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令和2年度以降入学者 | 評定スポーツコーチング特論1 | ||||
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教員名 | 水島宏一 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 教育学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 原則として対面授業(全15回) ※ コロナの感染状況によっては,遠隔授業(ハイブリッドも含む)への変更もありうる |
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授業概要 | 競技スポーツの中の評定競技に関して,様々な指導者のコーチング事例を基に,コーチングの現場で起こる様々な問題解決のための対処法を学習する。とくに体操競技や器械運動に関しては,体操競技のコーチライセンスを有し,また国際体操連盟(F.I.G.)のアカデミーライセンスカテゴリーⅢや文部科学省のデジタル教材作成委員や学習指導要領解説(小学校 体育編 平成29年)の執筆,器械運動アプリ(デジタル体育)作成など,体操競技・器械運動にかかわる実務経験を活かして専門的な知識を学習者へ教授することができる。 |
授業のねらい・到達目標 | <学習のねらい> 競技スポーツの様々なカテゴリーのスポーツ種目のコーチングについて理解し、初心者からトップアスリートまでのスポーツ指導者としての基本的知識を学び,この知識をさらに拡げ,そして深めて状況に応じた即興的なコーチングができるようにする。 <到達目標> 評定競技スポーツを指導するために必要な知識を活用して,コーチングおよびティーチングに関して,論理的にレクチャーできる。 |
授業の方法 | 授業形態:講義 主に『コーチング学への招待』を活用して授業を実施する。なお,補足説明のために『新しい体育授業の運動学』も活用する。また,各授業時間において,受講生の専門種目の専門書なども活用しても授業を行う。 ・Blackboardの成績表ページにてフィードバックを行う ・課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する ※対面授業への対面参加が困難な学生への配慮について 対面授業に参加できない場合の要件を満たし、科目担当者が指定した方法で授業を受講すること。 なお、上記の対応を受ける場合には、所属学科への事前の申請および科目担当者に事前に相談をすること(不測の事態の場合には可能な限り早期に連絡すること)。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業の概要やスケジュール,到達目標及び授業の方法,評価方法などについて説明する。 受講学生の専門的に実践してきたスポーツに関して,その種目の起源や歴史について聞き取りを行う。 【事前学習】シラバスを確認し,参考資料を読むこと。 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ新しい文言をノートに書き調べること。 (2時間) |
2 |
コーチングとは何か(近代スポーツ) スポーツやオリンピックの起源に関して学ぶ。 事前学習で読んだ資料をもとにディスカッションする。 【事前学習】『コーチング学への招待』のP1-11, (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ新しい文言をノートに書き調べること。また,自身の実践してきた種目の起源についてテキストデータにすること。 (2時間) |
3 |
コーチングとは何か(コーチとコーチング) コーチングの起源やコーチに求められる資質について学ぶ。 事前学習で読んだ資料をもとにディスカッションする。 【事前学習】『コーチング学への招待』のP12-32 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ新しい文言をノートに書き調べること。また,自身の種目のコーチングやコーチに関して,授業で学んだことを参考にテキストデータにすること。 (2時間) |
4 |
コーチング学とは何か(コーチングの源流など) 研究領域としてのコーチングに関して学ぶ。 事前学習で読んだ資料をもとにディスカッションする。 【事前学習】『コーチング学への招待』のP37-47 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ新しい文言をノートに書き調べること。また,自身の種目に関連する論文を検索して,それらのデータベースを作ること。 (2時間) |
5 |
コーチング学とは何か(コーチング研究や今日の問題) 前時の事後学習で検索した論文が,どの研究領域に属しているのか,事前学習で読んだ資料をもとにディスカッションする。 【事前学習】『コーチング学への招待』のP48-62 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ新しい文言をノートに書き調べること。また,調べた文献がどの研究領域に属していたのかについてテキストデータにすること。 (2時間) |
6 |
競技力とトレーニング(競技力とは何か) 競技力の構造をもとに,それらに関わる要因を学ぶ。 事前学習で読んだ資料をもとにディスカッションする。 【事前学習】『コーチング学への招待』のP65-71 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ新しい文言をノートに書き調べること。また,本時の内容を自身の種目に置きかえてテキストデータにすること。 (2時間) |
