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令和2年度以降入学者 | オセアニア地誌 | ||||
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令和元年度以前入学者 | オセアニア地誌 | ||||
教員名 | 藁谷哲也 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業(一部遠隔授業あり) 遠隔授業の時,授業計画に【オンデマンド型】と記載。 blackboardコースID:20224257 |
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授業概要 | オセアニアはオーストラリア大陸とポリネシア・メラネシア・ミクロネシア等の島しょ部からなる。このうち,この講義ではオセアニアの陸地面積の約86%を占めるオーストラリア大陸の地誌について理解を深める。 |
授業のねらい・到達目標 | 講義を通じて,長期にわたって他の大陸から隔絶されていたオーストラリア大陸の独特な自然環境や,オーストラリア連邦の歴史,都市,社会,産業などに関する広範囲の知識を獲得することができる。古い大陸地殻で構成されるオーストラリアの自然と若くて多様なオーストラリアの社会について概説できる。また,経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に,自己の倫理観をもって,倫理的な課題に向き合うことができる。日本及び世界諸国の自然環境や社会,経済,文化などの現状および相互関係を,自己の理解に基づいて説明することができる。 なお,新カリキュラム(令和2年度以降入学者)では,この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP1,DP2及びカリキュラムポリシーCP1,CP2に対応しています。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に,倫理的な課題を説明することができる。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に,自己の倫理観をもって,倫理的な課題に向き合うことができる。 ・日本及び世界諸国の自然環境や社会,経済,文化などの現状を概説することができる。 ・日本及び世界諸国の自然環境や社会,経済,文化などの現状および相互関係を,自己の理解に基づいて説明することができる。 また,日本大学教育憲章が掲げる自主創造の3つの構成要素(自ら学ぶ,考える,道をひらく)と8つの能力(倫理観,説明力,批判的思考力,問題発見・解決力,挑戦力,コミュニケーション力,およびリーダーシップ・協働力)に関連して,経験や学修から得られた豊かなオセアニアの知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明する能力を身に付ける。日本及びオセアニアの自然環境や社会,経済,文化などの現状および相互関係を,自己の理解に基づいて説明する能力を身に付ける。 |
授業の方法 | 授業の形式:講義 スライドや配布教材をもとに説明し,レポート作成や小テスト等も適宜実施する。授業に対する質疑応答,および小テスト・レポート等の課題に対するフィードバックは,いずれも教室あるいはBlackboardを通じて行う。対面参加が困難な学生については,教員の許可を受けてオンライン参加を認める場合がある。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:講義のテーマや到達目標および講義の方法について説明する。
【事前学習】シラバスを事前に確認し,地図帳などでオセアニアの地理を確認する。 (2時間) 【事後学習】BlackBoardの資料をダウンロード,印刷して不明箇所をノートにまとめる。 (2時間) |
2 |
オーストラリア大陸の形成史(A-1-1, A-2-1)
【事前学習】先カンブリア~古生代の地質区分をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】大陸の形成史をノートに整理する。 (2時間) |
3 |
大陸の特徴的な動・植物相(A-1-1, A-2-1)
【事前学習】特徴的動物相についてノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】植生区分をノートにまとめる。 (2時間) |
4 |
大陸の気候区分と植生・土壌(A-1-1, A-2-1) ここまでの講義内容に対する課題作成 【事前学習】オーストラリア気象庁のウェブサイトを閲覧する。 (1時間) 【事後学習】主要都市の雨温図をグラフ用紙を使って作成する。 (3時間) |
5 |
乾燥した大陸の地形(A-1-1, A-2-1)
【事前学習】乾燥地形と砂漠の分布をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】ウィンドラ湖群地域の特徴をノートにまとめる。 (2時間) |
6 |
特徴的な大陸の河川【オンデマンド型】(A-1-1, A-2-1)
【事前学習】主要河川の位置を地図帳で把握しておく。 (2時間) 【事後学習】グレートアーテジアン盆地の特徴をノートにまとめる。 (2時間) |
7 |
オーストラリアの植民地化と人口変化(A-1-2)(A-2-2)
【事前学習】オーストラリアの歴史を概観しておく。 (2時間) 【事後学習】移民の割合の変化をノートにまとめる。 (2時間) |
8 |
先住民と白豪主義,多文化社会(A-1-2)(A-2-2)
【事前学習】先住民に関する情報をインターネットから得ておく。 (2時間) 【事後学習】先住民のアートについて整理しておく。 (2時間) |
9 |
鉱工業と貿易(A-2-2) ここまでの講義内容に対する課題作成 【事前学習】主要な鉱産資源についてノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】鉱産資源の貿易統計をノートに整理する。 (2時間) |
10 |
農林水産業と貿易(A-2-2)【オンデマンド型】
【事前学習】主要農産物についてノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】農作物の貿易統計を整理する。 (2時間) |
11 |
ツーリズムと世界遺産・ナショナルパーク(A-2-2)
【事前学習】世界遺産の指定地域を地図帳で確認する。 (1時間) 【事後学習】世界遺産の指定地域の地理学的特徴をまとめ,レポートを作成する。 (3時間) |
12 |
自然災害および環境保全と管理(A-2-2)
【事前学習】自然災害の種類をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】環境問題についてノートに整理する。 (2時間) |
13 |
オセアニアの国々と日本(A-2-2)【オンデマンド型】
【事前学習】地図帳でオセアニアの国々と日本との歴史関係を調べる。 (2時間) 【事後学習】不足する資料や情報を収集して,ノートにまとめる。 (2時間) |
14 |
講義内容に対する理解度の確認テストとフィードバック
【事前学習】講義内容を復習し,課題にこたえる。 (2時間) 【事後学習】フィードバックをもとに学習内容を整理する。 (2時間) |
15 |
総括【オンデマンド型】
【事前学習】これまでの学習内容から,疑問点や不明な点をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】講義内容を振り返り,さらなる学修課題を見つける。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 『高等学校の地図帳』 古今書院,二宮書店など とくに教科書はありませんが,高校で利用した地図帳を準備してください。出版社は問いません。 |
参考書 | 適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題に対する内容の充実度,提出状況等を見て評価します。(40%)、授業内テスト:授業内及びブラックボードにより実施し,総合的に評価します(50%)、授業参画度:授業時間中の質問に対する回答などから評価します。(10%) 講義中に行うテストや課題レポートなどをもとに総合評価します。テストはもちろん,期限を過ぎたレポートなど提出物については評価対象外です。 |
オフィスアワー | 8号館4階A406室 火曜6時限目(事前連絡すること) |
備考 | 授業計画を参考にして,参考書やインターネットなどから授業の前に基礎知識を獲得して準備する。授業後は,講義内容を整理してノートにまとめる。講義内容に対する質問や意見をするようにしてください。 |