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令和2年度以降入学者 | 地球科学デザイン論1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 地球科学要論5 | ||||
教員名 | 佐々木和彦 蚊爪康典 遠藤司 門間聖子 坂元光輝 浦本洋市 朱林 小澤淳眞 ミシュラ クリュナクマール | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業 Blackboard ID :20221320 |
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授業概要 | 自然災害や防災などに関わる実務経験を有する民間の土木・地質関連企業からの講師による講義により、地球科学の知識が実社会でどのように応用されるのかを身につける。 |
授業のねらい・到達目標 | 当学科のJABEE認定プログラムに関連して、実社会で活躍する地質技術者の社会貢献の実態を、地盤環境分野、防災分野およびエネルギー分野それぞれについて、実例をもとに学び、理解する。また、「測量」「GIS」「調査」をキーワードにして、実務で直面した課題を、実例をもとに学び、理解する。 授業目標は以下のとおり。※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 1.3分野の地質技術者の取組み例から特に関心のある1分野での取組み例を抽出 し、その事例における社会要請や専門技術的な問題点や課題を理解する。(1~8) 2.その事例における問題や課題解決のための調査・検討計画や調査・検討を実施するために必要な知識、実施方法を理解する。(2~8、9~14) 3.その事例における対策あるいは問題解決の内容や方法を理解する。(2~8、9~14) 4.その事例における今後の問題点や改善点の内容を理解する。(2~8、9~14) 5.「測量」「GIS」「調査」実務で直面した課題を理解する。(15) この科目は当学科地球環境学プログラム(JABEE認定)の学習・教育到達目標「(D) デザイン能力を身に付けている」に対応している。 令和元年度以前入学生においては文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6およびカリキュラムポリシーCP9に、地球科学科のディプロマポリシーDP(D)にそれぞれ対応している。 令和2年度入学生においては文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP5、7,8およびカリキュラムポリシーCP5,7,8にそれぞれ対応している。 また、本学教育憲章ルーブリックにおける到達目標レベルのA-5-3「新しい問題に取り組むために、必要な情報を収集し、それを分析して用いることができる。」、A-7-3 「学修活動において、積極的にリーダーシップおよび指導力を発揮して、他者と協働して作業をすることができる。」およびA-8-3「学修状況を自己分析し、その成果を評価することができる。」にそれぞれ対応している。 |
授業の方法 | 授業の形式【講義】 1.毎回対面方式で、資料を配布し講義する。毎回の授業で小レポートの提出を課し、翌週解説や全体講評などを行う。 2.遠方に居住しているなど、やむを得ぬ理由で対面授業に参加できない学生は、その旨を第1回までに担当教員に申請し受理した場合は遠隔授業を認める。遠隔授業の詳細については当該者に別途連絡する。 |
授業計画 | |
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1 |
地質技術者の社会貢献の現状 【対面】(佐々木和彦)(A-5)
【事前学習】地質技術者の社会貢献の現状について、そのイメージを具体的に考え、ノートに整理しておく (1時間) 【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間) |
2 |
防災分野における地質技術者の取組み例「斜面災害の発生メカニズム」 【対面】(蚊爪康典)(A-5,A-7)
【事前学習】斜面災害の発生メカニズムについて図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間) 【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間) |
3 |
防災分野における地質技術者の取組み例「斜面災害の対策」【対面】 (蚊爪康典)(A-5,A-7)
【事前学習】斜面災害の対策について図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間) 【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間) |
4 |
エネルギー分野における地質技術者の取組み例「地球温暖化防止のための二酸化炭素地中貯留技術の現状」【対面】(遠藤司)(A-5,A-7)
【事前学習】二酸化炭素地中貯留技術の現状について図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間) 【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間) |
5 |
エネルギー分野における地質技術者の取組み例「地球温暖化防止のための二酸化炭素地中貯留技術の課題」【対面】(遠藤司)(A-5,A-7)
【事前学習】二酸化炭素地中貯留技術の課題について図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間) 【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間) |
6 |
