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生化学1

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令和2年度以降入学者 生化学1
令和元年度以前入学者 生化学1
教員名 澤田博司
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 生命科学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 対面授業を基本とする。しかし,状況に応じて,オンデマンド授業(PowerPointによるスライド資料をBlackboardを通じて配信)や課題研究(Blackboardを通じた学習資料の配付)も実施する。
Blackboard コースID:20221514,木曜2限
授業概要 生体を構成する物質について基本事項を学ぶ。
授業のねらい・到達目標 〈知識〉
・生物を科学的・体系的に理解するために必要な化学的知識と概念を身につける事がねらいであり,それらを説明できるようになる。
・生物現象への理解を深め,生化学的な物の見方や考え方を学び,基礎的な生物学的事象について説明ができる。

<能力>
この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP3, 4に対応している。
・既存の知識にとらわれることなく,物事を論理的・批判的に説明することができる(DP3-2)。
・日常生活における現象に潜む科学的問題を見出し,専門的知識に基づいて説明することができる(DP4-2)。
・継続的に自分の学修経験を振り返り,分析することができる(DP8-2)。

各回の授業・事前学習・事後学習を通して,日本大学教育憲章にある以下の能力を身につけることを目標とする。
A-3 (DP3・CP3): 論理的・批判的思考力
A-4 (DP4・CP4): 問題発見・解決力
授業の方法 授業の形式:【講義】
板書を中心とした講義形式で進める。
ほぼ毎回,理解の助けになるように関係資料のプリントの配付を行う。
PCを使い関係資料の投影なども行う。
以上は,対面授業時だが,状況に応じて,オンデマンドで配信した資料をもとにして理解を促しレポート課題などの提出を求める。
オンデマンドの場合は,オンデマンドを予定する授業の1週間前にその内容を告知し,課題の提出は課題の配信後から1週間を期限とする。
課題に対しては解答例や解説の配信などを行う。また,Zoomやメール,Blackboardの掲示板機能などを通じて,教員からのコメントを伝えるとともに「質問」や「議論」の機会を提供する。
対面授業に参加できない場合には以下のようにする。
(1)学期を通じて参加できない場合(日本に入国できない留学生など) 
・履修登録時に担当教員に連絡し許可を得る。
・Blackboardを通じてオンデマンド型授業を受講する。受講方法(課題出方法を含む)は該当者がいた場合に Blackboardを通じて連絡する。
(2)感染症に罹患するなどで一時的に対面授業に参加できない場合
・出来るだけ早く担当教員に連絡する。
・当該授業の内容は  Blackboardを通じてオンデマンド型授業を受講する。受講方法(課題出方法を含む)は該当者がいた場合に Blackboardを通じて連絡する。
・成績評価にかかる「授業内試験」は 他の受講者とともに受験する。
授業計画
1 序論・講義の概要,到達度,講義方法などについて説明する。また,生化学を学ぶ上での基礎知識について説明する。
【事前学習】シラバスを事前に確認し,生化学で扱う物質や分子について復習をしておく。 (2時間)
【事後学習】この回で行った,生化学の基礎知識を更に確認しまとめ,内容を説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
2 水の性質1:主に,極性,電気陰性度,水素結合について学ぶ。
【事前学習】極性,電気陰性度,水素結合などの化学の基礎について確認をし,忘れてしまっている箇所を調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】水の性質に着目した,極性,電気陰性度,水素結合についてまとめ,内容を説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
3 水の性質2:主に,電離定数,イオン積,水素イオン濃度指数について学ぶ。
【事前学習】電離定数,イオン積,水素イオン濃度指数などの化学の基礎について確認をし,忘れてしまっている箇所を調べまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】水の性質に着目した,電離定数,イオン積,水素イオン濃度指数についてまとめ,内容を説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
4 緩衝液1:主に,アレニウスの定義,ブレンステッド・ローリーの定義,ルイスの定義について学ぶ。
【事前学習】アレニウスの定義,ブレンステッド・ローリーの定義,ルイスの定義などの化学の基礎について確認をし,忘れてしまっている箇所を調べまとめておく。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
【事後学習】緩衝液に着目したアレニウスの定義,ブレンステッド・ローリーの定義,ルイスの定義についてまとめ,内容を説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
5 緩衝液2:主に,酸解離定数,塩基解離定数,溶液に関する基礎について学ぶ。
