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美術史

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令和2年度以降入学者 美術史
令和元年度以前入学者 美術史
教員名 郭在祐
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分
授業形態 対面授業
Blackboard ID 20230085
授業概要 韓国美術(史)の流れを日本美術(史)と比較しながられ歴史的・社会的・文化的背景と共に論じる。
隣国である韓国の美術(史)を通じて歴史、美術を理解し、基本的な知識を学びます。各時代の社会的・文化的背景を基に三国時代から朝鮮王朝時代、近代、現代の絵画を中心に代表的な作例を取りあげて説明する。そして、日韓美術を比較しながらその展開を捉えていくことを課題にする。
授業のねらい・到達目標 経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1)
仮説に基づく課題や問題を提示し、客観的な情報を基に、論理的・批判的な考察することの重要性を説明できる。(A-3-1)
自己の学修経験の振り返りを継続に行うことができる。(A-8-1)
この科目は文理学部のDP及びCP1,3,8に対応している。
授業の形式 講義
授業の方法 授業の形式:【講義】パワーポイントを利用して、講義形式で行う。
各回の講義テ-マを中心にしながら多くの美術作品をスライドを通して理解を深めることを考える。
予習・復習の課題について、事前に案内する。それに従い授業中の小テストやレポートについては翌週に提出する。
フィードバックの方法は授業内で提示する。
履修条件 CHIPSによる抽選を行う。
韓国美術や歴史、文化について興味があって学習したいそして、活かしたい気持ちが強い受講生。例え、美術館学芸員、博物館学芸員を目指す受講生。そして、人数によって履修抽選をする。
(基本的に対面授業に参加できる学生のみ履修可能)
授業計画
1 ガイダンス(各回講義のテ-マや目標及び授業の方法について細かく説明する)
【事前学習】シラバスを事前に確認すること。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を認識し、関連知識を深める。 (2時間)
【担当教員】郭在祐
【授業形態】対面授業
2 どうしてこの講義を受講することになったのか明確にね確実な考えをディスカッションする。
【事前学習】受講する理由を考えてくる。 (2時間)
【事後学習】整理する。 (2時間)
【担当教員】郭在祐
【授業形態】対面授業
3 韓国の美①-韓屋(ハンオク)について:韓屋の空間構造と建築構造-
【事前学習】韓国の家屋に関する文献を調べ目を通してくること。 (2時間)
【事後学習】学習した内容を整理する。 (2時間)
【担当教員】郭在祐
【授業形態】対面授業
4 韓国の美②-オンドルとマル(床)-
【事前学習】韓国のオンドルについて調べる。 (2時間)
【事後学習】現在の床暖とオンドルの相違を考えてみる。 (2時間)
【担当教員】郭在祐
【授業形態】対面授業
5 韓国の美③-日本・中国伝統家屋との比較-
【事前学習】日本と中国の家屋の文献を調べ目を通してくること。 (2時間)
【事後学習】東アジアの韓国・日本・中国の家屋の相違点を整理する。 (2時間)
【担当教員】郭在祐
【授業形態】対面授業
6 韓国と日本家屋の異なる空間構造からみられる-屏風-
【事前学習】韓国の生活の中でみられる屏風について文献を調べること。 (2時間)
【事後学習】学習後韓国の家屋造りから屏風の必要性を理解し、整理する。 (2時間)
【担当教員】郭在祐
【授業形態】対面授業
7 韓国と日本家屋の異なる造空間構造からみられる-襖-。
【事前学習】日本の襖とは、その役割はなんであるかを調べてくること。 (2時間)
【事後学習】両国間の異なる家屋構造を比較し整理する。 (2時間)
【担当教員】郭在祐
【授業形態】対面授業
8 民画について
【事前学習】民画について事前予習をする。 (2時間)
【事後学習】韓国と日本の庶民の生活観をそれぞれに考えてみる。 (2時間)
【担当教員】郭在祐
【授業形態】対面授業
9 韓国との出会い-日本人画家の活動-
【事前学習】近代韓国絵画について調べ予習をする。 (2時間)
【事後学習】当時の韓国地で日本人画家たちの活動について考える。 (2時間)
【担当教員】郭在祐
【授業形態】対面授業
10 朝鮮王朝の絵画と日本
【事前学習】日本室町時代絵画の文献や図録などを調べ予習をする。 (2時間)
【事後学習】両国の関連性を考えてみる。 (2時間)
【担当教員】郭在祐
【授業形態】対面授業
11 安堅『夢遊桃源図』について
【事前学習】この作品を調べ予習する。 (2時間)
【事後学習】この作品の描かれた経緯を考えながら整理する。 (2時間)
【担当教員】郭在祐
【授業形態】対面授業
12 契会と契会図
【事前学習】契会の意味を調べること。 (2時間)
【事後学習】日本との関連性を考えてみる。 (2時間)
【担当教員】郭在祐
【授業形態】対面授業
13 韓国と日本の作品比較
【事前学習】両国の様々なジャンル別の作品を調べる。 (2時間)
【事後学習】両国の作品の共通性と相違点を改めて考えてみる。 (2時間)
【担当教員】郭在祐
【授業形態】対面授業
14 日本と韓国の文化や美術についてディスカッションをする。
【事前学習】復習として疑問、質問などを考えてくる。 (2時間)
【事後学習】内容を各自整理する。 (2時間)
【担当教員】郭在祐
【授業形態】対面授業
15 総括-全体の韓国の美を考える。(A-1-1)(A-3-1)(A-8-1)
【事前学習】総合的に韓国の美や文化を考える。 (2時間)
【事後学習】日本の美との相違点を考える。 (2時間)
【担当教員】郭在祐
【授業形態】対面授業
その他
教科書 教科書は使用しない
参考書 一回目のガイダンス時に参考文献プリントを配る。
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業内テスト(20%)、授業参画度:授業内での発言やコメントなど(30%)
オフィスアワー kwack.j.w@jcom.home.ne.jp

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