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英語学特殊講義1

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令和2年度以降入学者 英語学特殊講義1
教員名 吉冨朝子
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 英文学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 原則として対面授業(15回)。ただし、コロナの感染状況や履修者の希望等により、授業回によってはZoomによる同時双方向型遠隔授業となる場合がある。

Blackboard ID【20221829】英語学特殊講義1(吉冨朝子・前・金5)
授業概要 効果的な外国語指導法を導く上で重要な第二言語習得理論を概観し、理論的根拠のある指導法とは何かを明らかにする。
また、第二言語習得に関わる実証研究から得られた成果を、具体的な指導案や評価法に反映させる応用方法を検討する。
特に英語スピーキング指導と評価に焦点を当てる。
授業のねらい・到達目標 外国語としての英語の指導において、知っておくべき言語学習者の特性・言語学習過程の特徴・第二言語習得理論・言語教授法について学び、それを教育実践に結び付けられるようになること。特に英語のスピーキング・スキルの指導法と評価法についての知識と技能を身につける。
授業の方法 演習形式で、学生の発表と議論を中心に授業を行う。Zoomを使ったオンライン授業を行うため、発表担当の学生はワードまたはパワーポイントで作成したレジメを準備し、「画面共有」でレジメを見せながら発表を行う。テキストで学んだことを踏まえ、スピーキング・スキルを伸ばすための具体的なレッスン・プランを作成して互いに評価し合い、改善する。
履修条件 英語の専門文献を使用するので、CEFRでB2レベル以上の英文読解力があることが望ましい。
授業計画
1 オリエンテーション:シラバス概要の説明と発表分担の決定
導入【オンライン】
【事前学習】テキストを事前に購入し、イントロの章を読む。 (2時間)
【事後学習】第二言語習得および外国語教育学の基礎用語を確認する。 (2時間)
2 パートⅠ:スピーキング過程と技能
第1章 スピーキングと言語学習者(1)【オンライン】
【事前学習】第1章前半を読んで、要点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】これまで自分が経験した英語スピーキングの授業を振り返り、分析する。 (2時間)
3 第1章 スピーキングと言語学習者(2)【オンライン】
【事前学習】第1章後半を読んで、要点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】第1章全体を踏まえ、章冒頭の2つの設問に解答する。 (2時間)
4 第2章 スピーキングにおける認知過程(1)【オンライン】
【事前学習】第2章前半を読んで、要点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】英語スピーキングがなぜ難しいのか、自らの学習・指導経験を踏まえて考察する。 (2時間)
5 第2章 スピーキングにおける認知過程(2)【オンライン】
【事前学習】第2章後半を読んで、要点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】第2章全体を踏まえ、章冒頭の2つの設問に解答する。 (2時間)
6 第3章 スピーキング能力とは(1)【オンライン】
【事前学習】第3章前半を読んで、要点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】スピーキング能力があるとはどういうことか、能力の構成概念を考察する。 (2時間)
7 第3章 スピ―キング能力とは(2)【オンライン】
【事前学習】第3章後半を読んで、要点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】第3章全体を踏まえ、章冒頭の2つの設問に解答する。 (2時間)
8 パートⅠのまとめと考察【オンライン】
【事前学習】第1-3章に基づくレッスンプランを作成する。 (2時間)
【事後学習】レッスンプランを修正する。 (2時間)
9 パートⅡ:話し言葉による談話
第4章 音声言語の特性、文法、発音(1)【オンライン】
【事前学習】第4章前半を読んで、要点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】書き言葉と話し言葉の違いを比較分析する。 (2時間)
10 第4章 音声言語の特性、文法、発音(2)【オンライン】
【事前学習】第4章後半を読んで、要点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】第4章全体を踏まえ、章冒頭の2つの設問に解答する。 (2時間)
11 第5章 話し言葉の談話とスピーキングのジャンル(1)【オンライン】
【事前学習】第5章前半を読んで、要点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】話し言葉の談話の特性とはどういうことか、また談話のジャンルにはどのようなものがあり、それぞれどう異なるか、考察する。 (2時間)
12 第5章 話し言葉の談話とスピーキングのジャンル(2)【オンライン】
【事前学習】第5章後半を読んで、要点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】第5章全体を踏まえ、章冒頭の3つの設問に解答する。 (2時間)
13 パートⅡのまとめと考察【オンライン】
【事前学習】第4,5章に基づくレッスンプランを作成する。 (2時間)
【事後学習】レッスンプランを修正する。 (2時間)
14 パートⅢ:指導デザインとアプローチ
第6章 教授法の枠組み(1)【オンライン】
【事前学習】第6章前半を読んで、要点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】スピーキング・スキルはどのように指導すると効果的か、考察する。 (2時間)
15 第6章 教授法の枠組み(2)【オンライン】
【事前学習】第6章後半を読んで、要点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】第6章全体を踏まえ、章冒頭の2つの設問に解答する。 (2時間)
その他
教科書 GOH, Christine C. M. & BURNS, Anne, Teaching Speaking: A Holistic Approach:Cambridge Language Education, Cambridge University Press, 2012, 1 edition
ISBN: 978-1-107-64833-3 (pbk)

授業開始までに事前に個人で購入しておくこと。
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 レポート:レッスン・プランの作成(40%)、授業参画度:授業内の発表および議論などへの積極的参加(15%)、口頭発表の内容およびレジメの質(45%)
オフィスアワー 授業終了後または、メールによるアポ

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