【事前学習】酸解離定数,塩基解離定数について調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】緩衝液に着目した酸解離定数,塩基解離定数,各種の溶液の性質についてまとめ,内容を説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
6 糖1:単糖の命名と表示法,代表的な単糖について学ぶ。
【事前学習】単糖について調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】単糖の命名と表示法について確認し,講義で挙げた代表的な単糖についてまとめ,それらについて説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (3時間)
7 糖2:糖の異性体の性質と構造について学ぶ。
【事前学習】異性体について確認し,忘れてしまっている箇所を調べまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】糖の異性体の性質と構造についてまとめ,単糖における異性体の重要性をvこれにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
8 糖3:代表的な多糖の性質と構造について学ぶ。
【事前学習】多糖について調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】講義で挙げた代表的な多糖の性質と構造についてまとめ,それらについて説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
9 糖4:代表的な複合糖質の性質と構造について学ぶ。
【事前学習】複合糖質について調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】講義で挙げた代表的な複合糖質の性質と構造についてまとめ,それらについて説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
10 脂質1:脂質の種類と性質について学ぶ。
【事前学習】脂質について調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】脂質の種類についての全体像をまとめ,それらの性質について理解し,説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
11 脂質2:脂肪酸の性質と構造について学ぶ。
【事前学習】脂肪酸について調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】講義で挙げた代表的な脂肪酸の性質と構造についてまとめ,それらについて説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
12 脂質3:単純脂質について学ぶ。
【事前学習】単純脂質について調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】講義で挙げた単純脂質の性質と構造についてまとめ,それらについて説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
13 脂質4:複合脂質について学ぶ。
【事前学習】複合脂質について調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】講義で挙げた複合脂質の性質と構造についてまとめ,それらについて説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
14 生化学1前半(水の性質と緩衝液に関わるテーマ)の総括,到達度確認とその解説
 第1回〜第5回までの水の性質と緩衝液に関わるテーマについて試験を通して確認する(論理的・批判的思考力(A-3))とともに試験終了後に内容を解説する。
【事前学習】第1回〜第5回までの水の性質と緩衝液に関わるテーマの中で理解不足や理解困難であったと思われる項目についてまとめて説明できるようにしておく。 (2時間)
【事後学習】理解不足であったテーマについて理解できるようになった点を詳細にまとめ,その重要性を把握し内容を説明できるようにする(省察力(A-8))。 (2時間)
15 生化学1前半(糖と脂質に関わるテーマ)の総括,到達度確認とその解説
 第6回〜第13回までの糖と脂質に関わるテーマについて試験を通して確認する(論理的・批判的思考力(A-3))とともに試験終了後に内容を解説する。
【事前学習】第6回〜第13回までの糖と脂質に関わるテーマの中で理解不足や理解困難であったと思われる項目についてまとめて説明できるようにしておく。 (2時間)
【事後学習】理解不足であったテーマについて理解できるようになった点を詳細にまとめ,その重要性を把握し内容を説明できるようにする(省察力(A-8))。 (2時間)
その他
教科書 使用せず。
参考書 『コーン・スタンプ 生化学 第5版』 東京化学同人
化学同人 『マッキー 生化学 第4版』
成績評価の方法及び基準 試験(80%)、レポート(5%)、授業内テスト(5%)、授業参画度(10%)
授業参画度は,事前・事後学習を含めた毎回のノートの質のチェックや授業中の質問事項に関するリアクションペパーパーの質などを評価する。
詳細は,Blackboardを通じ連絡する。
・感染症に罹患するなどで学期末の「授業内テスト」を受けられない場合には 担当教員に連
絡する。その場合,追試験の実施を検討する。また,学期を通じて対面授業に参加できない場
合 (「授業の方法」参照) は,対象者に個別に連絡する。
オフィスアワー 対面での対応:月〜金,10時〜18時,本館6階 生命科学科 研究室603。
Eメールでの対応:メールは随時受け付けますが,返信は緊急の場合を除き月〜金の10時〜18時にします。

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