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令和2年度以降入学者 | スポーツ社会学特論 | ||||
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教員名 | 水上博司 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 教育学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業(一部zoomによるライブ中継) blackboard ID:20221887 Google classroomも利用します.IDは第1回初回時に案内します. |
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授業概要 | 本講義では、教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)を用いて、現代スポーツのトピックやエピソードを題材にしながら今後研究テーマとして構想されるべき研究課題を受講生とともに考える。なお対面授業(一部zoomによるライブ中継)を通して本授業のねらい・到達目標となる課題の習得に必要な知識の獲得を目指す。 |
授業のねらい・到達目標 | 本講義では近代スポーツの特徴を再確認した上で現代スポーツをめぐるさまざまな変容(アーバン・スポーツやeスポーツ,部活動改革など)の本質的な課題と意義を理解できるようにする. |
授業の方法 | 授業の形式:【講義・演習】 教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)について受講生には担当する章が割り振られます.発表者となった受講生は,発表レジュメを作成し,担当する章の内容からからどのようなスポーツ社会学的な研究課題が設定できるのか、想定される研究課題とその研究手法を構想する。授業では,受講生が発表者に対して質問を投げかけ,受講生間でディスカッションをし,報告内容をより深く探究できるようにする.本授業の事前・事後学習は,各1時間(合計2時間)の学習を目安とします。対面授業への対面参加が困難な学生への配慮について.対面授業に参加できない場合の要件を満たし、科目担当者が指定した方法で授業を受講すること。なお、上記の対応を受ける場合には、所属学科への事前の申請および科目担当者に事前に相談をすること(不測の事態の場合には可能な限り早期に連絡すること) |
授業計画 | |
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1 |
初回授業では本授業の受講の流れについて詳細な説明をします.授業受講に際しての心構え,教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の紹介,成績評価等についてレクチャーをします.なお教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)については,簡単に内容を解説したのち受講生の誰が担当し,いつ発表するのか受講生間で割り振っていきます.[対面授業]
【事前学習】各発表者が取り上げる授業の題材を事前に精読し,自らの問題意識をはっきりさせておく. (2時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間) |
2 |
教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の第1章 運動・スポーツ実施:調査の現状把握と読み解く力」についてミニ講義をした後,受講生の担当報告者によるレジュメ発表とディスカッション。[zoomによるライブ授業]
【事前学習】「第1章 運動・スポーツ実施:調査の現状把握と読み解く力」を読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間) |
3 |
教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の第2章 青少年期のスポーツクラブ(学校運動部):その担い手をめぐる構造変動と「公」−「私」連携」についてミニ講義をした後,受講生の担当報告者によるレジュメ発表とディスカッション[対面授業]
【事前学習】「第2章 青少年期のスポーツクラブ(学校運動部):その担い手をめぐる構造変動と「公」−「私」」連携を読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間) |
4 |
教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の第3章 スポーツクラブ(地域)・地域スポーツ:アソシエーション・ネットワーク・社会運動」についてミニ講義をした後,受講生の担当報告者によるレジュメ発表とディスカッション。[zoomによるライブ授業]
【事前学習】「第3章 スポーツクラブ(地域)・地域スポーツ:アソシエーション・ネットワーク・社会運動」を読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間) |
5 |
教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第4章 コロナ禍における運動部活動:一斉休校・大会中止・部活クラスター」についてミニ講義をした後,受講生の担当報告者によるレジュメ発表とディスカッション[対面授業]
【事前学習】「第4章 コロナ禍における運動部活動:一斉休校・大会中止・部活クラスター」を読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間) |
6 |
教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第5章 スポーツ現場の「暴力」問題:ホリスティック・アプローチの可能性」についてミニ講義をした後,受講生の担当報告者によるレジュメ発表とディスカッション[zoomによるライブ授業]
【事前学習】「第5章 スポーツ現場の「暴力」問題:ホリスティック・アプローチの可能性」を読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間) |
7 |
教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第6章 スポーツと進路:大学への進学とスポーツ推薦入試」についてについてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション[対面授業]
【事前学習】「第6章 スポーツと進路:大学への進学とスポーツ推薦入試」を読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間) |
8 |
教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第7章 スポーツとキャリア形成:「体育会系神話」の揺らぎと変容にどう抗うか?」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション[zoomによるライブ授業]
【事前学習】「第7章 スポーツとキャリア形成:「体育会系神話」の揺らぎと変容にどう抗うか?」」を読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間) |
9 |
教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第8章 スポーツ・ボランティア:アマチュアリズムとプロフェッショナリズムの狭間で」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション[対面授業]
【事前学習】「第8章 スポーツ・ボランティア:アマチュアリズムとプロフェッショナリズムの狭間で」を読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間) |
10 |
教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第9章 スポーツツーリズム:地域は熱狂的なスポーツマニアを受け入れられるのか」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション[zoomによるライブ授業]
【事前学習】「第9章 スポーツツーリズム:地域は熱狂的なスポーツマニアを受け入れられるのか」を読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間) |
11 |
教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第10章 ナショナリズム:スポーツとネーションの多様な結びつきとその変化」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション[対面授業]
【事前学習】「第10章 ナショナリズム:スポーツとネーションの多様な結びつきとその変化」を読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間) |
12 |
教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第11章 グローカリゼーション:伝統的身体文化のスポーツ化と境界を越えた拡張」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション[zoomによるライブ授業]
【事前学習】「第11章 グローカリゼーション:伝統的身体文化のスポーツ化と境界を越えた拡張」を読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間) |
13 |
教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第12章 移民・グローバリゼーション・ローカリゼーション:スポーツをめぐる越境現象からみえる制度・アイデンティティ・地域社会」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション[対面授業]
【事前学習】「第12章 移民・グローバリゼーション・ローカリゼーション:スポーツをめぐる越境現象からみえる制度・アイデンティティ・地域社会」を読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間) |
14 |
教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第13章 ドーピング:ドーピング問題の実際」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション[zoomによるライブ授業]
【事前学習】「第13章 ドーピング:ドーピング問題の実際」を読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間) |
15 |
教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)で指摘された現代スポーツの課題を再確認し,研究課題を受講生各自構想する.[対面授業]
【事前学習】教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)を再読しておく (2時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 海老原修編 『現代社会とスポーツの社会学』 杏林書院 2022年 第1版 教科書「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)は事前に購入をしておいてください. |
参考書 | 日本スポーツ社会学会編 『2020東京オリンピック・パラリンピックを社会学する:日本のスポーツ文化は変わるのか』 創文企画 2020年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:担当章の発表レジュメと発表内容(70%)、各回のディスカッションへの参加(30%) 授業で取り上げる教科書や論文等の発表レジュメと発表は,2回から3回を予定していますが,受講生数によって変更します. ※対面授業への対面参加が困難な学生への配慮について 対面授業に参加できない場合の要件を満たし、科目担当者が指定した方法で授業を受講し、課題等の提出によって評価する。なお、上記の対応を受ける場合には、所属学科への事前の申請および科目担当者に事前に相談をすること(不測の事態の場合には可能な限り早期に連絡すること)。 |
オフィスアワー | Google classroom上のコメント欄に質問してください。 |
備考 | 対面式の授業が実施できない場合には、初回授業時に相談し、 Google classroomで配信する課題を提出することとする。 |