文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 心理学科 > 心理調査法実習
日本大学ロゴ

心理調査法実習

このページを印刷する

平成30年度以降入学者 心理調査法実習
平成29年度以前入学者 心理調査法実習2
教員名 羽生和紀
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業(一部遠隔授業)
Blackboard ID:20224214
授業概要 講義と実習を通じて,質問紙を使った調査・実験を準備し、データを収集し、分析する能力の基礎を習得する。
授業のねらい・到達目標 心理調査に関するさまざまな実際的方法や理論を学習し、また実際にデータの収集,分析,解釈,報告の作成等の実習を行うこと。

心理学に解決が託された課題に取り組むために,必要な情報を収集し,それを分析して,その課題を明確にすることができる。(A-5-3)
他者の意見を聴き取って,自分と異なる価値観を理解・尊重した上で,自分の考えを伝えることができる。(A-6-3)

この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP5,CP6に対応しています。
授業の方法 授業の形式【講義・実習】

講義と演習を平行して行う。実習に関しては各種のコンピュータープログラムを用いるので、あわせてそれらの説明や実習も行っていく。実際の調査は少人数のグループを作り実施していく。実習には統計処理にフリーソフトのRを使用するので、自分のPCにRをインストールし、授業の中で学習、作成したRのプログラムについて、事後学習として必ず復習し、習得するように努力すること。

課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。

対面授業に参加できない場合、以下の要件を満たす学生はオンデマンドでの参加を認める。また授業開始時に遠隔システム(ZoomあるいはGoogleMeet)で出席と課題の進捗状況の確認をする。
(1)遠隔形式で参加を認める要件:日本に入国できない留学生、遠方に居住している学生
(2)対面授業に参加できない場合:Blackboardから配布した教材に従い課題を実施し、Blackboardを通じて課題の提出を行う。毎回の授業開始時にBlackboardで指示するURLにアクセスすること。
(3)オンデマンドの場合の課題提出は、Blackboardを通じて行う。締め切りは提出指示があった授業の次週の授業とする。
履修条件 平成29年度以前入学者で、「心理調査法実習2」を履修する際には心理学科事務室に相談の上,指定されたクラスを履修すること。
授業計画
1 授業全体の説明とRの使用法の説明(1):Rのインストールと操作法(A-5-3)(対面授業)

オンデマンドの場合:blackboardよりすべての教材をダウンロードしておくこと。
第1回は教材「調査法課題1-2」の指示に従い実施すること。
【事後学習】ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。特にプログラムは整理し,記録しておくこと。 (1時間)
2 Rの使用法の説明(2):Rの操作法とプログラムの基礎(A-5-3)(遠隔授業)

オンデマンドの場合:第2回は教材「調査法課題1-2」の指示に従い実施すること。
【事後学習】ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。特にプログラムは整理し,記録しておくこと。 (1時間)
3 尺度の標準化(1):信頼性と妥当性(A-5-3)(対面授業)

オンデマンドの場合:第3回は教材「調査法課題3-5」の指示に従い実施すること。
教材内で指示された課題1と2をBlackboardに提出すること。提出期限は次回の授業日とする。
【事後学習】ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。特にプログラムは整理し,記録しておくこと。 (1時間)
4 尺度の標準化(2):項目分析(A-5-3)(対面授業)

オンデマンドの場合:第4回は教材「調査法課題3-5」の指示に従い実施すること。
教材内で指示された課題3をBlackboardに提出すること。提出期限は次回の授業日とする。
【事後学習】ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。特にプログラムは整理し,記録しておくこと。 (1時間)
5 尺度の標準化(3):妥当性(A-5-3)(対面授業)

オンデマンドの場合:第5回は教材「調査法課題3-5」の指示に従い実施すること。
教材内で指示された課題4と5をBlackboardに提出すること。提出期限は次回の授業日とする。
【事後学習】ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。特にプログラムは整理し,記録しておくこと。 (1時間)
6 尺度の作成(1):テーマと質問項目の考案(A-5-3)(対面授業)

オンデマンドの場合:第6回は教材「調査法課題6-10」の指示に従い実施すること。
教材内で指示された課題6をBlackboardに提出すること。提出期限は次回の授業日とする。
【事後学習】ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。 (1時間)
7 尺度の作成(2):テーマの決定と質問項目の準備(A-5-3)(遠隔授業)

オンデマンドの場合:第7回は教材「調査法課題6-10」の指示に従い実施すること。
【事後学習】ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。 (1時間)
8 尺度の作成(3):尺度の作成の実施(A-5-3)(遠隔授業)

オンデマンドの場合:第8回は教材「調査法課題6-10」の指示に従い実施すること。
【事後学習】ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。特にデータファイルは整理し,記録しておくこと。 (1時間)
9 尺度の作成(4):尺度の作成の実施とデータ収集(A-5-3)(遠隔授業)


オンデマンドの場合:第9回は教材「調査法課題6-10」の指示に従い実施すること。
教材内で指示された課題7と8をBlackboardに提出すること。提出期限は次回の授業日とする。
【事後学習】ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。特にデータファイルは整理し,記録しておくこと。 (1時間)
10 データ収集(A-5-3)(遠隔授業)

オンデマンドの場合:第6回は教材「調査法課題6-10」の指示に従い実施すること。
【事後学習】ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。特にデータファイルは整理し,記録しておくこと。 (1時間)
11 データの分析(A-5-3)(対面授業)

オンデマンドの場合:第11回は教材「調査法課題11-14」の指示に従い実施すること。
【事後学習】ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。特にデータファイルは整理し,記録しておくこと。 (1時間)
12 プレゼンテーションの作成(A-5-3)(遠隔授業)

オンデマンドの場合:第12回は教材「調査法課題11-14」の指示に従い実施すること。
【事後学習】ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。特にデータファイルは整理し,記録しておくこと。 (1時間)
13 プレゼンテーション(1)(A-5-3, A-6-3)(対面授業)

オンデマンドの場合:第13回は教材「調査法課題11-14」の指示に従い実施すること。
【事後学習】ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。特にデータファイルは整理し,記録しておくこと。 (1時間)
14 プレゼンテーション(2)(A-5-3, A-6-3)(対面授業)

オンデマンドの場合:第14回は教材「調査法課題11-14」の指示に従い実施すること。
【事後学習】ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。特にデータファイルは整理し,記録しておくこと。 (1時間)
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(A-5-3, A-6-3)(対面授業)


オンデマンドの場合:これまで実施した課題を整理し、再理解・再現可能な状態で保存しておく。特に利用したプログラムやその結果については、コメントを書き込むなどしたうえで、再利用可能な状態で保存する。
【事後学習】授業全体を振り返り,資料やノート,プログラムなどをよく整理し,保管しておくこと。 (1時間)
その他
教科書 鎌原雅彦ら 『心理学マニュアル 質問紙法』 北大路書房 1998年 第1版
参考書 山田剛史・村澤武俊・村井潤一郎 『Rによるやさしい統計学』 オーム社 2008年 第1版
成績評価の方法及び基準 授業参画度:授業参画度は作業への取り組みと達成度で評価します(70%)、授業内提出課題(課題と提出日は授業内で指示します)(30%)
対面授業で参加できない場合の要件を満たし、オンデマンドで参加した場合、課題の評価はBlackboardを通じた課題提出により評価する
オフィスアワー 水 12:30-13:00

emailでも受け付ける。

このページのトップ