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倫理学史特殊講義4

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令和2年度以降入学者 倫理学史特殊講義4
教員名 土屋睦廣
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 哲学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業
BlackboardのコースID:金曜3限→20224726
授業概要 前期に引き続き、プラトニズムの伝統が形成された過程を考究する。
授業のねらい・到達目標 西洋哲学の支柱とも言えるプラトニズムの形成を考究することで、西洋倫理思想の根幹を理解するとともに,西洋の歴史と文化への理解を深めることができる。また、英語のテキストを精読することで、英語の研究文献を読みこなす力を養成する。
授業の方法 授業の形式【講義】
ただし、演習形式も取り入れる。テキストには英語の研究書を用い、毎回6~7頁を精読する。受講者には、指定されたテキストの個所を読み上げて、その内容を説明してもらう。補足と解説を行ったうえで、テキストの内容に関して討議を行う。
特段の事情により対面授業に参加できない学生に対しては、Zoomでの参加を認める。。
授業計画
1 授業の進め方と講義内容の概説、前期の復習。
【事前学習】前期の講義内容をおさらいしてくること。 (2時間)
【事後学習】プラトニズムに関して講義内容を整理して理解すること。 (2時間)
2 一元論と二元論の伝統(1)
『プラトニズムのルーツ』第2章の前半を講読。
【事前学習】テキストの当該個所をよく読んでくること。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容と討議を整理して、復習すること。 (2時間)
3 一元論と二元論の伝統(2)
『プラトニズムのルーツ』第2章の後半を講読。
【事前学習】テキストの当該個所をよく読んでくること。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容と討議を整理して、復習すること。 (2時間)
4 神の思惟としてのイデア(1)
『プラトニズムのルーツ』第3章の序盤を講読。
【事前学習】テキストの当該個所をよく読んでくること。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容と討議を整理して、復習すること。 (2時間)
5 神の思惟としてのイデア(2)
『プラトニズムのルーツ』第3章の中盤を講読。
【事前学習】テキストの当該個所をよく読んでくること。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容と討議を整理して、復習すること。 (2時間)
6 神の思惟としてのイデア(3)
『プラトニズムのルーツ』第3章の終盤を講読。
【事前学習】テキストの当該個所をよく読んでくること。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容と討議を整理して、復習すること。 (2時間)
7 存在の階層(1)
『プラトニズムのルーツ』第4章の前半を講読。
【事前学習】テキストの当該個所をよく読んでくること。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容と討議を整理して、復習すること。 (2時間)
8 存在の階層(2)
『プラトニズムのルーツ』第4章の後半を講読。
【事前学習】テキストの当該個所をよく読んでくること。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容と討議を整理して、復習すること。 (2時間)
9 カルネアデス(1)
『プラトンの相続人たち』第5章の序盤を講読。
【事前学習】テキストの当該個所をよく読んでくること。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容と討議を整理して、復習すること。 (2時間)
10 カルネアデス(2)
『プラトンの相続人たち』第5章の中盤を講読。
【事前学習】テキストの当該個所をよく読んでくること。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容と討議を整理して、復習すること。 (2時間)
11 カルネアデス(3)
『プラトンの相続人たち』第5章の始め終盤を講読。
【事前学習】テキストの当該個所をよく読んでくること。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容と討議を整理して、復習すること。 (2時間)
12 プルタルコス(1)
『プラトンの相続人たち』第6章の序盤を講読。
【事前学習】テキストの当該個所をよく読んでくること。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容と討議を整理して、復習すること。 (2時間)
13 プルタルコス(2)
『プラトンの相続人たち』第6章の中盤を講読。
【事前学習】テキストの当該個所をよく読んでくること。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容と討議を整理して、復習すること。 (2時間)
14 プルタルコス(3)
『プラトンの相続人たち』第6章の終盤を講読。
【事前学習】テキストの当該個所をよく読んでくること。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容と討議を整理して、復習すること。 (2時間)
15 まとめと補足
『プラトニズムのルーツ』結論を講読。
【事前学習】テキストの当該個所をよく読んでくること。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容と討議を整理して、復習すること。 (2時間)
その他
教科書 テキストは以下の書籍から、講読する箇所をプリントして配布する。
J. Dillon, The Roots of Platonism, Cambridge, 2019.
参考書 参考書は授業内で随時紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
授業参画度は、毎回のテキスト講読と討議により評価する。英語力や哲学史的知識より、積極的な取り組みと努力を評価する。Zoomでの参加が認められた学生に対しては、上記の事項を対面授業の出席者と同等に評価する。
オフィスアワー 質問・相談は随時受け付けるので,初講時に知らせするメールで連絡すること。

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