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令和2年度以降入学者 | 野外調査法(含実習) | ||||
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令和元年度以前入学者 | 野外調査法(含実習) | ||||
教員名 | 任海 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 対面授業 blackboardコースID:20221287 |
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授業概要 | 日本国内の地域における野外調査の手法を学修する。 地域の特性を考慮しながら,土地利用の変化,商業施設の分布,観光などの人文的事象について,グループごとにテーマを設定し,地理情報科学技術を使用して現地調査を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 地理学課題研究,地理学卒業研究を行う前段階として,先行研究,空間データなど地域に関する資料収集の方法を把握することができる。 地理学研究の中で最も重要な手段である現地調査(フィールドワーク)の手法を身に付けることができる。 机上作業では,文献,統計,地図などの資料を収集し,地域の概要を把握するとともに,地理情報技術を用いた現地調査の方法ができる。 この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP1,DP3,DP4,DP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP1,CP3,CP4に対応しています。 なお,新カリキュラム(令和2年度以後の⼊学者)では,この科⽬は⽂理学部(学⼠(地理学)) のディプロマポリシーDP2~4,7,8及びカリキュラムポリシーCP2~4,7,8に対応しています。 ・日本及び世界諸国の自然環境や社会,経済,文化などの現状および相互関係を,自己の理解に基づいて説明することができる。(A-2-2) ・提示された客観的な情報を基に,論理的・批判的な思考をすることができる。(A-3-2) ・資料や事象を観察・検討して問題を発見し,解決策について考えることができる。(A-4-2) ・集団活動のなかで,他者との連携を深めながら,協働することができる。(A-7-2) ・自己の学修について振り返り,その成果と課題について客観的に評価することができる。(A-8-2) |
授業の方法 | 授業形式:【実習】 研究テーマに基づいてグループに分け,それぞれのグループが事前に調査を行い,それらの成果や現地調査の計画などを発表し議論します。また,9月に集中授業として地域調査を3泊4日で実施します。 日本に入国できない留学生は、事前に連絡していただければ、別課題を提示します。 1回目の授業時に詳しく説明します。 |
履修条件 | 【重要】 ・開講前に学科で受講調整を行うので、決められた時限・教員の授業を受講すること。 ・第1回目の授業に必ず参加のこと。 ・後期の「地域分析法(含実習)」を履修すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:調査対象地域の概要(A-2)
【事前学習】シラバスを確認し,1年次に行われた野外調査の手順を復習しておくこと (2時間) 【事後学習】調査対象地域に関する情報を収集し,調査テーマを考える (2時間) |
2 |
研究テーマの選定とグループ分け(A-7)
【事前学習】調査テーマに関する情報を収集する (2時間) 【事後学習】グループごとでそれぞれの調査テーマを統合する (2時間) |
3 |
リサース(RESAS)で地域の様子を概観する(A-4)
【事前学習】地域経済分析システムRESASについて調べてみる (2時間) 【事後学習】RESASで研究テーマに関連する内容を作成する (2時間) |
4 |
文献・資料・データの収集方法(A-4)
【事前学習】調査テーマに関する各種情報を収集する (2時間) 【事後学習】授業で説明した文献の収集方法を用いて事前学習で収集した情報を選別する (2時間) |
5 |
文献・資料・データのまとめ(A-4)
【事前学習】調査テーマに関する文献・資料・データを収集する (2時間) 【事後学習】事前に収集した文献・資料・データを選別する (2時間) |
6 |
先行研究と地域概要に関する資料の収集とまとめ(A-3,A-4)
【事前学習】先行研究と地域概要に関する資料の収集する (2時間) 【事後学習】先行研究と地域概要に関する資料をまとめる (2時間) |
7 |
資料・データに基づく地域概要と研究テーマに関する発表①(「土地利用変化」グループ)(A-2,A-3,A-4,A-7,A-8)
【事前学習】発表者は発表した内容について再考して調査テーマを確定する。パワーポイントを作成する。ほかの受講者は発表予定のテーマに関する知識を調べ,質問を準備する (2時間) 【事後学習】調査テーマに適合する調査方法を考える (2時間) |
8 |
資料・データに基づく地域概要と研究テーマに関する発表②(「商業」グループ)(A-2,A-3,A-4,A-7,A-8)
【事前学習】発表者は発表した内容について再考して調査テーマを確定する。パワーポイントを作成する。ほかの受講者は発表予定のテーマに関する知識を調べ,質問を準備する (2時間) 【事後学習】調査テーマに適合する調査方法を考える (2時間) |
9 |
資料・データに基づく地域概要と研究テーマに関する発表③(「観光」グループ)(A-2,A-3,A-4,A-7,A-8)
【事前学習】発表者は発表した内容について再考して調査テーマを確定する。パワーポイントを作成する。ほかの受講者は発表予定のテーマに関する知識を調べ,質問を準備する (2時間) 【事後学習】調査テーマに応じる調査方法を考える (2時間) |
10 |
グループ別で調査計画を樹立し,現地調査の方法を議論する(A-2,A-3,A-4,A-7)
【事前学習】各自で仮調査計画を樹立する (2時間) 【事後学習】議論の中で発見した調査計画に関する課題を解決してみる (2時間) |
11 |
現地調査に関わる資料の収集(1)今昔マップ,古地図,地形図,都市地図等の地図類(A-4)
【事前学習】調査計画に従って資料を選別する (2時間) 【事後学習】地図リストを整理する (1時間) |
12 |
現地調査に関わる資料の収集(2)論文,書籍,既刊の報告書等の文献類(A-4)
【事前学習】調査計画に従って資料を選別しておく (2時間) 【事後学習】文献を講読し,文献リストを整理する (2時間) |
13 |
グループ内でデータを共有し,調査計画書を作成する(A-2,A-3,A-4,A-7,A-8)
【事前学習】各自で担当部分を整理し,グループ作業でできる形式に整える (2時間) 【事後学習】授業で調査計画に関する課題を解決してみる (2時間) |
14 |
全グループ発表形式で研究テーマの進捗状況と現地調査計画の確認を行う(A-2,A-3,A-4,A-7,A-8)
【事前学習】調査計画書に従ってパワーポイントを作成する (2時間) 【事後学習】発表時に指摘された問題を解決してみる (2時間) |
15 |
野外調査の準備と説明,調査計画書をまとめて現地調査ハンドブックを作成する(A-2,A-3,A-4,A-7,A-8)
【事前学習】調査計画書を整理しておくこと (2時間) 【事後学習】現地調査に関する準備を整える (4時間) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は使用しません。 |
参考書 | 授業中適宜に紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:事前調査と発表の状況,現地調査の状況と結果(50%)、調査計画書の準備と完成(50%) 日本に入国できない留学生は、事前に連絡していただければ、別課題を提示します。 詳細について1回目の授業時に詳しく説明します。 |
オフィスアワー | 水曜日12:00~13:00 8号館4階A-407号室 または、Blackboardを通しての質疑応答 |