文理学部シラバスTOP > 文理学部 > コンピュータ科目 > ネットワーク設計基礎(含演習)
日本大学ロゴ

ネットワーク設計基礎(含演習)

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 ネットワーク設計基礎(含演習)
教員名 小林貴之
単位数    3 学年 2・3 開講区分 文理学部
科目群 コンピュータ科目
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 対面授業 (オンデマンド型動画配信を6回含む)

BlackboardID:20220578
授業概要 小規模なネットワーク構築の実際
学校教育でのIT技術者養成やIT化に対応した新しい学習環境整備の研究,支援などを目的に設立されたNPO法人ILAの理事としてのネットワーク技術者育成プログラムの開発や,JICAでの発展途上国向けネットワーク技術者養成教員のトレーニングの経験から,これからのネットワーク利用者/技術者に必要な技術について授業を行うとともに,将来必要となるITスキルについても講義を行う。
授業のねらい・到達目標 現在のネットワーク環境や技術について説明できるようになること
小規模なネットワークを構築出来るようになること
簡単なネットワーク維持管理が出来るようになること
この科目は文理学部のディプロマポリシーDP3〜5及びカリキュラムポリシーCP3〜5に対応している
・情報機器等のネットワーク利用に際し,これまで知識と融合して理解・説明出来る(A-3-2)
・情報機器等のネットワーク利用に際し,これまでの知識を活用して自分で設定することが出来る(A-4-2)
・情報機器等のネットワーク利用に際し,これまでの知識を応用して問題対応することが出来る(A-5-2)
授業の方法 授業の形式:【講義】
学内共通LMS(学習管理システム)であるBlackboard(以下Bbと略)を利用して,授業資料・オンデマンド教材提示,課題提出や復習テストなどを行う。
補助教材としてBb以外の別途e-Learning教材も使用するが利用方法はガイダンス等で指示する。
資料等は授業の2日前までにBbに掲載するので授業期間内はこまめに確認すること。特に開講曜日の前日に連絡事項がないか確認すること。質問等掲示板経由で行うので,掲示板も確認すること。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学修を目安とする。
Bbのコースカタログで検索して自己登録すること。
留学生で入国出来ない場合は,第2回目授業までにメールで申し出ること。またコロナ罹患や発熱等の理由のため,対面授業に参加出来ない場合は授業日当日8:30までにメールで申し出ること。それぞれ個別に対応方法を指示する。
履修条件 コンピュータ・情報リテラシーを受講済み,または同等以上の知識があること。実習機器台数に限りがあるため,受講者数の調整を行う場合がある。詳細についてはコンピュータセンターによる履修案内や掲示などで確認すること。
授業計画
1 ガイダンス 授業内容説明 他のコンピュータ科目との関連など,およびICT環境の確認【オンデマンド授業】(A-3-2)
【事前学習】シラバスを確認し授業全体の流れを理解すること、前日までにBbに自己登録し連絡事項を確認すること (2時間)
【事後学習】ガイダンス時に説明したBbの利用法を確認し,授業時に指示した操作を完了しておくこと (2時間)
2 ネットワークの現状とこれから ネットワークエンジニアとして必要な知識【オンデマンド授業】
 現代の発展途上国を含めたネットワーク環境や今後の発展についてJICAでのトレーニング経験に基づいて解説する(A-3-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (2時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
3 ネットワーク構築基礎知識(1) 基礎用語 国際ネットワーク標準・データの取り扱いとセキュリティ【対面授業】
 ネットワーク構築に必要な用語や国際標準規格,ネットワーク上データの収集方法や分析,および情報セキュリティについて(A-3-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (2時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
4 ネットワーク構築基礎知識(2) ネットワークを構成する機器の動作原理【対面授業】
 ネットワーク構築時に必要なる機器の概要とその動作原理について(A-3-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (2時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
5 ネットワーク構築基礎知識(3) IPアドレスの設計 【対面授業】
 ネットワーク接続時の識別子となるIPアドレスの意味と割り当て方法について(A-3-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (2時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
6 ネットワーク構築基礎知識(4) ルータの構造と動作原理 【オンデマンド授業】
 ネットワークの必須機器であるルータについてその構造と動作原理について(A-3-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (2時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
7 ルーターの活用(1) ルータの初期設定【対面授業】
 ルーターの初期設定内容とその実際(A-4-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (2時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
8 ルータの活用(2) ルータによるアドレス配布【対面授業】
 ルータを用いたパケット転送の制御とその実際(A-4-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (2時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
9 ルータの活用(3) スタティクルーティング【オンデマンド授業】
 ルーティングプロトコルを利用しないパケット転送の原理とその実際(A-4-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (2時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
10 ルータの活用(4) ルーティングプロトコルとルーテッドプロトコル【対面授業】
 ルーティングプロトコルRIPの動作原理とその実際(A-4-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (2時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
11 ルータの活用(5) ルーティングプロトコルRIPについて【オンデマンド授業】
 RIPとスタティクルーティングを併用するルーティングの動作原理とその実際(A-4-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (2時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
12 ネットワークの冗長化【対面授業】
 ネットワーク障害への対策(A-5-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (2時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
13 複数のルーティング方法の活用と障害対策【対面授業】
 ネットワークの拡張と障害対策(A-5-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (2時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
14 Webテスト【対面授業】
 授業の理解度を確認する(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】これまでの授業内容を復習しておくこと (2時間)
【事後学習】Webテストで不明だった点を復習しておくこと (2時間)
15 まとめと解説【オンデマンド授業】
 授業のまとめとフィードバックを行う(A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】14回目までの学修内容を確認しておくこと (3時間)
【事後学習】フィードバック内容を確認すること (1時間)
その他
教科書 授業に必要な教材はLMS上で提供するので教科書の指定はしない
参考書 授業中に適宜紹介する
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(40%)、授業参画度:予習課題および復習テスト(60%)
当日8:30までに発熱等で対面授業に参加出来ない旨のメール連絡を行った受講生は、個別に指示した課題提出により当該授業出席・課題提出とみなし評価する。
オフィスアワー 授業終了時,またはBbからメールで連絡,日程調整の上実施。
備考 2限連続授業であるので注意すること

このページのトップ