文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 全学共通教育科目 > 自主創造の基礎
日本大学ロゴ

自主創造の基礎

このページを印刷する

令和4年度以降入学者 自主創造の基礎
令和2年度以降入学者 自主創造の基礎1
教員名 中瀬剛丸
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 全学共通教育科目
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
授業の形態 対面授業を原則とします。初回の授業については、対面授業とオンデマンド型の遠隔授業を併用します。対面かオンデマンドのどちらかの授業に必ず参加してください。また、この授業の前の金曜1限に設定されている「社会学の方法」の授業形態によっては、一部の回でオンデマンド型の遠隔授業に切り替える場合があります。変更する場合は、事前に、Blackboardを通じての連絡事項として周知します。
Blackboard ID 20230014
授業概要 新入生が「日本大学の歴史」「文理学部の歴史」「社会学科の歴史」を学びながら、本学の学生として身につけるべき学修・学習の姿勢・作法や技能を育成し、さらに社会学を体系的に学ぶための基礎を習得することがこの授業の目的です。
授業のねらい・到達目標 <知識><技能>
日本大学・日本大学文理学部・日本大学文理学部社会学科の歴史と特性を理解する。
大学での学修・学習を理解する。
大学の課題に取り組むための基本的知識を理解する。
レポートの書き方や資料の活用の仕方を理解する。
社会学の基礎を理解する
<学習目標>
【Target1】日大生としてのアイデンティティ
・日本大学について様々な角度から概観することで、本学で学ぶ意味や意義について、説明することができる。
・文理学部社会学科の特色を理解し、在学中の目標を定め、学びの意識を高めることができる。
【Target2】コミュニケーションとインクルージョン
・様々なコミュニケーションの在り方や特徴を説明することができる。
・セミナーの発表者として、自身の考えを適切に伝達することができる。
・他者の発表を傾聴することができる。
・多様な存在や価値観を受容し、尊重しながら、協働することができる。
【Target2】論理的・批判的思考とアウトプット
・グループまたは個人でセミナーのテーマを設定することができる。
・他者の意見を尊重しながら、批判的に自身の考えを見直し伝えることができる。
・ワークでの検討結果を論理的に構成し、他者へ説明することができる。
・他者の成果物に対して、自身の考えを説明することができる。
<能力>
上記の<知識><技能>の習得を経て,以下の<能力>を育むことが目標である。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1: 豊かな知識・教養に基づく高い倫理観)
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1: 論理的・批判的思考力)
・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1: 問題発見・解決力)
・新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる。(A-5-1: 挑戦力)
・親しい人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-1: コミュニケーション力)
・集団の活動において,より良い成果を上げるために,お互いを尊重することができる。(A-7-1: リーダーシップ・協働力)
・自己の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1: 省察力)

