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令和2年度以降入学者 | 障害者・障害児心理学特論 | ||||
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教員名 | 鏡直子 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 心理学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業で行う Blackboard ID:20221900 |
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授業概要 | 【臨床心理士選択必修科目D群】 身体・知的・精神障害等の概要と障害の概念を知り、心理職としてどのような支援ができるかを議論する。 また、講義担当者の心理職(公認心理師・臨床心理士)としての実務経験をもとに、障害者・障害児への支援の実践を紹介し、具体的な対応について講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | 様々な障害とその心理的支援について、以下の到達目標を目指す。 (1)各障害の原因・頻度・治療・リハビリテーションの主な内容・利用できる社会資源等の概要について説明できる (2)障害についての基本的な考え方について学び、心理の専門家として、あるいは社会を構成する一員として、障害児・者がよりよく生きるための幅広い支援ができる |
授業の方法 | (1)授業の形式:【演習・講義】 前半は演習形式で、様々な障害の概要と支援について受講生が分担し作成した発表を聞いて質疑や議論を行いまとめる。 後半は講義形式を中心とし、障害の概念や支援について学び、課題に取り組む。 授業内課題は授業終了時に直接、授業後課題は提示する期限までにBlackboardを通じて提出し、次回に解説を行う。 対面授業に参加できない場合、以下の要件を満たす学生はZOOMでの参加を認める。 (1)ZOOMでの参加を認める要件:日本に入国できない留学生、遠方に居住している学生 (2)授業への参加方法:ZOOMでの授業を受講し、課題は対面授業と同じ期限までにBlackboardを通じて提出する。 |
授業計画 | |
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1 |
障害者・障害児心理学の概要(障害の定義と種類、この講義で取り扱う内容、発表分担など)【対面授業】
【事前学習】シラバスを確認し、障害者・障害児心理学の概要を調べる (1時間) 【事後学習】障害の種類を整理し、自らの担当する障害について調べ始める (3時間) |
2 |
身体障害(肢体)【対面授業】
【事前学習】肢体不自由について書籍等で調べる (2時間) 【事後学習】配布された資料を読み直し理解を深める (2時間) |
3 |
身体障害(感覚)【対面授業】
【事前学習】感覚障害について書籍等で調べる (2時間) 【事後学習】配布された資料を読み直し理解を深める (2時間) |
4 |
知的障害【対面授業】
【事前学習】知的障害について書籍等で調べる (2時間) 【事後学習】配布された資料を読み直し理解を深める (2時間) |
5 |
精神障害(精神病性障害)【対面授業】
【事前学習】精神病性障害について書籍等で調べる (2時間) 【事後学習】配布された資料を読み直し理解を深める (2時間) |
6 |
精神障害(うつ病関連)【対面授業】
【事前学習】うつ病関連の障害について書籍等で調べる (2時間) 【事後学習】配布された資料を読み直し理解を深める (2時間) |
7 |
精神障害(その他)【対面授業】
【事前学習】その他の精神障害について書籍等で調べる (2時間) 【事後学習】配布された資料を読み直し理解を深める (2時間) |
8 |
発達障害(自閉スペクトラム症)【対面授業】
【事前学習】自閉スペクトラム症について書籍等で調べる (2時間) 【事後学習】配布された資料を読み直し理解を深める (2時間) |
9 |
発達障害(ADHD・LD)【対面授業】
【事前学習】ADHDやLDについて書籍等で調べる (2時間) 【事後学習】配布された資料を読み直し理解を深める (2時間) |
10 |
障害の生物・心理・社会モデル(ICF)【対面授業】
【事前学習】第1回の配布資料に記載されている障害の定義を確認しておく (2時間) 【事後学習】配布された資料を読み直し、生物・心理・社会モデルを再度確認する (2時間) |
11 |
障害受容の理論【対面授業】
【事前学習】障害を負った場合どのような心理状態になりうるか考えておく (1時間) 【事後学習】当事者の体験談の書かれた本を1冊読む (3時間) |
12 |
障害受容と心理的支援【対面授業】
【事前学習】前回配布された資料を読み直し、障害受容の理論を復習しておく (2時間) 【事後学習】理論の限界と心理的支援における配慮点をまとめる (2時間) |
13 |
障害児・者への支援(乳幼児期から学齢期を中心に)【対面授業】
【事前学習】自閉スペクトラム症について復習しておく (3時間) 【事後学習】演習を振り返り、資料を整理する (1時間) |
14 |
障害児・者への支援(青年・成人期を中心に)【対面授業】
【事前学習】第13回の資料を読み返し、事例の経過を把握しておく (2時間) 【事後学習】演習を振り返り、資料を整理する (2時間) |
15 |
障害者・障害児心理学の総括と到達度の確認【対面授業】
【事前学習】これまでの資料を読み返し、疑問点を整理する (1時間) 【事後学習】障害者・障害児への支援事例について考察する(レポート課題) (3時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 柿澤敏文 『障害者心理学 (シリーズ心理学と仕事15)』 北大路書房 2017年 第1版 その他は適宜紹介します |
成績評価の方法及び基準 | レポート:第15回に提示される到達度確認のためのレポート(1回×30点)(30%)、授業参画度:第15回を除く毎回の授業内または授業後課題(14回×3点)(42%)、分担して行う発表とその資料(1回×28点)(28%) レポートと発表資料は単位取得に必須とします 対面授業に参加できずZOOMによる授業参加を認められた受講生も、毎回の課題と、発表内容(必須)、到達度確認のためのレポート(必須)で評価します |
オフィスアワー | メールやBlackboardを用いて質疑応答を行います |
備考 | シラバスの内容は受講する皆さんの状況を考慮し変更することがあります |