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考古学特殊研究3

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令和2年度以降入学者 考古学特殊研究3
教員名 平野卓治
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業
BlackboardコースID:20221778
授業概要 歴史研究における文字資料を基礎として研究と考古学との関連ついて、主として「出土文字資料」に関する研究成果を基礎に、その特徴を探る。同時に受講者各自の研究テーマに関してもその研究の進展をサポートする。博物館において出土文字資料に関する調査研究、展覧会の実施を行った経験をふまえて教示していていく。
授業のねらい・到達目標 木簡・墨書土器・漆紙文書などの出土文字資料、金石文などの文字資料に関する知識と研究の現状を認識し、新しい資料へ応用できるようになる。また受講者各自の研究活動の成果を学会発表、学術雑誌への掲載に向けて支援する。
授業の方法 授業の形式:【講義と演習】
出土文字資料をはじめ文字にかかわる研究を講義すると共に、論文の講読と検証という形式でこれまでの研究を批判的に検討していく。また受講生各自の専門課題・テーマに則し、そのその調査・研究の成果を報告する演習形式もとる。
本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とする。
対面授業に参加できない要件を満たした場合、Blackboardで配信する資料を見ながら音声を聴き、指定日時までに課題を提出する。
授業計画
1 ガイダンス:授業のテーマや計画などを説明すると共に、課題論文の提示と報告の順番を決定する。また受講生に研究テーマに関して説明してもらう。
【事前学習】シラバスを事前に読んでおくこと (1時間)
【事後学習】配布されたレジュメを読む。 (2時間)
2 出土文字資料・木簡―木簡の形態とその特徴を考える。
【事前学習】事前に配布された資料を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。 (2時間)
3 出土文字資料・漆紙文書―漆紙文書の位置づけとその特徴を考える。
【事前学習】事前に配布された資料を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。 (2時間)
4 出土文字資料・墨書土器―墨書土器の実際とその特徴を考える
【事前学習】事前に配布された資料を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。 (2時間)
5 出土文字資料と遺構との関係を考える
【事前学習】事前に配布された資料を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。 (2時間)
6 平川南「古代社会と文字のはじまり」を読む―論文の内容を検証する:論文学習報告1
【事前学習】事前に配布する論文を読んで疑問点などを摘出する。 (3時間)
【事後学習】報告をめぐる意見を集約する。 (2時間)
7 平川南「古代社会と文字のはじまり」を読む―論文の内容を検証する:論文学習報告2
【事前学習】事前に配布する論文を読んで疑問点などを摘出する。 (2時間)
【事後学習】報告をめぐる意見を集約する。 (2時間)
8 古代の神社遺構と出土文字資料―島根県青木遺跡を題材に遺跡と出土文字資料との関連を考える。
【事前学習】青木遺跡について調べ、ポイントを整理しておく。 (3時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。 (2時間)
9 受講者による研究報告1
【事前学習】事前に配布するレジュメを読んでおく。 (2時間)
【事後学習】報告の問題点を整理する。 (2時間)
10 受講者による研究報告2
【事前学習】事前に配布するレジュメを読んでおく。 (2時間)
【事後学習】報告の問題点を整理する。 (2時間)
11 受講者による研究報告3
【事前学習】事前に配布するレジュメを読んでおく。 (2時間)
【事後学習】報告の問題点を整理する。 (2時間)
12 受講者による研究報告4
【事前学習】事前に配布するレジュメを読んでおく。 (2時間)
【事後学習】報告の問題点を整理する。 (2時間)
13 平野卓治「文字」を読む―論文の内容を検証する:論文学習報告3
【事前学習】事前に配布する論文を読んで疑問点などを摘出する。 (3時間)
【事後学習】報告をめぐる意見を集約する。 (2時間)
14 平野卓治「文字」を読む―論文の内容を検証する:論文学習報告4
【事前学習】事前に配布する論文を読んで疑問点などを摘出する。 (2時間)
【事後学習】報告をめぐる意見を集約する。 (2時間)
15 まとめ―文字の受容と古代の王権・社会との関係を考える。
【事前学習】これまでの授業内容を振り返っておく。 (2時間)
【事後学習】後期に向け。課題論文を熟読する。 (3時間)
その他
教科書 特に定めない。各回に必要な資料授業時に提供する。
参考書 授業時に随時指示する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:授業時の討論への参画度(30%)、課題報告(70%)
課題報告は、与えられた課題に関する調査・研究報告の内容によって評価する。また授業参画度は、毎回のディスカッションへの参画度等で評価する。
対面授業に参加できない要件を満たし、Blackboardを介して参加した場合、別途指示する課題の提出によって評価する。対面授業での評価と差が出ることはない。
オフィスアワー 質問などの対応は、メールで随時行う。研究室での対応日時は最初の授業時に指示する。

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