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平成30年度以降入学者 | 心理学ゼミ1・心理学ゼミ3 | ||||
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教員名 | 河野千佳 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 対面授業 Blackboard ID:20221232 |
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授業概要 | 心理学的な方法論を現実的なテーマに即して応用していく一つの方法として、自身の振り返り作業を行う。 自分自身を振り返ることによって、これまでの自己像から将来の自己像へと目を向けることができるようになり、それを視覚化し、またゼミのメンバーの中で発表し、共有することによって、自身の認知や思考の癖を知ることができるようにする。 さらに心理検査について学び、種類や歴史的背景とその成り立ち、理論と目的、実施方法、結果の出し方および解釈の仕方を実践的に学習する。 |
授業のねらい・到達目標 | さまざまな側面から将来の自己像をイメージし、それを視覚化する作業を通して、自分自身について具体的に考えることができる。 心理検査について調べ、実際に実施できるレベルまで理解と技術を高めることができる。 これまで自身の行動について振り返り、集団活動をよりよくしていくためにはどのようにしたらよいか考えて実践することができる。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP6,DP7,DP8及びカリキュラムポリシーCP6,CP7,CP8に対応している。 ・他者の意見を聴き取ることができる(A-6-1)。 ・集団の中で、他者と連携できる(A-7-1)。 ・自己を振り返ることができる(A-8-1)。 ・他者の意見を聴き取って、自分と異なる価値観を理解・尊重した上で、自分の考えを伝えることができる(A-6-3)。 ・集団の中で、他者と連携しながら、リーダーシップを発揮して、協働者の力を引き出すことができる(A-7-3)。 ・自己を振り返り、自らの資質について、心理学を生かしながら理解することができる(A-8-3)。 |
授業の方法 | 授業の形式:【ゼミ】 将来の自己像を視覚化するためにコラージュを作成したり、心理検査実施に向けての学習を行う。 その際は、実際の心理検査の取り扱いも含めて真摯に取り組むこと。 グループでの作業学習があるので、メンバー内でしっかりとコミュニケーションをとること。 課題の提出方法,フィードバック方法等については,授業開始時に提示する。 対面授業に参加できない場合、以下の要件を満たす学生はZoomでの参加を認める Zoomでの参加を認める要件:日本に入国できない留学生 Zoomで参加し、課題等は指定された期日(次の回の前々日)までにBlackboardに提出すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)・自己紹介(A-6-1、A-6-3)(対面授業)
【事前学習】各自、興味関心のあるテーマを含めた自己紹介について考える (2時間) 【事後学習】授業の進め方について理解する。ゼミのメンバーに対して関心を持ち、プレゼンテーションについて理解する (2時間) |
2 |
自己分析を行う (A-8-1)(対面授業) 自己分析にはどのようなことが必要か 自身のこれまでの人生の振り返りを行う 【事前学習】人生の振り返りをしてみる。 (2時間) 【事後学習】100項目リストを作成する (2時間) |
3 |
将来展望について (A-8-1)(対面授業) ライフリングを作成するための項目をできるだけ多く準備する。 【事前学習】ライフリングの8領域について数多くの項目を挙げて、大学卒業5年後までの自身の姿について具体的にイメージしておく (2時間) 【事後学習】ドリームマップ作成に必要な視覚化できる資料を集めておく (2時間) |
4 |
コラージュ体験 (A-8-3)(対面授業) ライフリングから、ドリームマップを作成する 項目を視覚化する 体験学習 【事前学習】模造紙を準備し、ドリームマップ作製に必要な視覚化できる資料を集めておく。 (2時間) 【事後学習】模造紙にコラージュしていく。 (2時間) |
5 |
コラージュ体験 (A-8-3)(対面授業) 8領域すべてにコラージュを貼ってドリームマップを仕上げる 体験学習 【事前学習】コラージュを仕上げるため、作業を行う。 (2時間) 【事後学習】ドリームマップを仕上げる。 (2時間) |
6 |
自己開示・プレゼンテーションする(A-6-3,A-7-3)(対面授業) 仕上げたドリームマップについて発表しあう プレゼンテーション 【事前学習】効果的なプレゼンテーションの方法を考える (2時間) 【事後学習】コラージュ療法の効果について考える (2時間) |
7 |
YG性格検査の概略 (A-6-3,A-7-3) (対面授業) YG性格検査について調べて発表する 役割を決める グループ学習 プレゼンテーション 【事前学習】YG性格検査について各自で調べて、資料を作成する (2時間) 【事後学習】ゼミ内で分担した役割に必要なことを調べる (2時間) |
8 |
YG性格検査 (A-6-3,A-7-3) (対面授業) YG性格検査についてゼミのレジュメ、PP、配布資料、解説を作成する グループ学習 分担した資料を作成する 【事前学習】調べたことを発表できるようにしておく。 (2時間) 【事後学習】ゼミ内で分担した役割に必要なことを調べる。 (2時間) |
9 |
YG性格検査 (A-6-3,A-7-3) (対面授業) YG性格検査についてゼミのレジュメ、PP、配布資料、解説を検討する ディスカッション 作成した資料を修正するべく検討する 【事前学習】分担した資料を仕上げておく (2時間) 【事後学習】修正すべきところをより良いものに修正して仕上げる (2時間) |
10 |
YG性格検査について予行演習を行う(A-7-3)(対面授業) 作成したレジュメ、PP、配布資料を再検討し改善する 体験学習 【事前学習】効果的なプレゼンテーションの方法を考える (2時間) 【事後学習】分担した役割の資料を仕上げる (2時間) |
11 |
YG性格検査の集団実施(1)(A-7-3)(対面授業) 集団にて検査を施行するため、各自の役割を遂行する 体験学習 プレゼンテーション 【事前学習】検査実施のため、各自の役割をシュミレーションしておく (2時間) 【事後学習】自身の役割遂行状況について振り返る (2時間) |
12 |
YG性格検査の集団実施(2)(A-7-3)(対面授業) 各自の役割を振り返る(対面授業) ディスカッション 【事前学習】より効果的なプレゼンテーションの方法を考える (2時間) 【事後学習】これまでの役割について自分の取るべき行動について考える (2時間) |
13 |
YG性格検査の解説実施(1)(A-6-3)(対面授業) YG性格検査の解説するため、各自の役割を遂行する 体験学習 プレゼンテーション 【事前学習】解説実施のため、各自の役割をシュミレーションしておく (2時間) 【事後学習】自身の役割遂行状況について振り返る (2時間) |
14 |
後期に実施する心理検査について目的にあった候補をあげ実施する検査を決める(A-6-1,A-6-3)。(対面授業)
【事前学習】後期ゼミで取り上げる実施可能な検査の候補について調べる (2時間) 【事後学習】後期に向けた段取りを考える。 (2時間) |
15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(A-8-1,A-8-3)(対面授業)
【事前学習】ゼミでの役割と貢献度について振り返る。 (2時間) 【事後学習】提示された心理学ゼミ2・4への課題について取り組む。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 授業の中で適宜紹介する |
成績評価の方法及び基準 | レポート:求めるテーマ、内容、提出状況を見て評価する(30%)、授業参画度:授業参画度はリアクションペーパー等で評価する(70%) 対面授業に参加できない場合の要件を満たし、Zoomで参加した場合、提出によって評価する |
オフィスアワー | 質問は、授業の前後、またはメールにて受け付ける。質問については、一人の質問はみんなの質問として授業内で扱っていくようにする |
備考 | シラバスの内容は学生の学修状況を考慮して変更することがある。 |