この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP1,DP3~8及びカリキュラムポリシーCP1,CP3~8に対応している。
授業の形式 講義
授業の方法 毎回のテーマについて、配布する資料や映像を活用しながら説明し、設定した課題について考察することを通じて学修を進めます。初回の授業までにBlackboardのコース登録をしてください。授業形態を変更する場合など、重要な連絡をBlackboardを通じて行います。
毎回の授業で提出を求める課題については、概ね翌週の授業で、複数の解答例を取り上げて、評価できる点や不十分な点を解説するなどのフィードバックを行います。
主体的な学修のため、授業での積極的な発言を求めます。
履修条件 社会学科の学生のみ履修可能
授業計画
1 「自主創造」を学ぶ意義(A-1-1) 
授業の進め方と成績評価の方法の説明
【事前学習】シラバスを確認し、この授業のねらいを把握する。 (2時間)
【事後学習】大学で何を学ぶのか、どのような活動をしていくかについて、自分の考えをまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業
2 日本大学の歴史と人材(A-1-1)
【事前学習】社長の出身大学にランキングを調べて、日大出身の社長が多い理由について、自分の考えをまとめる。 (2時間)
【事後学習】入学前に持っていた日本大学のイメージについて、大学の歴史を踏まえて検証する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 文理学部と社会学科の歴史と人材 (A-6-1,A-7-1)
【事前学習】文理学部と社会学科の卒業生の進路を把握して、整理する。 (2時間)
【事後学習】望ましい将来の姿について、自分の考えをまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 ビジネスパーソンにとっての社会学(A-8-1)
【事前学習】「社会学」はどのような学問なのかについて調べて、整理する。 (2時間)
【事後学習】データで根拠を示すことの重要性について、自分の考えをまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 アーティストにとっての社会学(A-1-1,A-5-1)
【事前学習】自分の好きな歌の歌詞から今の時代を読み解いて、整理する。 (2時間)
【事後学習】「社会学的想像力」の重要性について、自分の考えをまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 ジャーナリストにとっての社会学 (A-3-1)
【事前学習】最近の出来事で自分が気になっていることを5項目以上上げて、整理する。 (2時間)
【事後学習】社会の出来事に目を向けることの重要性について、自分の考えをまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 人前で話す基本(A-3-1)
【事前学習】自分の長所をアピールするためのスピーチを考える。 (2時間)
【事後学習】私的なおしゃべりと公的なスピーチの違いについて、自分の考えをまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 ワールド・カフェ(A-5-1,A-6-1,A-7-1)
【事前学習】「ワールド・カフェ」の趣旨を理解する。 (2時間)
【事後学習】日本大学にはどのような学部・学科があるのか、それぞれどんな特徴があるのかをあらためて確認しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 ワールド・カフェ(A-3-1,A-4-1)
【事前学習】活発な意見交換に貢献するために必要なことを整理する。 (2時間)
【事後学習】「ワールド・カフェ」を通じて得られた経験をもとに、大学で学ぶことについて、あらためて考える。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 学習の作法(1)分かりやすく文章にまとめる(A-3-1,A-4-1)
【事前学習】採用選考で求められる自己PRを400字程度でまとめる。 (1時間)
【事後学習】自分の長所についてつきつめて考えて、結論を20字程度にまとめる。 (3時間)
【授業形態】対面授業
11 学習の作法(2)深く考えるための文献(A-1-1,A-3-1,A-8-1)
【事前学習】先行研究や資料を調べることがなぜ重要なのかを整理する。 (1時間)
【事後学習】賛否の分かれる問題について、賛否の意見を踏まえて自分の考えをまとめる。 (3時間)
【授業形態】対面授業
12 学習の作法(3)文献の引用・参照(A-1-1,A-3-1,A-8-1)
【事前学習】文献の引用のルールを調べて、整理する。 (1時間)
【事後学習】適切な文献の引用を行った上で、自分の考えをまとめる。ておく。 (3時間)
【授業形態】対面授業
13 学習の作法(4)関連性と因果関係(A-5-1,A-6-1,A-7-1)
【事前学習】変数の相関について調べて、整理する。 (1時間)
【事後学習】調査データの分析と解釈の違いについて、自分の考えをまとめる。 (3時間)
【授業形態】対面授業
14 「自主創造パーソン」から学ぶ(A-5-1,A-6-1,A-7-1)
【事前学習】校友会誌「桜縁」で紹介されている卒業生の仕事ぶりを読んで、自分の参考にできる事例を見つける。 (2時間)
【事後学習】大学生活で自分をどう成長させるのか、目標と計画をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 総括・生き方としての「自主創造」(A-8-1)
【事前学習】幸せな仕事とはどういう仕事かについて、自分の考えをまとめる。 (2時間)
【事後学習】自分で選択することの重要性について、自分の考えをまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 教科書は使用しません。適宜資料を配布します。
参考書 参考書は授業中に紹介します。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:毎回の授業で出す課題(レスポンスペーパー、レポート、小テストなど)(100%)
毎回の授業で出す課題(レスポンスペーパー、レポート、小テストなど)によって授業参画度を評価します。課題の解答を総合して、A-2-1(世界の現状を理解し,説明する力)、A-3-1(論理的・批判的思考力)、A-4-1(問題発見・解決力)の修得状況を評価します。
オフィスアワー 授業についての質問は、Blackboardに掲示板を設けて対応します。
備考 状況によって授業形態や授業内容を変更することがあります。Blackboardの連絡事項を見逃さないようにしてください。
本講義では、学部横断ワークショップ(日本大学ワールド・カフェ)を6月4日(日)に対面で実施します(予備日・補講6月11日(日))。詳細は決定後に連絡します。

このページのトップ