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平成30年度以降入学者 | 心理面接特講 | ||||
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平成29年度以前入学者 | 臨床心理学特講3 | ||||
教員名 | 山口義枝 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業にて、原則行う。やむを得ない理由による欠席者用に、オンデマンド型授業も設定する。(音声付きスライド資料、小課題) Blackboard ID:20224185 |
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授業概要 | 心理療法に関連した理論のうち、子どもについての理論を展開した治療者、研究者8人について学ぶと共に、遊戯療法の実際についての講義を行う。臨床心理士、公認心理師として心理面接を行っている経験をもとに、理論とその実際を解説する。 |
授業のねらい・到達目標 | 本授業では、臨床心理学において明らかにされた乳幼児期のこころに関する基本的な理論について、及び遊戯療法の基本的知識について説明できるようになることが目的である。幼い子どもの心性理解は、子どもの問題行動理解に有用であるだけでなく、成人の精神障害理解の際にも有用である。非言語的交流について理解し説明ができるようになること(A-4-3)、及び、ひとのこころが健康に成長するために必要な関わりとその根拠を説明できるようになる(A-3-3)ことをねらいとする。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3、DP4及びカリキュラムポリシーCP3、CP4に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式【講義】 本授業は、講義と、講義内容についての理解を促進するための小課題で構成されている。小課題は、出席確認を兼ねている。欠席者用のオンデマンド型授業(音声付きスライド資料、小課題)の配信を、授業日から1週間Bbに設定する。配信課題はBlackboardで指定期限(授業日の1週間後)までに提出すること。15回目に授業理解確認のために、授業内試験を行う。 事前学習・事後学習として、本授業で学ぶ心理療法家をだれか選び、その著書を読むことを求める。専門書であるため、分からない単語を調べ、何度も繰り返し読み返さなければ理解が難しい。専門書であることを考え、冊数の基準は設けないが少なくとも1冊は読了すること。 |
授業計画 | |
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1 |
臨床心理学とは:臨床心理学の歴史、基本概念。(A-3-3)対面授業
【事前学習】臨床心理学とは何かを調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】図書館等で調べ、自身が読む本を1冊決めて読み始めること。 (2時間) |
2 |
子どもに対する心理療法の基本原則 (A-3-3)対面授業
【事前学習】自身で選択した著書を全体の1/12頁まで読み進めること (2時間) 【事後学習】1/12頁までで理解できなかった用語を調べ、疑問を整理すること (2時間) |
3 |
スピッツ,R.S.の理論と特徴(A-3-3)対面授業
【事前学習】自身で選択した著書を全体の2/12頁まで読み進めること (2時間) 【事後学習】2/12頁までで理解できなかった用語を調べ、疑問を整理すること (2時間) |
4 |
ボウルビィ,J.M.の理論と特徴(A-3-3)対面授業
【事前学習】自身で選択した著書を全体の3/12頁まで読み進めること (2時間) 【事後学習】3/12頁までで理解できなかった用語を調べ、疑問を整理すること (2時間) |
5 |
フロイト,A.の理論と特徴(A-3-3)対面授業
【事前学習】自身で選択した著書を全体の4/12頁まで読み進めること (2時間) 【事後学習】4/12頁までで理解できなかった用語を調べ、疑問を整理すること (2時間) |
6 |
クライン,M.の理論と特徴(A-3-3)対面授業
【事前学習】自身で選択した著書を全体の5/12頁まで読み進めること (2時間) 【事後学習】5/12頁までで理解できなかった用語を調べ、疑問を整理すること (2時間) |
7 |
子どもに対する心理療法の遊びの意味を読み解く(A-4-3)対面授業
【事前学習】自身で選択した著書を全体の6/12頁まで読み進めること (2時間) 【事後学習】6/12頁までで理解できなかった用語を調べ、疑問を整理すること (2時間) |
8 |
ウイニコット,D.W.の理論と特徴(A-3-3)対面授業
【事前学習】自身で選択した著書を全体の7/12頁まで読み進めること (2時間) 【事後学習】7/12頁までで理解できなかった用語を調べ、疑問を整理すること (2時間) |
9 |
マーラー,M.の理論と特徴(A-3-3)対面授業
【事前学習】自身で選択した著書を全体の8/12頁まで読み進めること (2時間) 【事後学習】8/12頁までで理解できなかった用語を調べ、疑問を整理すること (2時間) |
10 |
アクスライン,V.M.の理論と特徴(A-3-3)対面授業
【事前学習】自身で選択した著書を全体の9/12頁まで読み進めること (2時間) 【事後学習】9/12頁までで理解できなかった用語を調べ、疑問を整理すること (2時間) |
11 |
スターン,D.N.の理論と特徴(A-3-3)対面授業
【事前学習】自身で選択した著書を全体の10/12頁まで読み進めること (2時間) 【事後学習】10/12頁までで理解できなかった用語を調べ、疑問を整理すること (2時間) |
12 |
子どもに対する心理療法から子どもの状態を考える(A-4-3)対面授業
【事前学習】自身で選択した著書を全体の11/12頁まで読み進めること (2時間) 【事後学習】11/12頁までで理解できなかった用語を調べ、疑問を整理すること (2時間) |
13 |
子どもに関する心理療法の発達(A-4-3)対面授業
【事前学習】自身で選択した著書を読了すること (2時間) 【事後学習】読了した著書から学んだことをまとめること (2時間) |
14 |
日本独自の心理療法の特徴(A-3-3)対面授業
【事前学習】日本発祥の心理療法を1つ調べておくこと。 (3時間) 【事後学習】心理療法とは何かをノートにまとめなおすこと。 (1時間) |
15 |
授業理解確認のための授業内試験と解説(A-3-3)対面授業
【事前学習】課題について調べて、考えをまとめること (2時間) 【事後学習】心理療法についてわからなかったことを調べること (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:15回目に授業内試験を行います(90%)、授業参画度:小課題の提出(10%) 15回目の対面授業での授業内試験を受けられなかった方用に、翌週の同時間にBbで再試験を行います。 |
オフィスアワー | 小課題を提出する際に、質問も書いて提出してください。どの回でも質問が可能です。原則、次回の授業にて質問についての説明を行います。 |