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令和2年度以降入学者 | ドイツ文学講義4 | ||||
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教員名 | 関口なほ子 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | ドイツ文学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業(一部Zoomによるオンラインあり)状況に応じて同時双方向型授業を組み合わせる。 Blackboard ID:20224794、2022ドイツ文学講義4(関口なほ子・後・火3)に登録し、授業の注意事項に従って準備をしておくこと。 * 初回授業時までにBlackboardでコース登録をし、こまめに情報を確認すること。 *(Blackboardのコース登録に加え)履修登録期間中にCHIPSで履修登録を行うこと。 |
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授業概要 | 戦時中子供時代を過ごした当事者の記録をもとに、戦争によるさまざまな影響を考察したジャーナリスト、ザビーネ・ボーデ(Saine Bode),,Die vergessene Generation"(抜粋)を精読する。とくに心理的なトラウマについて書かれた箇所を中心に、戦争がもたらすもの、「戦争」と「人間」について考察する。 |
授業のねらい・到達目標 | 戦後の社会状況、および戦争被害者の状況について理解を深める。 社会と人間の関係性について、テキストの論点を理解し、多様な視点から事象を考察することができる。 テキストを原文で読み、内容を把握し、文意を理解し、論じることができる。 テキストの特徴(形式・内容)を説明することができる。 テキストから課題や問題を提示し、客観的な情報を基に、倫理的・批判的な考察をすることができる。 この科目はドイツ文学専攻のディプロマポリシー及びカリキュラムポリシーに対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義・演習】 どのような主題が扱われているか、どのような問題が抽出されるかを整理し、その歴史的・社会的・政治的背景について議論し検討する。受講者にはBlackboardをとおして課題(テキスト含む)を配布する。授業方法・課題量・進度については、受講者と相談の上調整する。 本授業の事前・事後学習は,合わせて2時間の学習を目安とします。 対面授業に参加できない要件を満たしている学生については、 Blackboard を通して、授業内容や課題について連絡を行う。(ZOOM参加のにはこれは行わない) |
履修条件 | 専攻の履修規定による。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業のねらい・目標・方法について説明する。受講者の研究内容について報告してもらい、一年間の方針を定める。【対面授業】
【事前学習】受講者の研究内容について整理し、まとめておく。 (2時間) 【事後学習】2回目以降の準備を行う。 (2時間) |
2 |
テキストの検討と質疑:Gerichtsmediziner schhlugen Alarm 196頁:性犯罪について考える。 【対面授業】 【事前学習】資料を丹念に調べ、内容を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】不明瞭な箇所はあらためてよく復習したうえで,内容の検討を進める。 (2時間) |
3 |
テキストの検討と質疑:Massentod in den Schützengräben 198-200頁:大量死のケースについて【対面授業】 【事前学習】資料を丹念に調べ、内容を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】不明瞭な箇所はあらためてよく復習したうえで,内容の検討を進める。 (2時間) |
4 |
テキストの検討と質疑:Massentod in den Schützengräben 198-200頁:大量死のケースについて自分の考えを述べる。【対面授業】 【事前学習】資料を丹念に調べ、内容を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】不明瞭な箇所はあらためてよく復習したうえで,内容の検討を進める。 (2時間) |
5 |
テキストの検討と質疑:Traumaforschung weltweit 200-203頁:トラウマ研究の現在を考える。【対面授業】 【事前学習】資料を丹念に調べ、内容を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】不明瞭な箇所はあらためてよく復習したうえで,内容の検討を進める。 (2時間) |
6 |
テキストの検討と質疑:Traumaforschung weltweit 200-203頁:トラウマ研究に足りないものは何か。【対面授業】 【事前学習】資料を丹念に調べ、内容を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】不明瞭な箇所はあらためてよく復習したうえで,内容の検討を進める。 (2時間) |
7 |
テキストの検討と質疑:Der Fehlen der Worte 208-210頁: 「言語喪失」の問題を考える。意見交換 【対面授業】 【事前学習】資料を丹念に調べ、内容を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】不明瞭な箇所はあらためてよく復習したうえで,内容の検討を進める。 (2時間) |
8 |
テキストの検討と質疑: Nach einem Bombenangriff 213-215頁:空爆経験について考える。 【対面授業】 【事前学習】資料を丹念に調べ、内容を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】不明瞭な箇所はあらためてよく復習したうえで,内容の検討を進める。 (2時間) |
9 |
テキストの検討と質疑:Eine heikler Schritt 215-217頁:戦争経験者の抱える問題について、自分の意見を述べる。 【対面授業】 【事前学習】資料を丹念に調べ、内容を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】不明瞭な箇所はあらためてよく復習したうえで,内容の検討を進める。 (2時間) |
10 |
テキストの検討と質疑:Das Ende der Zärtlichkeit, Heilung ist möglich 236-237頁:トラウマ治療について。【対面授業】 【事前学習】資料を丹念に調べ、内容を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】不明瞭な箇所はあらためてよく復習したうえで,内容の検討を進める。 (2時間) |
11 |
テキストの検討と質疑:,,eine traumatische Kultur" 276-278頁:「トラウマ文化」を概観し、自分の考えを述べる。【対面授業】 【事前学習】資料を丹念に調べ、内容を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】不明瞭な箇所はあらためてよく復習したうえで,内容の検討を進める。 (2時間) |
12 |
Wenn überleben eine gemeinsame Identität stiftet 279-280頁:「生き延びること」とは。 【事前学習】資料を丹念に調べ、内容を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】不明瞭な箇所はあらためてよく復習したうえで,内容の検討を進める。 (2時間) |
13 |
,,Was haben mir mit unserer Wut gemacht?" 281頁:「怒り」の消化? 【事前学習】資料を丹念に調べ、内容を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】不明瞭な箇所はあらためてよく復習したうえで,内容の検討を進める。 (2時間) |
14 |
テキストの検討と質疑:Mit dem Schicksal Frieden schließen 282頁:について 【対面授業】 【事前学習】授業を踏まえて各自調べたことや考察したことを発表する。 (2時間) 【事後学習】不明瞭な箇所はあらためてよく復習したうえで,内容の検討を進める。 (2時間) |
15 |
振り返りとまとめ:学習内容の整理・到達度の確認。テキスト講読を踏まえた意見交換と今後の課題の確認。【対面授業】
【事前学習】授業を踏まえて各自調べたことや考察したことをまとめておく。 (2時間) 【事後学習】後学期に向けて、研究を進める。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | Sabine Bode, Die vergessene Generation, Klett-Cotta, 2020, 38 edition 受講者は各自洋書を扱う書店等で購入することがのぞましい。 初回はプリントを用意します。 |
参考書 | 授業において指示をします。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:学期末レポート(30%)、授業参画度:課題への取り組みとその評価・授業内発言等(70%) 対面授業に参加できない要件を満たしている学生については、 課題学習あるいは、対面によらない試験などによって成績評価を行う。 |
オフィスアワー | Blackboardをとおして質問等受け付けます。 |
備考 | 受講者の理解度に応じて授業進度を変更する場合がある。各回の内容は授業進度に応じて前後する可能性がある。Blackboardを通じても連絡をいたします。 |