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令和元年度以前入学者 | 化学特別演習1 | ||||
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教員名 | 尾関智二 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 【対面授業】対面での実施を原則とするが、状況に応じて一部を課題学習・Zoomを使用したディスカッションなどの遠隔での実施にかえることもある。 Blackboard コース ID: 20221579 |
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授業概要 | ポリオキソメタレートをはじめとする、多核金属錯体の合成・X線回折をはじめとする機器分析によるキャラクタリゼーション、反応解析、理論計算に関する文献調査・論文精読を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | これまでに涵養した科学的知識を活用して、ものごとを科学的に理解し、科学的に思考することができる。化学英語を正しく・迅速に読解することができる。文献から得た知識を分かり易く・効果的にプレゼンテーションすることができる。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP2〜DP5 及びカリキュラムポリシーCP2〜CP5 に対応しています。 ・化学に関係する研究成果や情報にアクセスし,国際社会における化学的な話題に接することができる (A-2-3)。 ・高度な化学知識に基づいて,自然科学に関係する諸現象を論理的・批判的に考察することができる (A-3-3)。 ・さまざまな事象に潜む化学的問題を発見し,専門的化学知識に基づいてそれに対する解決策を考えることができる (A-4-3)。 ・与えられた問題・課題・実験テーマに取り組むために収集した情報・知識を整理・分析して用いることができる (A-5-3)。 |
授業の方法 | 授業の形式:【演習】 研究テーマに関連した幅広い分野における英語で記述された国内外の論文を読解させ、その内容について発表させると共に討論を通して指導する。 |
授業計画 | |
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1 |
研究背景及び研究目的に関する説明と、それに関連して必要になる知識についての説明
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解しておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え、無機化学に関する知識を再確認する。 (0.5時間) |
2 |
課題となる研究テーマの提示と補足説明
【事前学習】ポリオキソメタレートに関する知識を収集する。 (0.5時間) 【事後学習】提示された研究テーマに関する知識を収集する。 (0.5時間) |
3 |
電子ジャーナルを利用した外国語文献調査
【事前学習】電子ジャーナルに関する知識を収集する。 (0.5時間) 【事後学習】電子ジャーナルを実際に使用し、研究テーマに関連する外国語文献を2~3件収集する。 (0.5時間) |
4 |
図書館を利用した外国語文献調査
【事前学習】図書館における外国語文献の所在を確認する。 (0.5時間) 【事後学習】図書館所蔵の外国語文献から、研究テーマに関連する論文を1件収集する。 (0.5時間) |
5 |
文献調査で収集した外国語文献についての議論と精読対象論文の設定
【事前学習】これまでに検索した文献の中から、精読対象論文候補を2件に絞る。 (0.5時間) 【事後学習】精読対象に設定した論文を和訳し、内容を理解する。 (0.5時間) |
6 |
第5回で設定した論文の翻訳と理解した内容についてのプレゼンテーションと議論
【事前学習】精読した論文の内容に関するプレゼンテーションを準備する。 (0.5時間) 【事後学習】議論の結果を踏まえ、改善点を検討する。 (0.5時間) |
7 |
第6回における議論に基づいた新たな文献調査テーマ設定に関する議論
【事前学習】第6回の議論に基づき、新たな文献調査―テーマ候補を3件考える。 (0.5時間) 【事後学習】議論の結果を踏まえ、新たなテーマに対する理解を深める。 (0.5時間) |
8 |
第7回における議論に基づいた電子ジャーナル及び図書館を利用した外国語文献調査
【事前学習】第7回で設定したテーマに関する文献調査方法を検討する。 (0.5時間) 【事後学習】検索した論文の概要を把握する。 (0.5時間) |
9 |
第8回の文献調査で収集した外国語文献についての議論と精読対象論文の設定
【事前学習】第7回で検索した論文の中から、精読対象論文候補を2件に絞る。 (0.5時間) 【事後学習】精読対象に設定した論文を和訳し、内容を理解する。 (0.5時間) |
10 |
第9回で設定した論文の翻訳と理解した内容についてのプレゼンテーションと議論
【事前学習】精読した論文の内容に関するプレゼンテーションを準備する。 (0.5時間) 【事後学習】議論の結果を踏まえ、改善点を検討する。 (0.5時間) |
11 |
第10回における議論に基づいた新たな文献調査テーマ設定に関する議論
【事前学習】第10回の議論に基づき、新たな文献調査―テーマ候補を3件考える。 (0.5時間) 【事後学習】議論の結果を踏まえ、新たなテーマに対する理解を深める。 (0.5時間) |
12 |
第11回における議論に基づいた電子ジャーナル及び図書館を利用した外国語文献調査
【事前学習】第11回で設定したテーマに関する文献調査方法を検討する。 (0.5時間) 【事後学習】検索した論文の概要を把握する。 (0.5時間) |
13 |
第12回の文献調査で収集した外国語文献についての議論と精読対象論文の設定
【事前学習】第12回で検索した論文の中から、精読対象論文候補を2件に絞る。 (0.5時間) 【事後学習】精読対象に設定した論文を和訳し、内容を理解する。 (0.5時間) |
14 |
第13回で設定した論文の翻訳と理解した内容についてのプレゼンテーションと議論
【事前学習】精読した論文の内容に関するプレゼンテーションを準備する。 (0.5時間) 【事後学習】議論の結果を踏まえ、改善点を検討する。 (0.5時間) |
15 |
これまでに精読した論文内容についての総合的議論
【事前学習】これまでに精読した論文の内容を振り返る。 (0.5時間) 【事後学習】議論の結果を踏まえ、改善点を検討する。 (0.5時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 文献内容の理解度とプレゼンテーション及び議論の内容(100%) 文理学部が対面参加が困難であると認める学生については、プレゼンテーションをZoomによる同時双方向形式で行う。 |
オフィスアワー | 授業時および終了後、研究室(本館7階、化学科研究室705)おける対面あるいはメール・Zoomなどにて適宜ディスカッションを行う。 |
備考 | 対象論文について、授業時の議論が可能となるよう、単なる翻訳で終わらせず、内容を理解するまで読み込むこと。担当教員と密に議論を行った上で発表に臨むこと。 |