地盤環境分野における地質技術者の取り組み例「土壌・地下水汚染の現状」【対面】(門間聖子)(A-5,A-7)
【事前学習】土壌・地下水汚染の現状について図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間) 【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間) |
7 |
地盤環境分野における地質技術者の取り組み例「土壌・地下水汚染の対策」【対面】(門間聖子)(A-5,A-7)
【事前学習】土壌・地下水汚染の対策について図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間) 【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間) |
8 |
地質技術者の取り組みのまとめ、地質技術者の社会貢献の現状に対する理解度の確認【対面】(佐々木和彦(A-8)
【事前学習】地質技術者の社会貢献の実態について、これまでの授業資料などを振り返り、その内容についてノートにまとめておく (2時間) 【事後学習】理解度の確認において自らが解答した内容について振り返り、その妥当性を検討してノートにまとめておく (2時間) |
9 |
空間情報サービス(測量,GIS,調査)の現状(概要)【対面】(浦本洋市)(A-5)
【事前学習】地理空間情報にはどのようなものがあるのか図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間) 【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間) |
10 |
GIS技術者の取組み例「GISの基礎技術および空間情報の活用について」【対面】(浦本洋市)(A-5,A-7)
【事前学習】地理情報がどのようなところで活用されているか図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間) 【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間) |
11 |
空間計測技術者の取組み例「空撮画像やMMSから収集された空間情報データの処理・解析技術」【対面】(坂元光輝)(A-5,A-7)
【事前学習】航空写真測量やMMS(Mobile Mapping System)の概要について図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間) 【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間) |
12 |
測量技術者の取組み例「航空レーザ測量の原理とデータの利活用」【対面】(小澤淳眞)(A-5,A-7)
【事前学習】レーザを用いて距離計測を行う機器や、その活用場面について図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間) 【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間) |
13 |
画像処理技術者の取組み例「リモートセンシング画像判読による情報抽出」【対面】(朱林)(A-5,A-7)
【事前学習】リモートセンシング技術の概要や活用場面について図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間) 【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間) |
14 |
リモートセンシング技術者の取組み例「リモートセンシング業務における現地調査」【対面】(ミシュラ クリシュナクマール)(A-5,A-7)
【事前学習】衛星画像解析におけるグランドトゥルース(現地調査)について図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間) 【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間) |
15 |
空間情報サービス(測量,GIS,調査)における課題と解決策に対する理解度のテスト【対面】(ミシュラ クリシュナクマール)(A-8)
【事前学習】事前告知されている試験要領に基づいて理解度テストの対策を行う (3時間) 【事後学習】空間情報サービスの現状を振り返り、新たな利活用サービスについて構想する (1時間) |
その他 | |
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教科書 | なし(毎回プリント配布予定) |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | 試験(100%) 第8回および第15回授業での2回の試験を総合的に判断し60点以上を合格とする。 出席状況および毎回の事後学習での小レポートの提出状況が不十分な場合は、第8回あるいは第15回の試験を受験できない、もしくは受験できても試験結果から減点することがある(詳細は第1回および第9回授業で説明予定)。 達成度評価基準: (1)3分野の地質技術者の取組み例から特に関心のある1分野での取組み例を抽出し、その事例における社会要請や専門技術的な問題点や課題を理解している(20点)。 (2)その事例における問題や課題解決のための調査・検討計画や調査・検討を実施するために必要な知識、実施方法を理解している(15点)。 (3)その事例における対策あるいは問題解決の内容や方法を理解している(10点)。 (4)その事例における今後の問題点や改善点の内容を理解している(5点)。 (5)「測量」「GIS」「調査」実務で直面した課題を理解している(50点) |
オフィスアワー | 授業終了後随時(もしくはE-mail) |
備考 | 対面授業であるが、授業について連絡がある場合にはBlackboardによる。 |