7 |
競技力とトレーニング(各種スポーツの競技力:測定競技) 競技力の構造をもとに,測定競技の競技力の要因についてディスカッションする。 【事前学習】『コーチング学への招待』のP72-74 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ新しい文言をノートに書き調べること。また,測定競技の競技力の要因についてテキストデータにすること。 (2時間) |
8 |
競技力とトレーニング(各種スポーツの競技力:評定競技) 競技力の構造をもとに,評定競技の競技力の要因についてディスカッションする。 【事前学習】『コーチング学への招待』のP74-76 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ新しい文言をノートに書き調べること。また,評定競技の競技力の要因についてテキストデータにすること。 (2時間) |
9 |
競技力とトレーニング(各種スポーツの競技力:判定競技) 競技力の構造をもとに,判定競技の競技力の要因についてディスカッションする。 【事前学習】『コーチング学への招待』のP76-78 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ新しい文言をノートに書き調べること。また,判定競技の競技力の要因についてテキストデータにすること。 (2時間) |
10 |
トレーニングの構造について トレーニングに関する基本的な考え方とトレーニングの目標設定についてディスカッションする。 【事前学習】『コーチング学への招待』のP82-89 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ新しい文言をノートに書き調べること。また,自身の種目に置き換えて目標設定についてテキストデータにすること。 (2時間) |
11 |
トレーニング計画と評価について トレーニング計画を作成するにあたり,その評価方法についてディスカッションする。 【事前学習】『コーチング学への招待』のP89-94 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ新しい文言をノートに書き調べること。また,自身の種目に置き換えて評価方法についてテキストデータにすること。 (2時間) |
12 |
技術トレーニング(技術とは何か)について 技術にはスポーツ技術と運動技術があり,その中の運動技術についてディスカッションする。 【事前学習】『コーチング学への招待』のP98-101 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ新しい文言をノートに書き調べること。また,自身の種目に置き換えて運動技術についてテキストデータにすること。 (2時間) |
13 |
技術トレーニング(技術力の構造)について 競技力を決定づける要因には,技術力と戦術力があるが,ここでは人間が動くということに注目して,身体の内観について学びディスカッションする。 【事前学習】『コーチング学への招待』のP102-109 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ新しい文言をノートに書き調べること。また,授業内容を自身の種目に置き換えてテキストデータにすること。 (2時間) |
14 |
技術トレーニング(技術トレーニングへの新たなアプローチ)について 人間が目標達成するために重要な要因として,われわれは「コツ」をもとに動き方を調整する。これに関して事前学習で読んだ資料をもとにディスカッションする。 【事前学習】『コーチング学への招待』のP109-116 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ新しい文言をノートに書き調べること。また,授業内容を自身の種目の運動に置き換えてテキストデータにすること。 (2時間) |
15 |
技術トレーニング(コツを習得する方法)について 運動形成をもとにコツの習得について事前学習で読んだ資料をもとにディスカッションする。 *本授業の内容をもとに,評定競技に関してレポートを提出すること。 【事前学習】『コーチング学への招待』のP116-125 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ新しい文言をノートに書き調べること。また,授業内容を自身の種目の運動に置き換えてテキストデータにすること。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 日本コーチング学会 『コーチング学への招待』 大修館書店 2017年 第1版 ※対面授業への対面参加が困難な学生への配慮について 対面授業に参加できない場合の要件を満たし、科目担当者が指定した方法で授業を受講し、課題等の提出によって評価する。なお、上記の対応を受ける場合には、所属学科への事前の申請および科目担当者に事前に相談をすること(不測の事態の場合には可能な限り早期に連絡すること)。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:最終授業課題レポート(30%)、授業内テスト:事後学習に示されているノートをまとめる(第2回~第15回)(70%) |
オフィスアワー | Google formを用いて質疑応答を行います |
備考 | ※ コロナの感染状況によっては,遠隔授業(ハイブリッドも含む)への変更もありうる |