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令和元年度以前入学者 | 数学研究2 | ||||
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教員名 | 山崎浩二 | ||||
単位数 | 4 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 数学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 対面授業 BlackboardのコースID:20224379 2022数学研究2(山崎浩二・後・水3,4) |
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授業概要 | 卒業研究として,前期に学んだ内容に基づき,数学教育学に関する知識をより深めるとともに,卒業論文を作成する。 ・教科書の輪読を通して,数学教育学を学修する。数学教育学の学修から、自身の数学的に考える力を身に付けるとともに、児童・生徒の数学的に考える力を育むための指導の在り方について実践的な知識と能力を身につける。 ・卒業論文のテーマについて、先行研究、授業研究を行い、教育研究の基礎的なスキルを身に付ける。また、協働的な視座からコミュニケーションとプレゼンテーションのスキルを身に付ける。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい・到達目標> ・数学教育学の基礎概念を理解し説明できる。 ・教科書の内容を熟読して,専門の内容を分かりやすく発表することができる。 ・ゼミに積極的に参加し、他者とのコミュニケーション能力を高める。 ・テーマを自ら選ぶことを通して,主体的に学ぶことの重要性を学び、そのことを説明できる。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP1, DP3, DP4, DP6 及びカリキュラムポリシーCP7, CP9に対応しています。 なお,新カリキュラム(令和2年度以降入学者対象)では,この科目は文理学部(学士(数学))のディプロマポリシー DP1~8 及びカリキュラムポリシー CP1~8に対応しています。 <日本大学教育憲章との関係> ・学修から得られた豊かな知識と教養、及び、自己の倫理感に基づいて、数理科学が直面する課題を説明することができる(A-1-3)。 ・世界諸国の歴史、経済、文化、政治などの背景を理解し、国際社会が直面している問題を数理科学の視点から説明することができる(A-2-3)。 ・直面する課題に対して既存の知識にとらわれず、数理科学的根拠に基づいた論理的・批判的な態度で物事の本質を捉えることができる(A-3-4)。 ・日常生活における現象に潜む数理科学的問題を発見し、専門的知識に加えて独自性を持って、解決することができる(A-4-4)。 ・与えられたどのような問題に対しても、あきらめずに、それを解決するために仲間と共に必要な情報を数理科学的に収集・分析して用いることができる(A-5-4)。 ・多種多様な背景を持つ人々の説明の趣旨を理解し、数理科学の専門的知識と魅力を分かりやすく提供することができる(A-6-4)。 ・学修活動において、専門的知識を活かしつつ、自分の役割分担を理解し、他者と協働して作業をすることができる(A-7-3)。 ・学修活動に関する自己分析の他、他者からの評価を謙虚に受け止め、今後の学修活動に生かすことができる(A-8-4)。 |
授業の方法 | 授業の形式【卒業研究】 原則として対面授業でのゼミナール形式である。複数回の対面による授業にて卒業論文の中間発表・本発表等を行う。また、必要に応じて小・中・高等学校で授業研究を行うこともあり、その際にも対面にて行う。レポートについては添削して指導する。 本授業は対面授業で行なうが、止むを得ぬ事由において Zoom での参加を希望する場合は【理由書】を提出し担当教員の許可を得ること。 ただし、コミュニケーションの必要性から,原則として,ビデオをオンにした状態で参加すること。 |
履修条件 | 数学科の内規をみたしていること。対象者はゼミに所属するものに限る。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション(卒業研究についての目的や意義について理解する。【対面授業】
【事前学習】卒業研究における自分の問題意識,課題意識を整理します。 (4時間) 【事後学習】先輩たちの卒業研究や指導案を調査し、まとめておくこと(A-1)。 (4時間) |
2 |
授業研究:数学教育学の実践研究として、指導案を作成し、模擬授業を行う。【対面授業】
