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令和2年度以降入学者 | 情報倫理・情報セキュリティ | ||||
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令和元年度以前入学者 | コンピュータ・情報セキュリティ | ||||
教員名 | 大川内隆朗 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コンピュータ科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業(オンデマンド型動画配信を7/15含む) Blackboard コースID︓ 月曜3限→20223507 |
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授業概要 | 現代社会で必要なコンピュータやネットワークに関するセキュリティ基礎知識について,講義・演習を行う。最新のセキュリティ事例を踏まえ対策や予防法を検討し,デジタル社会において加害者にも被害者にもならないように素養を身に着けていく。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> ・情報セキュリティに関する基本的な用語の意味を理解する ・自身の身の回りのコンピュータのセキュリティを意識し,情報を管理することができる ・コンピュータセキュリティの最新の技術動向や事件などを調べることができる <到達目標> ・情報の暗号化・復号化に関する知識を修得し,説明することができる ・アクセスコントロールの概念を理解し,適切に設定することができる ・SNS等の情報サービスについて,セキュリティを理解したうえで正しく利用できる <日本大学教育憲章との関係> 経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1) 事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1) <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部のDP1,4及びCP1,4に対応している。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義・演習】 PC教室で1人1台のPC環境のもとに授業を進めていく。 各講義では毎回,授業内容の確認のための小テストまたは小課題の出題を行う。 教材提示やレポート提出等は学内共通LMSであるBlackboardを利用する。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学修を目安とする。 また対面参加が困難な学生については,教員の許可を受けたうえで,Zoomにてオンライン参加ができることとする。許可を受けずにオンライン参加を行った場合,欠席扱いとするので注意すること。 対面・オンライン参加の学生ともにBlackboardから提出できる小テストまたは小課題を毎週課すので,期日までに提出してもらう。 【対面以外の講義回について】 オンデマンド配信を行う週については,授業日の前日までに講義資料を公開するので,期日(おおむね1週間)までに小テストまたは小課題をBlackboardから提出すること。 |
履修条件 | 1年生必修科目「情報リテラシー」を履修済みであること。 |
授業計画 | |
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1 |
情報のCIA(A-1-1)【対面授業】 情報セキュリティは何から何を守るのか 【事前学習】近年の情報セキュリティの事件や事故について調べてくること (2時間) 【事後学習】LMS上で課題の提出を行う (2時間) |
2 |
可⽤性を⾼めるための技術(A-4-1)【オンデマンド授業】 フォールトトレラント,冗⻑化 【事前学習】LMS上で公開する教材を利用し内容を理解する (2時間) 【事後学習】LMS上で課題の提出を行う (2時間) |
3 |
完全性を⾼めるための技術(A-4-1)【対面授業】 パリティ,チェックディジット 【事前学習】LMS上で公開する教材を利用し内容を理解する (2時間) 【事後学習】LMS上で課題の提出を行う (2時間) |
4 |
機密性を高めるための技術(A-4-1)【オンデマンド授業】 パスワード認証,⽣体認証 【事前学習】LMS上で公開する教材を利用し内容を理解する (2時間) 【事後学習】LMS上で課題の提出を行う (2時間) |
5 |
マルウェア(A-4-1)【オンデマンド授業】 コンピュータウイルス,トロイの⽊⾺,スパイウェア 【事前学習】LMS上で公開する教材を利用し内容を理解する (2時間) 【事後学習】LMS上で課題の提出を行う (2時間) |
6 |
情報漏洩(A-1-1, A-4-1)【対面授業】 ソーシャルエンジニアリングとコンピュータを介した不正 【事前学習】LMS上で公開する教材を利用し内容を理解する (2時間) 【事後学習】LMS上で課題の提出を行う (2時間) |
7 |
アクセス・コントロール(A-4-1)【対面授業】 ファイルおよびアクセス権の設定と確認 【事前学習】LMS上で公開する教材を利用し内容を理解する (2時間) 【事後学習】LMS上で課題の提出を行う (2時間) |
8 |
グループ課題:情報セキュリティに関するプレゼンテーション(A-1-1, A-4-1)【対面授業】
【事前学習】前回までの授業の内容を全体的に確認し,理解を深めること (2時間) 【事後学習】LMS上で課題の提出を行う (2時間) |
9 |
暗号化(A-4-1)【対面授業】 SSL、電⼦認証 【事前学習】LMS上で公開する教材を利用し内容を理解する (2時間) 【事後学習】LMS上で課題の提出を行う (2時間) |
10 |
サイバー攻撃(A-1-1, A-4-1)【オンデマンド授業】 クロスサイトスクリプティング,DoS,パスワードクラッキング 【事前学習】LMS上で公開する教材を利用し内容を理解する (2時間) 【事後学習】LMS上で課題の提出を行う (2時間) |
11 |
モバイル端末でのセキュリティ(A-1-1, A-4-1)【オンデマンド授業】 スマートフォンを利⽤した情報漏洩や事例 【事前学習】LMS上で公開する教材を利用し内容を理解する (2時間) 【事後学習】LMS上で課題の提出を行う (2時間) |
12 |
セキュリティ関連法規(A-1-1)【オンデマンド授業】 サイバーセキュリティ基本法,個人情報保護法 【事前学習】LMS上で公開する教材を利用し内容を理解する (2時間) 【事後学習】LMS上で課題の提出を行う (2時間) |
13 |
データのセキュリティ(A-4-1)【対面授業】 データベースの仕組みと運用 【事前学習】LMS上で公開する教材を利用し内容を理解する (2時間) 【事後学習】LMS上で課題の提出を行う (2時間) |
14 |
情報セキュリティに関する最新の動向,授業内テスト(A-1-1, A-4-1)【対面授業】
【事前学習】LMS上で公開する教材を利用し内容を理解する (2時間) 【事後学習】LMS上で課題の提出を行う (2時間) |
15 |
まとめと振り返り(A-1-1, A-4-1)【オンデマンド授業】 授業の総括,授業内テストのフィードバック 【事前学習】授業内容全体を総合的に確認し,理解を深めておくこと (2時間) 【事後学習】自身の大学生活でのセキュリティ管理を気を付ける (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は利用せず,授業に必要な教材はLMS上を通して提供する。 |
参考書 | 授業の中で適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:グループ発表(20%)と期末レポート(20%)により評価する(40%)、授業内テスト(20%)、授業参画度:各回の小テスト,及び,授業内容確認テストにより評価する(40%) 授業内テスト,毎回の小テスト/小課題,レポートによる総合的評価とする。 ・各DP, CPについての評価・判定も上記により総合的に測る。 |
オフィスアワー | 質問はメールにて受付および回答を行う。メールアドレスについてはBlackboard上,および初回授業時に案内する。 |