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倫理学特殊講義３
| 令和2年度以降入学者 | 倫理学特殊講義３ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 永井均 | ||||
| 単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 哲学専攻 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業の形態 | 基本的に対面授業。（Zoomによる授業と併用する可能性もあるが、その際は詳細はブラックボード等で告知する。） blackboardコースのID：20221756 |
|---|---|
| 授業概要 | 近代において、哲学、倫理学、宗教学を包括する幾何学的な体系を提示し、現代哲学にも大きな影響を与えているスピノザの哲学の本質を理解するため、さしあたってフレデリック・ルノワール『スピノザ・よく生きるための哲学』(ポプラ社)を読みつつ、スピノザ哲学の概要を理解することを、まずは最低限の狙いとする。 |
| 授業のねらい・到達目標 | テキストを読みつつ扱われている問題そのものを考えていく。その際、当然のことながら、共通の到達目標は存在しない。それぞれの履修者が自分なりの世界の見方を変えていくことが目指される。 |
| 授業の方法 | テキストの当該箇所を読んで、それについて議論する。 本授業の事前・事後学習は、合わせて4時間を目安とする。 授業の形式については上記の「授業の形態」を見よ。 対面授業に参加できない場合はテキストの当該箇所を読んで自己学習し不明な点は質問してください。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
哲学への転向
【事前学習】テキストの１を読む （2時間） 【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える （2時間） |
| 2 |
傷を負った男
【事前学習】テキストの２を読む （2時間） 【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える （2時間） |
| 3 |
自由な思想家
【事前学習】テキストの３を読む （2時間） 【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える （2時間） |
| 4 |
聖書の批判的解釈
【事前学習】テキストの４を読む （2時間） 【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える （2時間） |
| 5 |
スピノザとキリスト
【事前学習】テキストの５を読む （2時間） 【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える （2時間） |
| 6 |
啓蒙思想の先駆者
【事前学習】テキストの６を読む （2時間） 【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える （2時間） |
| 7 |
ユダヤ教への反逆か
【事前学習】テキストの７を読む （2時間） 【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える （2時間） |
| 8 |
『エチカ』と至上の喜び
【事前学習】テキストの８を読む （2時間） 【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える （2時間） |
| 9 |
スピノザの神
【事前学習】テキストの９を読む （2時間） 【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える （2時間） |
| 10 |
力能と完全性と喜び
【事前学習】テキストの10を読む （2時間） 【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える （2時間） |
| 11 |
自分の感情を理解する
【事前学習】テキストの11を読む （2時間） 【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える （2時間） |
| 12 |
欲望を何に向けるか
【事前学習】テキストの12を読む （2時間） 【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える （2時間） |
| 13 |
善悪を超えて
【事前学習】テキストの13を読む （2時間） 【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える （2時間） |
| 14 |
自由と永遠と愛
【事前学習】テキストの14を読む （2時間） 【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える （2時間） |
| 15 |
私にとってのスピノザ
【事前学習】テキストの「おわりに」を読み返す （2時間） 【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える （2時間） |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | フレデリック・ルノワール 『スピノザ よく生きるための哲学』 ポプラ社 2019年 第１版 |
| 参考書 | スピノザ 『エチカ （岩波文庫）』 岩波書店 スピノザ 『エティカ （中公クラシックス）』 中央公論社 |
| 成績評価の方法及び基準 | 毎回の発言の頻度と的確さによる「授業貢献度」による。対面授業に出席できない場合はレポートによる。(100%) |
| オフィスアワー | メールアドレス：hitoshi-nagai@mbp.nifty.com |