【事前学習】授業範囲を選択し、指導案を作成し、授業準備をしてくること。 (4時間) 【事後学習】発表の内容を復習・整理し、今後の課題をまとめること。 (4時間) |
3 |
授業研究:数学教育学の実践研究として、改善指導案を作成し、模擬授業を行う。【対面授業】
【事前学習】授業範囲を選択し、指導案を作成し、授業準備をしてくること。 (4時間) 【事後学習】発表の内容を復習・整理し、今後の課題をまとめること。 (4時間) |
4 |
授業研究:数学教育学の実践研究として、改善指導案を作成し、模擬授業を行う。【対面授業】
【事前学習】授業範囲を選択し、指導案を作成し、授業準備をしてくること。 (4時間) 【事後学習】発表の内容を復習・整理し、今後の課題をまとめること。 (4時間) |
5 |
授業研究:数学教育学の実践研究として、指導案を作成し、中学校にて実験授業1を行う。【対面授業】
【事前学習】授業範囲を選択し、指導案を作成し、授業準備をしてくること。 (4時間) 【事後学習】発表の内容を復習・整理し、今後の課題をまとめること。 (4時間) |
6 |
授業研究:数学教育学の実践研究として、実験授業の分析を行う。【対面授業】
【事前学習】授業範囲を選択し、指導案を作成し、授業準備をしてくること。 (4時間) 【事後学習】発表の内容を復習・整理し、今後の課題をまとめること。 (4時間) |
7 | 授業研究:数学教育学の実践研究として、指導案を作成し、中学校にて実験授業2を行う。【対面授業】 |
8 |
前半のふりかえり:これまでの授業内容を基にして,ゼミで課題を探求する(A-6,7,8)。【対面授業】
【事前学習】第2~7回の発表内容を復習しておくこと。 (4時間) 【事後学習】ふりかえりで得られた課題を整理しておくこと。 (4時間) |
9 |
課題学習:数学教育学の実践研究として、実験授業の分析を行う。【対面授業】
【事前学習】自ら課題を設定し学修を進めておくこと。 (4時間) 【事後学習】発表者が述べた内容をノートに整理しておくこと。 (4時間) |
10 |
課題学習:発表者が、卒業論文テーマに関して、課題を設定し、自ら学修し中間発表する。【対面授業】
【事前学習】自ら課題を設定し学修を進めておくこと。 (4時間) 【事後学習】発表者が述べた内容をノートに整理しておくこと。 (4時間) |
11 |
課題学習:発表者が、卒業論文テーマに関して、課題を設定し、自ら学修し中間発表する。【対面授業】
【事前学習】自ら課題を設定し学修を進めておくこと。 (4時間) 【事後学習】発表者が述べた内容をノートに整理しておくこと。 (4時間) |
12 |
課題学習:発表者が、卒業論文テーマに関して、課題を改善し,研究の考察・知見をまとめる。【対面授業】
【事前学習】自ら課題を設定し学修を進めておくこと。 (4時間) 【事後学習】発表者が述べた内容をノートに整理しておくこと。 (4時間) |
13 |
課題学習:発表者が、卒業論文テーマに関して、課題を改善し,研究の考察・知見をまとめる。【対面授業】
【事前学習】自ら課題を設定し学修を進めておくこと。 (4時間) 【事後学習】発表者が述べた内容をノートに整理しておくこと。 (4時間) |
14 |
後半のふりかえり:(発表者の内容を基にして,ゼミで課題を探求する)(A-6,7,8)【対面授業】
【事前学習】第9~13回の発表内容を復習しておくこと。 (4時間) 【事後学習】ふりかえりで得られた課題を整理しておくこと。 (4時間) |
15 |
総括とまとめ【対面授業】 卒業論文の研究成果を公表し,ひろく教育現場等への社会的役割を説明したりする(グループ学習)(A-2,6,7)。 【事前学習】これまで学修し発表した課題研究について,再度,調査を行い,再考しておくこと。 (4時間) 【事後学習】話し合った内容を踏まえて、後期の卒業研究に向けて学修を進めること。 (4時間) |
その他 | |
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教科書 | 図形指導に関するもの、さらには論理的に考察する力に関するものなどを中心に、「数学教育における論証の理解とその学習指導」について考えていく。 |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業参画度(70%) レポートは議論の正確さと学修内容の理解度を中心に評価する。 授業参画度は ・セミナー内での発表を「準備状況,分かりやすさ,内容の正確さ」 ・セミナー内での質問の「頻度,的確さ」 ・事後学習(ノート作成)の「正確さ,工夫度合い」を評価する。 遠隔参加でも対面参加と同様に評価する。 能力(A-1)から(A-8)の習熟度については、別途配布のチェック項目により評価する。 |
オフィスアワー | ・原則的にe-mailにてお願いします。来室の際には、事前に連絡をいただけると助かります。 |