文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 心理学専攻 > 投映法特論
日本大学ロゴ

投映法特論

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 投映法特論
教員名 岡田和久
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
科目群 心理学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業
Blackboard コースID:20221911
授業概要 【臨床心理士選択必修科目E群】
心理臨床家が現場で力を発揮する心理検査の一つである投映法,及びそれに関連するテストバッテリーについて理解し,検査後のフィードバックにおいて近年着目されている「治療的アセスメント」についても学ぶ。
また,臨床心理士・公認心理師経験をもとに,投映法の実施・解釈の留意点について授業を行う。
授業のねらい・到達目標 ・代表的な投映法であるロールシャッハテストの施行・解釈ができる。
・投映法に関連するテストバッテリーを含めた所見を作成できる。
・心理検査において「治療的アセスメント」の考え方を応用できる。
授業の方法 授業の形式【講義】
・担当教員による講義,および架空ケースを用いてのスコアリング,量的分析,継起分析,を行う(Blackboardを通じて配信された資料は履修者本人がダウンロードすること)。
・本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。
・課題の提出方法,フィードバック方法等については,授業開始時に提示する。
・対面授業に参加できない学生は事前にその理由を述べて担当教員の許可を得た場合のみ,Zoomでの参加またはBlackboardで配信する課題の提出(提出期限はBlackboard等に記載)による代替参加を認める。
履修条件 臨床心理学コースの院生に限定する。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法等の説明),投映法の概要【対面授業】
【事前学習】シラバスを事前に確認すること。 (2時間)
【事後学習】第2回目以降の授業に備え,ロールシャッハテストを復習すること。 (2時間)
2 ロールシャッハテスト(1)-概論【対面授業】
【事前学習】ロールシャッハテスト全般に関する疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,ロールシャッハテストの概論を説明できるようにしておく。 (2時間)
3 ロールシャッハテスト(2)-スコアリング【対面授業】
【事前学習】第3回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,スコアリングができるようにしておく。 (2時間)
4 ロールシャッハテスト(3)-実施法【対面授業】
【事前学習】第4回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,ロールシャッハテストが実施できるようにしておく。 (2時間)
5 事例A①-スコアリング【対面授業】
【事前学習】第5回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Aのスコアリングができるようにしておく。 (2時間)
6 事例A②-サマリー作成【対面授業】
【事前学習】第6回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Aのサマリーが作成できるようにしておく。 (2時間)
7 ロールシャッハテスト(4)-カテゴリーの解釈【対面授業】
【事前学習】第7回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,カテゴリー解釈が説明できるようにしておく。 (2時間)
8 事例A③-量的分析【対面授業】
【事前学習】第8回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Aの量的分析ができるようにしておく。 (2時間)
9 事例B①-スコアリング【対面授業】
【事前学習】第9回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Bのスコアリングができるようにしておく。 (2時間)
10 事例B②-サマリー作成【対面授業】
【事前学習】第10回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Bのサマリーが作成できるようにしておく。 (2時間)
11 事例B③-量的分析【対面授業】
【事前学習】第11回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Bの量的分析ができるようにしておく。 (2時間)
12 ロールシャッハテスト(5)-継起分析【対面授業】
【事前学習】第12回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,継起分析ができるようにしておく。 (2時間)
13 事例Aと事例Bの継起分析の比較【対面授業】
【事前学習】第13回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Aと事例Bの継起分析が説明できるようにしておく。 (2時間)
14 文章完成法(SCT)【対面授業】
【事前学習】第14回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,文章完成法(SCT)の実施・解釈ができるようにしておく。 (2時間)
15 治療的アセスメント【対面授業】
【事前学習】第15回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,治療的アセスメントが説明できるようにしておく。 (2時間)
その他
教科書 片口安史 『改訂 新・心理診断法』 金子書房  1987年
参考書 スティーブン・フィン(著) 野田昌道・中村紀子(訳)  『治療的アセスメントの理論と実践』 金剛出版 2014年
沼 初枝 『臨床心理アセスメントの基礎』 ナカニシヤ出版  2009年
氏原 寛・岡堂哲雄・亀口憲治 他 『心理査定実践ハンドブック』 創元社 2006年
その他については授業時に適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:授業参画度は,毎回の発表やディスカッション等で評価します。(100%)
対面授業に参加できない場合,Zoomでの参加または課題の提出によって評価する。
オフィスアワー 授業後の教室,またはBlackboardのメール等で質疑応答を行う。

このページのトップ