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令和2年度以降入学者 | 地圏科学 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 地質科学2 | ||||
教員名 | 竹内真司 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業(一部Blackboardを利用したオンデマンド型遠隔授業,Zoomを利用したオンライン型遠隔授業) BlackboardコースID:20224291 |
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授業概要 | 地球内部の姿、プレートテクトニクス、日本列島の地質と形成史、変形構造とその記載方法などについて学習する。 |
授業のねらい・到達目標 | ねらい: プレートテクトニクスの成立、プレート運動によって形成される地形や地質構造、変形構造の記載方法などに関する基本的知識を習得する。 到達目標: 1. 地球の内部構造、プレートテクトニクスの成立について理解することができる(1-2、7-8)。 2.プレート運動によって形成される地形や地質構造、日本列島の地質やテクトニクスについて理解することができる(3-4、7-8)。 3.年代測定技術や海水準変動に関連した地形と地質について理解することができる(5-6、7-8)。 4.褶曲や断層の分類、内部構造とその記載・解析方法に関して理解することができる(9-15)。 学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)の学習・教育到達目標との関わり: 学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)の学習・教育到達目標(G)(地球科学の専門知識を習得する。)(1-15)に寄与する。 ※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 日本大学憲章との関係 物事を科学的根拠に基づいて批判的、論理的に考察し、既存の知識にとらわれることなく、その物事の本質を捉えることができる(A-3-2)。 ディプロマポリシー(DP)およびカリキュラムポリシー(CP)との関係: ・文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3,およびカリキュラムポリシーCP3に対応する(2020年度以降入学者)。 ・文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6,およびカリキュラムポリシーCP9に対応する(2019年度以前入学者) |
授業の方法 | 授業の方法【講義】 ・「授業計画」欄に記されている事項に関して配布資料等に基づいてパワーポイントファイル等で説明することで理解を深める。 ・課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。 初回講義開始までにBlackBoardのコース登録をすること。 受講者への連絡はBlackBoardの“連絡事項”欄に掲⽰するので随時確認すること。 対⾯授業に参加できない場合,以下の要件を満たす学⽣は Zoomでの参加を認める。 (1)Zoom での参加を認める要件:⽇本に⼊国できない留学⽣,遠⽅に居住している学⽣ (2)対⾯授業に参加できない場合の受講方法: 1.Zoomで参加,あるいはこれを録画した動画を視聴し,講義中に課した課題をBlackboardの指定サイトに記載された期日までに提出する。 2.質問は,講義あるいは動画視聴終了後,メール等により受け付ける。 3.7回目および14回目に課題研究を実施し,Blackboard に記載している期⽇までに課題を提出する。 |
授業計画 | |
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1 |
プレートテクトニクス理論の成立(1)大陸移動説とマントル対流説(A-3)<対面>
【事前学習】大陸移動説とマントル対流説について調べてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】大陸移動説以前の地球観、大陸移動説、マントル対流、極移動曲線などについてその概要、提唱者を時系列としてまとめること。 (2時間) |
2 |
プレートテクトニクス理論の成立(2)プレートテクトニクスとプルームテクトニクス(A-3)<対面>
【事前学習】プレートテクトニクスとプルームテクトニクスについて調べてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】海洋底拡大説、プレートテクトニクス、ウィルソンサイクル、プルームテクトニクスの概要と提唱者について、時系列を考慮してまとめること。 (2時間) |
3 |
世界の大地形と島弧-海溝系の地形(A-3)<対面>
【事前学習】世界のプレートの分布と陸上・海底地形について調べておくこと (2時間) 【事後学習】世界の大地形と島弧-海溝系で形成される地形についてまとめておくこと。 (2時間) |
4 |
日本列島の形成(A-3)<対面>
【事前学習】日本列島の形成について調べてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】日本列島の地形と地質についてまとめること。 (2時間) |
5 |
年代測定技術(A-3)<対面>
【事前学習】年代測定技術について調べてまとておくこと。 (2時間) 【事後学習】年代測定技術ごとの原理と適用範囲についてまとめておくこと。 (2時間) |
6 |
海水準変動による地形と地質(A-3)<対面>
【事前学習】海水準変動について調べてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】海水準変動の発生メカニズムと海水準変動によって形成される地形・地質についてまとめておくこと。 (2時間) |
7 |
達成度の確認1(課題研究1)(A-3)<対面>
【事前学習】第1回目~6回目までの授業内容を復習して疑問点を洗い出しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内テストの出題内容について授業資料や教科書を参考にして課題の内容について確認しておくこと。 (2時間) |
8 |
課題研究の解説とまとめ1(A-3)<対面>
【事前学習】授業内テストの出題範囲を確認しまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内テストで理解が十分でなかった内容について、授業資料や教科書などを参考に確認しておくこと。 (2時間) |
9 |
地質構造とその記載(1)変形様式・褶曲(A-3)<対面>
【事前学習】地層の褶曲構造の形成要因について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】褶曲構造の分類と形成要因についてまとめておくこと。 (2時間) |
10 |
地質構造とその記載(2)断層(A-3)<対面>
【事前学習】断層と剪断帯の定義や記載方法について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】断層と剪断帯の定義や記載方法についてまとめておくこと。 (2時間) |
11 |
岩石変形機構(A-3)<対面>
【事前学習】岩石の変形機構について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】岩石の変形機構についてまとめておくこと。 (2時間) |
12 |
ステレオプロットの基礎(A-3)<対面>
【事前学習】ステレオプロットとは何か、どのように作成するのかについて調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】ステレオプロットの基本事項についてまとめておくこと。 (2時間) |
13 |
ステレオプロットの応用(A-3)<対面>
【事前学習】ステレオプロットで解析できることについて調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】ステレオプロットで解析できることについてまとめておくこと。 (2時間) |
14 |
達成度の確認2(課題研究2)(A-3)<対面>
【事前学習】第9回目~13回目までの授業内容を復習して疑問点を洗い出しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内テストの出題内容について授業資料や教科書を参考にして課題の内容について確認しておくこと。 (2時間) |
15 |
課題研究の解説とまとめ(A-3)<対面>
【事前学習】授業内テストの出題範囲を確認しまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内テストで理解が十分でなかった内容について、授業資料や教科書などを参考に確認しておくこと。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 特になし。 |
参考書 | 西村祐二郎 他 『基礎地球科学』 朝倉書店 2019年 第3版 酒井 治孝 『地球学入門 第2版』 東海大学出版 2016年 第2版 天野一男、狩野謙一 『構造地質学』 共立出版 2009年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:授業内テスト(70%)、授業内に課す課題(学習ノート)(30%) 授業内テスト(70%)、授業内に課す課題(30%)、総合的に判断し60%以上会得していること。 1. 地球の内部構造、プレートテクトニクスの成立について理解することができている(1-2、7-8)。 2.プレート運動によって形成される地形や地質構造、日本列島の地質やテクトニクスについて理解することができている(3-4、7-8)。 3.年代測定技術や海水準変動に関連した地形と地質について理解することができている(5-6、7-8)。 4.褶曲や断層の分類、内部構造とその記載・解析方法に関して理解することができている(9-15)。 *括弧内の数字は講義実施回を表す。 授業内テスト(70%)、授業内に課す課題(30%) 総合的に判断し60%以上を合格とする。 授業に参加できない学生は、別途科す課題レポートにより評価する。 |
オフィスアワー | 原則として、当該授業終了後に対応する。上記以外の時間は、メール等にて予約をすること。 |
備考 | 事前学習のため、前回までに行った内容のまとめを行うこと。 |