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倫理学特殊講義4

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令和2年度以降入学者 倫理学特殊講義4
教員名 永井均
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 哲学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 基本的に対面授業。(Zoomによる授業と併用する可能性もあるが、その際は詳細はブラックボード等で告知する。)
blackboardコースのID:20224724
授業概要 近代において、哲学、倫理学、宗教学を包括する幾何学的な体系を提示し、現代哲学にも大きな影響を与えているスピノザの哲学の本質を理解するため、つづけてG・ドゥルーズ『スピノザ・実践の哲学』(平凡社)を読みつつ、スピノザ哲学の深い内容を理解することを狙いとする。
授業のねらい・到達目標 テキストを読みつつ扱われている問題そのものを考えていく。その際、当然のことながら、共通の到達目標は存在しない。それぞれの履修者が自分なりの世界の見方を変えていくことが目指される。
授業の方法 テキストの当該箇所を読んで、それについて議論する。
本授業の事前・事後学習は、合わせて4時間を目安とする。
授業の形式については上記の「授業の形態」を見よ。
対面授業に参加できない場合はテキストの当該箇所を読んで自己学習し不明な点は質問してください。
授業計画
1 スピノザの生涯
【事前学習】テキストの1の前半を読む (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (2時間)
2 モラルとエチカの違い
【事前学習】テキストの1の後半を読む (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (2時間)
3 自由な思想
【事前学習】テキストの2の前半を読む (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (2時間)
4 聖書の批判的解釈
【事前学習】テキストの2の後半を読む (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (2時間)
5 スピノザとキリスト教
【事前学習】テキストの3の前半を読む (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (2時間)
6 悪についての手紙
【事前学習】テキストの3の後半を読む (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (2時間)
7 ユダヤ教への反逆か
【事前学習】テキストの4の前半を読む (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (2時間)
8 『エチカ』の主要概念
【事前学習】テキスト4の後半を読む (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (2時間)
9 スピノザの神
【事前学習】テキストの5の前半を読む (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (2時間)
10 完全性と喜び
【事前学習】テキストの5の後半を読む (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (2時間)
11 自分の感情を理解する方法
【事前学習】テキストの6の前半を読む (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (2時間)
12 欲望を統御する方法
【事前学習】テキストの6の後半を読む (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (2時間)
13 善悪を超えてスピノザの思想的発展
【事前学習】テキストの7の前半を読む (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (2時間)
14 『知性改善論』について
【事前学習】テキストの7の後半を読む (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (2時間)
15 スピノザと私たち
【事前学習】テキストの「あとがき」を読む (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (2時間)
その他
教科書 G・ドゥルーズ 『スピノザ 実践の哲学 (平凡社ライブラリー)』 平凡社 2002年 第1版
参考書 スピノザ 『エチカ著編者 出版社 中央公論社 (岩波文庫 )』 岩波書店
スピノザ  『エティカ  ( 中公クラシックス )』 中央公論社
成績評価の方法及び基準 毎回の発言の頻度と的確さによる「授業貢献度」による。対面授業に出席できない場合はレポートによる。(100%)
オフィスアワー メールアドレス:hitoshi-nagai@mbp.nifty.com

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