学生においても、期限内に提出された小テストやリアクションペーパーと、15回に行うテストでA-3、A-4の到達度を確認する。 |
オフィスアワー | 授業終了後に口頭またはメールにて受け付けます。リアクションペーパーに書かれた質問については基本的に授業内で扱います。 |
備考 | シラバスの内容は学生の学修状況を考慮して変更することがあります(事前に予告します)。 |