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古典文学専門演習1

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令和2年度以降入学者 古典文学専門演習1
教員名 久保木秀夫
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 国文学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 ・対面授業(zoomによるライブ中継あり)。
・履修者は初回授業開始時までに必ず、Blackboardへの登録を済ませておくこと。BlackboardのコースIDは20224757。
授業概要 履修者各自が専門とするテーマに関する原本資料類を調査研究対象とし、その書誌学・文献学的調査・研究を行い、かつ得られた成果を発表し議論していく。
授業のねらい・到達目標 専門分野、及び周辺分野の原本資料類を徹底的に調査研究していくことにより、古典文学研究に有益な情報を存分に引き出していく専門的なスキルを身に付けること。かつそうして得られた調査研究結果を的確に言語化・論文化できるようになること。
授業の方法 授業の形式:【演習,実習】
履修者各自が調査研究対象とする原本資料類を選定し、時に教員が対象とすべきものを提示しつつ、写本・版本・古筆切などの実物、また時に複製・影印資料・デジタル画像といった2次的資料の書誌学・文献学的調査を行い、翻刻し、関連諸本と校合しながら、古典文学研究上の資料的価値を明らかにし、発表・議論を行っていく。基本的にこの一連の流れをなるべく多く繰り返していく。
なお対面で出席できない場合には、事情を勘案した上でzoomでの参加を認める。
履修条件 文学研究科・国文学専攻の博士前期課程に所属し、古典文学を専門分野とし、かつ久保木を主査とする在学生であること。
授業計画
1 ガイダンス:授業形式・内容の確認、履修者各自の専門分野・研究対象、また研究計画・到達目標の検討など。
【事前学習】履修者各自の研究テーマを具体的に検討しておくこと。 (2時間)
【事後学習】ガイダンスの内容を踏まえ、種々の不足分を補っておくこと。 (2時間)
2 研究テーマの検討①中古文学を中心に
【事前学習】先行研究を収集し、読み込んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】さらなる先行研究の収集・精読を行うこと。 (2時間)
3 研究テーマの検討②中世文学を中心に
【事前学習】先行研究を収集し、読み込んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】さらなる先行研究の収集・精読を行うこと。 (2時間)
4 研究対象とする原本資料の選定①中古文学を中心に
【事前学習】関連する原本資料の所在情報を調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】閲覧・調査の可否、及び可の場合の申請方法を調べること。 (2時間)
5 研究対象とする原本資料の選定②中世文学を中心に
【事前学習】関連する原本資料の所在情報を調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】閲覧・調査の可否、及び可の場合の申請方法を調べること。 (2時間)
6 原本資料類の調査①中古文学を中心に
【事前学習】調査対象に関する諸情報を事前に点検しておくこと。 (2時間)
【事後学習】調査結果から得られた諸情報を検討・分析すること。 (2時間)
7 原本資料類の調査②中古文学を中心に
【事前学習】前回の成果をまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】調査結果から得られた諸情報を検討・分析すること。 (2時間)
8 調査・研究成果の発表と議論①中古文学を中心に
【事前学習】前回までの成果に基づき発表資料を作成すること。 (2時間)
【事後学習】議論を踏まえて発表内容をブラッシュアップすること。 (2時間)
9 原本資料類の調査③中世文学を中心に
【事前学習】調査対象に関する諸情報を事前に点検しておくこと。 (2時間)
【事後学習】調査結果から得られた諸情報を検討・分析すること。 (2時間)
10 原本資料類の調査④中世文学を中心に
【事前学習】前回の成果をまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】調査結果から得られた諸情報を検討・分析すること。 (2時間)
11 調査・研究成果の発表と議論②中世文学を中心に
【事前学習】前回までの成果に基づき発表資料を作成すること。 (2時間)
【事後学習】議論を踏まえて発表内容をブラッシュアップすること。 (2時間)
12 原本資料類の調査⑤周辺領域を幅広く
【事前学習】調査対象に関する諸情報を事前に点検しておくこと。 (2時間)
【事後学習】調査結果から得られた諸情報を検討・分析すること。 (2時間)
13 原本資料類の調査⑥周辺領域を幅広く
【事前学習】前回の成果をまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】調査結果から得られた諸情報を検討・分析すること。 (2時間)
14 調査・研究成果の発表と議論③周辺領域を幅広く
【事前学習】前回までの成果に基づき発表資料を作成すること。 (2時間)
【事後学習】議論を踏まえて発表内容をブラッシュアップすること。 (2時間)
15 総括:本授業における成果の確認と今後の研究計画の策定
【事前学習】これまでの調査・研究・発表成果を再確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】総括を踏まえて成果を原稿化すること。 (2時間)
その他
教科書 笠間影印叢刊刊行会 『字典かな―出典明記』 笠間書院 1972年
堀川貴司 『書誌学入門 古典籍を見る・知る・読む』 勉誠出版  2010年
配付資料は各回の授業前にOneDriveの共有フォルダにアップし、BlackboardもしくはLINEで連絡するので、各自ダウンロード(また環境的に可能であればプリントアウト)して持参すること。
参考書 国文学研究資料館 『古典籍研究ガイダンス 王朝文学をよむために』 笠間書院 2012年
その他、授業中に適宜紹介していく。
成績評価の方法及び基準 レポート:授業内で取り上げた原本資料類の資料的価値について実証的に論述する。(40%)、授業参画度:調査・研究・発表・議論などへの参画度・積極性から総合的に判断する。(60%)
対面での出席とzoomでの出席との違いによって、成績評価に差を設けることはしない。
オフィスアワー 随時メールやLINEで受け付ける。

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