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令和2年度以降入学者 | 地圏科学実験2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 地圏科学実験2 | ||||
教員名 | 竹村貴人 竹内真司 金丸龍夫 木村克己 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業、あるいは時双⽅向型授業(Zoomなどによる)とする。 Blackboard ID:20224306 |
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授業概要 | 野外および室内における地質環境の記載方法について学習する。 |
授業のねらい・到達目標 | ・ねらい:地圏環境で起こる現象(液状化,断層運動,堆積・続成作用)について,力学的な手法を用いてそのメカニズムを理解する方法を理解できるようになる. ・到達目標: 野外調査の基礎を理解し、説明することができる(1-14). 野外・室内における地形や地質環境の基本的な記載と解析、評価ができる(2-6、10‐14). 室内における岩石試料等の基本的な観察および記載ができる(7-9). 収集・分析したデータを元に調査結果をまとめ、説明することができる(15). ・学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)の学習・教育到達目標とのかかわり: 「(G)地球科学の専門知識を修得する」(1-15)に寄与する. ※括弧内の数字は授業計画内の実施回 ・日本大学教育憲章との関係: 問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる。(A-4-3) ・ディプロマポリシー(DP)およびカリキュラムポリシー(CP)との関係: 文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP4, 及びカリキュラムポリシーCP4に対応しています。 この科目は旧カリキュラム(令和元年度以前入学者が対象)においては 文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6, 及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | ・授業の形式【実験】 ・本授業の事前・事後学習は,各1時間の学習を目安とします。 ・野外での地質環境の記載及び、室内での実験・作業により,地形地質判読や野外で収集データの表現法・解析法をの基礎的知識を身につけ ・課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する. |
授業計画 | |
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1 |
野外調査法解説【担当:竹内・竹村・金丸】(対面)(A-4-3)
【事前学習】各回のシラバスを確認し、質問事項としてまとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】各教員からの説明について復習しておくこと。 (1時間) |
2 |
岩石薄片試料の採取【担当:金丸】(対面)(A-4-3)
【事前学習】岩石を構成する鉱物の確認 (1時間) 【事後学習】鉱物種類の記載 (1時間) |
3 |
岩石薄片の作成方法【担当:金丸】(対面)(A-4-3)
【事前学習】薄片観察の仕方をまとめる (1時間) 【事後学習】偏光顕微鏡の使い方をまとめる (1時間) |
4 |
岩石薄片の作成【担当:金丸】(対面)(A-4-3)
【事前学習】薄片の作り方の確認 (1時間) 【事後学習】作成した薄片の観察 (1時間) |
5 |
断層データの取得方法【担当:竹村】(対面)(A-4-3)
【事前学習】断層の種類を文献で確認 (1時間) 【事後学習】取得した断層データの解釈 (1時間) |
6 |
断層試料の採取(担当:竹村)(対面)(A-4-3)
【事前学習】断層粘土と構造を文献で確認 (1時間) 【事後学習】観察した断層の記載 (1時間) |
7 |
断層強度の測定【担当:竹村】(対面)(A-4-3)
【事前学習】断層の強度を示すパラメータの確認 (1時間) 【事後学習】測定した断層の評価 (1時間) |
8 |
野外亀裂の記載(走向傾斜)【担当:竹内】(対面)(A-4-3)
【事前学習】亀裂情報のとりまとめ (1時間) 【事後学習】ステレオネットの作成を行うこと (1時間) |
9 |
野外亀裂の記載(ステレオネット)【担当:竹内】(対面)(A-4-3)
【事前学習】野外実習で取得した亀裂データをまとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】亀裂データの解析方法を復習しておくこと。 (1時間) |
10 |
野外亀裂の表現【担当:竹内】(対面)(A-4-3)
【事前学習】三浦半島のテクトニクスについて調べ、まとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】亀裂データと三浦半島のテクトニクスの関係について検討しておくこと。 (1時間) |
11 |
GISを用いた地殻変動の解析法【担当:木村】(対面 or zoomによる双方向)(A-4-3)
【事前学習】QGISの基本操作法を復習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】QGISの初期設定,調査データの読み込み,Google衛星画像への表示法を復習しておくこと。 (1時間) |
12 |
GISを用いた地形解析法【担当:木村】(対面 or zoomによる双方向)(A-4-3)
【事前学習】地理院地図の3次元地形図表示機能を使って,野外実習地域の地形を表示してその地形の成り立ちをまとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】QGISで5mメッシュ数値標高モデルを使った3次元地形図表示法を復習しておくこと。 (1時間) |
13 |
GISを用いた地形解析法【担当:木村】(対面 or zoomによる双方向)(A-4-3)
【事前学習】GISのベクトルデータとラスタデータの基本概念とその処理法を復習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】QGISで断面図の作成手法について復習しておくこと。 (1時間) |
14 |
GISを用いた地質図作成法【担当:木村】(対面 or zoomによる双方向)(A-4-3)
【事前学習】地質図について調べておくこと (1時間) 【事後学習】QGISで地質図平面図の作成手法について復習しておくこと。 (1時間) |
15 |
GISを用いた地図情報の統合手法【担当:木村】(対面 or zoomによる双方向)(A-4-3)
【事前学習】これまでのデータの確認 (1時間) 【事後学習】作成地図の整理を行うこと。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート(100%) <達成度評価基準> ・野外調査の基礎が身についている(25点)。 ・野外・室内における地形や地質環境の記載・分析ができる(25点)。 ・岩石試料等の基本的な観察・記載・分析ができる(25点)。 ・収集したデータを元に調査のまとめができる(25点)。 上記を総合的に判断し, 60 点以上を合格とする。 対面参加できない場合については、初回で説明する。 |
オフィスアワー | 原則として,当該授業日の授業終了後、あるいは遠隔授業にて対応する。 Blackboardにあるメールを使用すること |